2013 Formula Challenge
2013フォーミュラチャレンジ・ジャパン Rd.11
決勝レース 11月09日(土)
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第11戦の決勝レースが11月9日(土)午後、鈴鹿サーキットで行われた。
コースレコード連発で大いに盛り上がったスーパーフォーミュラ第7戦の興奮も醒めやらぬ中、第11戦決勝は15時30分より12周で行われた。
午前中の第10戦と同じく天候は曇り、コースはドライだ。
ホールショットを奪ったのはまたしてもポールシッターの#1山下健太。
#4高橋翼が2番手で続くその後方では、#5石川京侍と#2根本悠生が並走状態のまま1-2コーナーを抜けていった。
続くS字コーナーの一つ目で一旦は#5石川の前に出た#2根本だったが、残念ながら後にジャンプスタートの裁定が下され、ドライビングスルーペナルティを受けることになった。これにより最後尾から追い上げることになった#2根本だったが、その状況の中でこの日3番手のラップタイムを記録、明日の決勝をセカンドローからスタートする権利を勝ち取った。
また、オープニングラップを5番手で戻ってきた#11坪井翔も4周目でコースアウトしてしまい、8位に後退。
これにより一時6位まで下がっていた#3篠谷大幹が4位に浮上する。
トップ2台は付かず離れずの距離を保ったまま周回を重ねていたが、レース後半になって#4高橋のペースが上がらなくなってきたため、#1山下はそのままトップで12周を逃げ切り、2戦連続でポール・トゥ・フィニッシュを達成。
更に5周目にファステストラップも記録して、シリーズポイントを55まで伸ばした。
2位には#4高橋。3位に#5石川がつけ、#3篠谷は4位でレースを終えたため、ポイントランキングでは#4高橋が2位に浮上、#1山下とは7ポイント差の48ポイントで明日の決勝に臨むことに。
3位に後退した#3篠谷もまだ46ポイントと逆転の可能性を残している。
また、このレースのベストタイム順で決まる明日の第12戦決勝のスターティンググリッドは、ポールポジションが#1山下、2番手に#5石川、3番手#2根本、4番手#4高橋、5番手#3篠谷となった。
しかし明日の天気予報では雨が予想されており、まだまだ波乱が起きる可能性は否定できない状況だ。
第12戦決勝は明日の朝8時30分より17周で行われる。
優勝:山下健太
第10戦ではスタートを少し失敗しましたが、今回も完璧ではありませんでした。それでもトップで1コーナーに入ることができたので、あとは後ろとの間隔を見ながら走りました。明日は天候がどうなるか判らないし、何が起きるのか判りませんが、また勝てるように頑張ります。
残り1戦ですが、リタイヤしてしまったら今日勝った意味が無くなるので、確実に、順位を落としてでもちゃんと這い上がってポイントを狙っていきます。
2位:高橋 翼
スタートは上手く決まりましたが、抜くまでには至りませんでした。後半ペースが遅くなってしまい、タイムが伸びませんでした。明日は雨かもしれませんが、自分の精一杯の力を発揮して、チャンピオンを狙っていきます。
第10戦から第11戦の間にタイヤの内圧を変えてみたんですが、それが上手く決まりませんでした。
3位:石川京侍
スタートは失敗しなかったんですけど、2コーナーで4番手の選手に抜かれてしまいました。その3番手の選手に引っかかってペースを挙げられずにいる間にトップ2の選手に離されてしまいました。3位に上がってからはペースも悪くなく、速かった方だと思うので、明日は雨かもしれませんが、まだ勝ってないので最後は優勝して終わりたいと思います。
明日は多分2番手からのスタートだと思いますし、鈴鹿のコースは抜き難いので、スタートでは最低でもポジションキープ、うまくいけばポジションアップをして最後まで諦めずに走れば優勝出来ると思うので、頑張ります。
合同テストの状況は悪かったんですが、金曜日から今日にかけて調子は上がっていると思います。