Formula Challenge Japan official website

2013 Formula Challenge

鈴鹿サーキット：5.807 km
2013年11月09日(土)
2013年11月10日(日)
：公式予選／第10戦・第11戦決勝
：第12戦決勝

Race

2013フォーミュラチャレンジ・ジャパン Rd.10
決勝レース　11月09日（土）

#1山下健太がポール・トゥ・ウィンでシリーズ単独トップに！

フォーミュラチャレンジ・ジャパン（FCJ）第10戦の決勝レースが11月9日（土）、鈴鹿サーキットで行われた。

2日間で3レースという日程の今大会最初の決勝レースはスタートがディレイとなったため当初予定の12 周から1周減算となり、11周で行われた。
天候は曇り。コースはドライで、各車リヤウィングを予選時より1段階立てての走行となった。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#1山下健太。予選2番手の#5石川京侍とサイド・バイ・サイドの状態になったが、何とかトップで1コーナーをクリア。しかしこの隙に2位に予選3番手の#4高橋翼が#5石川をかわして2 位に浮上。#1山下のすぐ後ろにつけて周回を重ねていく。レース序盤はこの3台が接近戦を演じていたが、5周目の逆バンクで#4高橋がアウトに膨らんでしまい、トップとの差は一気に開いてしまった。

その後#4高橋は後ろから仕掛けてくる#5石川とのドッグファイトを展開。6周目の1コーナー、7周目のスプーンと#5石川が並びかけてきたものの、#4高橋は落ち着いてこれを押え込み、2位のポジションをキープ。この間にトップの#1山下は後続との差を1.5秒程度迄広げてファイナルラップに入り、ここでこのレースのファステストラップを記録して今季2勝目を挙げた。これにより#1山下の獲得ポイントは予選での2連続ポールの2ポイントとファステストラップの1ポイントを加えてトータル44ポイントとなった。

一方、第9戦までに42ポイントを獲得してポイントリーダーで最終大会に臨んだ#3篠谷大幹は予選5番手からスタートで順位を一つ上げ、レース前半は4位を走行していたが、6周目のシケインでシフトダウンがうまくいかずにコースアウト。この影響で、最終コーナーで#11坪井翔、つづく7周目の1コーナーで#6三笠雄一に抜かれて6位に終わってしまった。これにより#3篠谷の獲得ポイントは43となり、僅か1ポイントさながら#1山下がここでトップに立った。

また、今回スポット参戦した#16柴田隆之介は11位、#18浅原悠貴は途中立体交差下でスピンするなど苦しい走りとなったが14位で完走を果たした。しかし#17久保凛太郎は8周終わりでピットへ戻り、そのままリタイヤとなっている。

優勝：山下健太
昨日、一昨日の合同テストから調子がよく、予選も2つともポールポジションが獲れました。スタートは失敗しましたが1コーナーをトップで入れて、そのまま逃げ切りました。残り2戦ありますが、2つとも勝てるよう踏ん張ります。（リヤウィングの変更について）乗っていて少しアンダー気味にはなりましたが、上手く合わせられたかな、と思います残り2 戦、何があるか判らないので、気を引き締めて頑張ります。

2位：高橋　翼
スタートは失敗してしまって、ポジションダウンしそうになりましたが、1コーナーで1台抜くことが出来たのは良かったと思います。中盤から後半にかけて自分のペースが悪く、ミスも目立ったレースだったので、次への課題が残りました。次のレースはフロントローからなので、スタートを決めて勝ちたいと思います。（リヤウィングの変更について）そんなに気にはならなかったんですが、少し合わせきれなかったかなと思います。残り2戦着実にポイントを獲って、最後はチャンピオンで終わりたいと思います。

3位：石川京侍
中盤のペースは良かったし、残り2戦あるので、多分大丈夫だと思うので、優勝を狙って頑張ります。（リヤウィングの変更について）個人的には今のセットの方が好みですが、予選のセットでも対応できているので次のレースも大丈夫です。ポイント差はありますが、最後まで何があるか判らないので確実にポイントを獲って頑張ります。