2012 Formula Challenge
2012フォーミュラチャレンジ・ジャパンRd.10-11-12
公式予選 11月3日(土)
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第10戦の公式予選が11月3日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。
FCJの2012シーズンもいよいよ最終ラウンド。
ここまでのポイントランキングは、参戦3年目の#4平川亮が76ポイントでトップ。これをルーキーの#10松下信治が67ポイントで追い、ここまで44ポイントを獲得している#12高星明誠の3人までが計算上チャンピオンの可能性を残している状況だ。
今週の鈴鹿大会では3レースが予定されており、#10松下にも充分自力でのチャンピオンは可能だ。
その第1レース、第10戦のスターティンググリッドを決める公式予選は、この日最初の走行セッションとして8時50分より30分間で行われた。
天候は曇り、路面はドライで、肌寒さを感じさせる中での走行となったが、各ドライバーとも開始早々から好タイムを記録した。中でもポイントリーダーの#4平川は2周目にいきなり2'01.513と、それまでのコースレコード2'02.027を大幅に上回るタイムを叩き出すと、その後も順調にタイムをあげて2'01.257を記録すると、15分以上を残して早々にピットイン、タイヤの温存を計る作戦に出た。
2'01.588を記録して2番手につけた#3篠谷大幹も同様の作戦だ。
一方、#4平川とタイトルを争う#10松下はタイムアップを狙ってセッション後半に再アタックを行ったが、2'01.735で3番手に留まった。
結局このセッションでは#4平川の他、2番手の#3篠谷、3番手の#10松下、4番手の#13藤波清斗、5番手の#12高星までの計5人がコースレコードを上回る2分1秒台を記録。最後尾の20番手まで2'03.223で1.966秒差という大変な接戦となったが、残念ながら予選4番手の#13藤波、6番手の#1川端伸太朗、12番手の#6ナニン・インドラ・パユーングの3名はピットレーン速度違反により3グリッド降格の裁定が下されている。
第10戦決勝はこのあと11時50分より10周で行われる。