Formula Challenge Japan official website

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2011 Formula Challenge

Round10/11SUZUKA CIRCUIT

  • img
    鈴鹿サーキット:5.807 km

  • 2011年10月7日(金)
    2011年10月8日(土)
    2011年10月9日(日)
  • :公式予選
    :第10戦 決勝 [10 Laps : 58.070 km]
    :第11戦 決勝 [10 Laps : 58.070 km]

Race

2011フォーミュラチャレンジ・ジャパンRd.10
決勝レース 10月8日(土)

石井一也がF1の大観衆の前で今期2勝目を飾る

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フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第10戦の決勝レースが10月8日(土)、9時30分より鈴鹿サーキットで開催された。

F1日本グランプリのサポートイベントとして行われる今回は周回数もいつもとは違い、10周の超スプリント。更にここでの自己ベストタイムがそのまま明日の第11戦のグリッド順となる。
こうした課題を抱えながら各ドライバーは一旦西ストレートに整列、スタート3分前にホームストレート上のスターティンググリッドへ向かった。

ところがここでポールシッターの#11石井一也が、タイヤに付着したごみを取り除こうと車体を振り回していて姿勢を乱し、130Rでスピン。更に後方では#7小河諒が#13柴田隆之介に追突するという波乱が立て続けに起きる。石井はすぐにコースに復帰して自分のグリッドに就いたが、小河はフロントウィングを傷めてしまい、そのままレースを終えてしまった。

スタートでトップに立ったのは2番手スタートの#2山田真之亮。今季初参戦の山田はこれが始めてのフロントロースタートだったが、ポールの石井がクラッチミートを少しミスしてホイールスピンさせてしまうのを尻目に真っ先に1コーナーに飛び込んでいった。2位は石井、3位には予選5番手の#3近藤翼が上がってきたが、近藤にはジャンプスタートの裁定が下り、30秒のタイム加算が課せられてしまった。
以下、#9勝田貴元、#8元嶋佑弥、#4平川亮の順で1コーナーを通過。さらに平川はこの周の130Rで元嶋を抜いて5位に浮上する。

スタートで山田の先行を許した石井だったが、落ち着いて山田の隙を伺いながら周回を重ね、5周目のシケインでハードブレーキングを敢行、山田のインに飛び込んでトップを奪い返した。
初めてのフロントロースタート、初めてのトップということで緊張したという山田はその後も細かいミスをいくつかしてしまったようで、石井に抜かれた後は徐々に引き離されてしまい、9周目のシケインでアウトから近藤に抜かれてしまった。
しかしこの時点で既に近藤にはペナルティが出されていたため、見かけとは違って山田は依然として2位を走行していたことになる。
その後方では勝田がファステストラップを記録しながら徐々に間隔を詰めてきていた。

トップの石井は終盤独走状態となったが、ゴール寸前の最終コーナーでまさかのコースアウト。あわやクラッシュかと思われたが何とか立て直し、そのままトップでチェッカーを受け、今季通算2勝目を挙げた。
2位にはこれが初めての表彰台となる山田、3位には勝田がつけた。

次回第11戦は明日の朝11時より同じく10周で行われる。




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優勝:石井一也
「今回はF1のサポートレースということで、スケジュール調整の大変な中でFCJを組み込んでいただけたことに感激していますし、関係者の皆さんに感謝しています。スタートではクラッチミートをミスしてしまい、ホイールスピンをさせてしまって、山田選手に前に行かれてしまいました。でも落ち着いて走れば絶対抜けると思っていましたし、シケインには自信があったので少し無理かなと思いましたがインに飛び込みました。前回鈴鹿で優勝したときは、セーフティーカーに先導されてのゴールだったこともあり、感動も今ひとつでしたが、今回はチェッカーが見えたときにものすごく感動しました。感動してしまってラインを外してしまいました。
今日はスタートで悔しい思いをしたので、明日のレースでは完璧な、今までで一番のスタートを決めたいと思います」

2位:山田真之亮
「F1のサポートイベントで走れることに感謝しています。初めてのフロントローということで緊張しましたが、トップを狙う思いでスタートしました。今までの最高位は8位だったので、トップを走ることになってあがってしまい、いくつもミスをしてしまいました。明日はミスを減らして優勝を狙いたいです」

3位:勝田貴元
「F1という年に一回の大イベントで走れることに感謝しています。ここまで富士、鈴鹿とうまくいかなくて苦しかったのですが、家族に支えられ、アドバイザーさんをはじめ周囲の皆さんに助けていただけたことが今回の結果に繋がったと思います。序盤にフロントタイヤを傷めてしまい、タイヤがオーバーヒート気味になっていましたが、それでも3位になれたのは、アドバイザーの皆さんのアドバイスが活きたからだと思います。明日はおそらくポールポジションからのスタートになると思いますが、気負わずに頑張ります」

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