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Rd.8 SUGO

  • 公式予選:2009年9月26日(土)
    決  勝:2009年9月27日(日)
  • スポーツランドSUGO:3.704km
    決勝レース:3.704km×62Laps = 229.648 km

Free Practice

有終の美を手にできるか!? ロイックがトップタイム
またもNAKAJIMA RACINGの1-2体制。トレルイエとロッテラーがそれに続く

photo No.31 ロイック・デュバル
2009-08-30 □天候:曇 コース:ドライ

 逆転のタイトルに向け、No.32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が執念のポールポジションを獲得した予選から一夜明け、フォーミュラ・ニッポン第7戦は、いよいよ決勝日となる8月30日(日)を迎えた。

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No.32 小暮卓史
 いよいよ今季の最終レース、フォーミュラ・ニッポン第8戦決勝が目前に迫った。夏を思わせるような昨日の予選から一転、すっかり秋めいた涼しい朝を迎えたスポーツランドSUGO。今日は終日、天候の崩れなどはないものの、あまり気温が上がらないと予想されている。
 そのようなコンディションの中、午前9時45分からは、決勝の行方を占う30分間のフリー走行が行なわれた。このセッションが開始された時点で、SUGO の上空はどんよりとした曇り空。気温は18度、路面温度は22度だった。しかも、セッション開始の1時間ほど前には、雨もパラついている。

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No.2 ブノワ・トレルイエ
 コースがオープンされると、間もなく全ドライバーがユーズドタイヤを装着してコースイン。決勝に向けてのマシンセットアップを確認して行く。また、昨日と比べて気温が低い分、各車燃料消費量が増える方向。そのため、どのドライバーもエンジンマップを切り替えながら、燃費の確認も行なった。今回のレースでは、ピット作業の義務付けはない。そのため、無給湯で走り切れるのか、それとも給油をしなければ走りきれないのかなど、燃費によって戦略も変わってくるからだ。
 そのセッション序盤から、精力的にタイムを出していたのは、No.8 石浦宏明(Team LeMans)。チームメイトのNo.7 国本京佑(Team LeMans)も同様に序盤からプッシュを見せる。その後、この2人を上回ってきたのは、No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)やNo.31 ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)、No.2 ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)だった。ちょうどこの頃、コントロールラインでウェット宣言が出される。これは1コーナーとハイポイントコーナーで再び雨がパラついたため。これは、競技団が念のために出したもので、実際には大きな天候の崩れはなし。その後も全車スリックタイヤでの走行を続けている。

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No.36 アンドレ・ロッテラー


 その直後、チームメイトのデュバルに次ぐタイムを出してきたのは、No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)。NAKAJIMAの2台は、ベストタイムを出したあとも、1分08秒台のタイムを連発。決勝向けに燃料を多く搭載したマシンでも、他を圧倒する速さをみせている。最終的にこの2台に続いたのは、トレルイエとロッテラー。この2人も連続周回で1分09〜10秒台で安定したタイムを刻んでいる。さらに、終盤自己ベストを塗り替えたNo.41 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)、石浦、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを争っているNo.37 大嶋和也(PETRONAS TOM'S)と続いた。大嶋と争っているNo.10 塚越広大(HFDP RACING)は、このセッション10番手に留まっている。
 決勝レースでは誰がどのような作戦を取るのかが最大の焦点。一方、オーバーテイクが非常に難しいと言われているSUGOだけに、スタートも見所のひとつだ。いずれにしても、今年のフォーミュラ・ニッポンは、これが最後のレース。それだけに、どのドライバーも納得の行く戦いをしたいと願っているのは間違いない。そんなドライバーたちの気持ちがにじみ出る迫力の一戦に、ぜひ期待してほしい。

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No.41 伊沢拓也
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No.8 石浦宏明

◇   ◇   ◇

フリー走行トップタイム No.31 ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)
日曜の朝は、周りのみんながどんなコンディションで走っているのかわからないんだけど、とにかく僕たちは午後の決勝のために、セッティングの確認をしたり、自分たちの作戦をどうするのがいいのかを考えながらセッションを走っていたんだ。クルマはパーフェクトとはいえないものの、悪くはないよ。いいと思う。クルマはガソリンの量に関係なく、バランスもいいよ。試した中から決勝に向けてのいい作戦を立てていきたいね。

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