2013 Formula Challenge
2013フォーミュラチャレンジ・ジャパンRd.10-11-12
公式予選 11月09日(土)
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ) 第10戦、第11戦の公式予選が11月9日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。
FCJの2013シーズンもいよいよ最終ラウンドを迎えた。この大会を最後に休止となるFCJだが、今回も#16柴田隆之介、#17久保凛太郎、#18浅原悠貴の3名のドライバーがスポット参戦することになった。一方で今季で2シーズン目を迎え、最近ではすっかり上位に定着していた#7ナニン・インドラ・パユーングは残念ながら学校の試験と日程が重なったため、学業を優先して欠場。今回は#8清原章太も欠場し、トータルの参加台数は15台となっている。また今回は2日間で3レースが予定されており、第10戦、第11戦は15分間の公式予選を実施、第12戦については第11戦決勝レース中のベストラップの順でグリッドを決めることになった。
その大会第1日目は晴天に恵まれ、絶好のコンディションのもと8時30分より第10戦の公式予選が始まった。走り始めの時点でトップを争っていたのはポイントリーダーの#3篠谷大幹とSRS-F 出身の#5石川京侍。ともに2分3秒台前半のタイムを序盤から記録していたが、残り5分となったところで#5石川が2'02.911 と2 分2秒台に入ってきた。しかし残り3分迄後僅かというところで#1 山下健太が2'02.750 と2人を上回るタイムを叩き出してトップに。さらに#1山下はその次の周で2'02.584 までタイムを縮めてポールポジションを獲得。#5石川も自己ベストタイムを更新したものの、2'02.878 に留まった。その他、今季スーパーFJ では連戦連勝の大活躍で先月F1日本GPと併催されたS-FJチャレンジカップでも優勝した#2根本悠生が4番手タイムを記録してセカンドローを確保している。
第10戦の公式予選終了から10分間のインターバルをおいて8時55分より第11戦の公式予選が始まった。ここでは#11坪井翔、#3篠谷の順でトップが入れ替わったが、残り時間1分でまたしても#1山下が2'02.517 を叩き出し、トップに躍り出た。続いて#4高橋翼が2番手、#5石川が3番手のタイムを終盤に記録。ここまでが2分2秒台で2'03.144 の#3 篠谷が4番手、#2根本が5番手という結果になった。これにより#1山下は2連続ポールで2ポイントを獲得、シリーズトータル33ポイントでリーダーの#3篠谷との差を9ポイントまで縮めた。
また、スポット参戦組の結果は過去にシリーズ参戦の経験がある#16柴田が12位、9位と健闘。今季S-FJもてぎ選手権のチャンピオンを獲得した#17 久保が13 位、14 位、これが四輪レース2戦目となる16歳の#18浅原はともに最後尾からのスタートとなった。