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2013 Formula Challenge

Round8FUJI SPEEDWAY

Race

2013フォーミュラチャレンジ・ジャパン Rd.9
決勝レース 8月25日(日)

雨の中を#11坪井翔が独走、今季2勝目を挙げる

フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の第9戦決勝が8月25日(日)、富士スピードウェイで行われた。

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コースは完全なウェット状態。この影響で、この日最初に行われたポルシェGT3カップチャレンジジャパンの公式予選で赤旗中断があり、FCJの決勝スタートも当初予定より10分遅れ、8時35分にフォーメーションラップを開始した。

スタートでトップに立ったのは昨日の第8戦優勝の#8清原章太。
ポールポジションの#9道見ショーン真也は1コーナー立ち上がりでスピンしたため11位に後退、変わって予選3番手スタートの#11坪井翔が2番手、3番手には#3篠谷大幹がつける。
ところが#8清原も2周目のコカ・コーラコーナーで縁石に乗ってスピンしてしまい、すぐコースには復帰したものの3位に後退、これで#11坪井がトップに立った。

序盤から1分56秒台のハイペースで周回を重ねた#11坪井は2位#3篠谷との差を徐々に広げていく。
#3篠谷も4周目に1分56秒台のラップタイムを記録するが、#11坪井との差は縮まらない。5周目には3.1秒、10周目には6.5秒と#11坪井のリードは着実に広がっていった。

一方、3位を走行していた#8清原は12周目の最終コーナー手前でコースアウトしそうになり、懸命に立て直しを計ったがスピン、この間に#1山下健太、#2根本悠生に前に行かれてしまった。
3位に浮上した#1山下は徐々に#3篠谷との差を縮めていき、15周目には1.7秒差にまで迫った。
タイヤの内圧の関係からか、レースが進むにつれてマシンバランスの悪化に苦しい走りを強いられていた#3篠谷は16周目の最終コーナーでアウトに飛び出してしまい、その結果#1山下は2位に浮上する。

こうした中、トップの#11坪井は終始ファステストラップ獲得を意識した攻めの走りで後続を突き放し、最後は2位の#1山下に14秒もの大差を付けてチェッカーを受け、開幕戦以来の今季2勝目をものにした。
2位は#1山下、3位には#3篠谷がつけた。

なお、ファステストラップは予選13番手からスタートした#5石川京侍が8周目に記録。
#5石川は後方スタートながら着実に順位を上げ、レース中盤以降は#14藤波清斗と抜きつ抜かれつのバトルを展開、最終的に6位でフィニッシュしている。

この結果、ポイントランキングは#3篠谷大幹が42Ptで依然としてトップ。#4高橋翼が2戦ともノーポイントに終わったため、リードを8Ptに広げた。#5石川京侍は#1山下と同率3位となった。

しかし次の最終ラウンド、鈴鹿大会は3レース開催。計算上はランキング10位の#7ナニン・インドラ・パユーングまでチャンピオンの権利が残っている。FCJとして最後のレースは11月9-10日開催だ。

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優勝:坪井 翔
勝ったのは正直言って雨が降ったお陰です。序盤からペースが良くて、2番手を走行していたら前の選手がスピンしたので、トップに立つことが出来、あとはファステストラップを狙って走りました。
後ろがどんどん離れていったので、それ以降はミラーを見ずに、ファステストラップを獲得することだけを考えて走りました。
フォーメーションラップの感触で「いけるな」と思ったので、とにかくミスをしないように心がけて走りました。まだ残り3戦あるので、気を引き締めて頑張ります。


2位:山下健太
昨日のドライの状況では表彰台どころか入賞も出来なかったので、今日もし表彰台に上がるとしたら、雨のレースしか無いと思っていました。
実際始まってみるとグリップが凄く悪くて、すぐコースアウトしそうになる状態だったので、全力で走るのではなく、少しペースを抑えてコースに留まれるように安定してラップを刻めるように心がけて走りました。
最初はスタートで数台抜こうと考えていました。雨のレースは自信があったんですが、思ったほどペースが上がらなくて苦労したので、1周の速さではなく、最後までミス無く走るように心がけました。

3位:篠谷大幹
4番手からのスタートでしたが、順調に1台パスすることができました。2番手に上がってからは限界まで攻めていたんですが、終盤に集中を切らして最終コーナーで飛び出してしまい、悔しいです。
レースが進むにつれて、タイヤの内圧が路面と合わなくなり、バランスも悪化しました。次の鈴鹿は3戦あるので、気を引き締めて頑張ります。


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