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「このレースに関しては勝負はピットストップだったと思います」第6戦決勝記者会見

2023.07.16

決勝 優勝 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
 
「本当に素晴らしいレースだったと思います。今週はもっと暑くなると思って、そのつもりでクルマを作ってきたんですけど、気温が低く、湿気が高い非常に“ユニーク”なコンディションだったと思います。そのなかで今朝から調整して、いいクルマに仕上げることができました。
このレースに関しては勝負はピットストップだったと思います。素晴らしいピットストップのおかげで優勝することができたので、チームに感謝したいと思います。
残りの3戦(2大会)は非常に重要だと思っています。次のもてぎは僕自身にとって初めてになるので、オンボードの研究をしたり、できる限りの準備をしていきたいと思います。そうしてできる限りのポイントを獲得して、チャンピオンシップを戦う状況を(最終戦の)鈴鹿までもっていきたいと思っています。鈴鹿はすでに走っているので、そこでチャンピオンを確定できたらいいなと思っています」
 
決勝 2位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 
「結果的に本当に悔しいレースになってしまいました。ピットストップのタイミングが(勝利を)逃してしまったポイントだと思うんですけど、それ以上にリアム(ローソン)選手のペースが速かったので、僕たちのペースに足りない部分があったかなと思っています。(リアム選手との)ガチンコ勝負に負けたと思いますし、戦略も総合力も(彼らの方が)先をいっていたなと思うので、レースとしては正直、完敗だと思います。
ただ、ネガティブなことだけじゃなくて、ポジティブなことも多くて、富士でポールポジションを獲れたこともそうですし、レースでは負けましたけど、ここまでのレースができたことはチームにとっても僕自身にとっても1ステップ進めたと思っているので、これを次の糧にして頑張りたいと思います」
 
決勝 3位 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
 
「終始苦しいレースでしたが、ホンダ勢と争う機会がいつも以上に多くて、彼らのどこが強くて僕らが足りないのかということが明確に分かったレースだったので、そこはすごく収穫があったと思います。この富士で決勝で追い上げられたということはすごくポジティブですし、トヨタ勢のなかで予選/決勝ともにトップで終えられたので、その部分でもすごく収穫のあったレースでした。
次のもてぎは去年も苦しいレースになりましたし、一番苦手なコースなので、もてぎでもしっかりベストを尽くすだけだと思っています。(最終戦の)鈴鹿は第3戦で優勝しているサーキットですが、次回は2戦あって、土曜日がいいから日曜日もいいとは限らないので、1戦1戦本当にベストを尽くして、変に気負わずに頑張りたいと思います」
 
優勝チーム監督 田中洋克(TEAM MUGEN)
 
「リアム(ローソン)の方は持ち込みからいい感じでマシンがバランスしていて、週末を通して、速いペースを保てていたかなとは思います。ある程度速さがあれば、リアムはタイヤのマネージメントも上手ですし、レースも強いので勝てるんじゃないかなと。予選さえある程度前にいければ、我々のペースで走れるので勝てるんじゃないかなという思いはありました。
メカニックの作業やエンジニアのピットインの判断、今日は(それが)本当にハマって、いいレースができて、優勝することができました。前回のSUGOではちょっと狙いすぎて優勝できなかったんですけど、そのへんをうまく修正して戦えたかなと思います」
 

 
BRM Winners AwordとしてViron Japan株式会社 滝川代表取締役CEOより特製クロノグラフが贈呈された
 

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