Formula Challenge Japan official website

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2011 Formula Challenge

Round8/12/13/14TWIN RING MOTEGI

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    ツインリンクもてぎ:4.801 km

  • 2011年11月5日(土)


    2011年11月6日(日)
  • :公式予選
    :第8戦 決勝 [12 Laps : 57.617 km]
    :第12戦 決勝 [12 Laps : 57.617 km]
    :第13戦 決勝 [18 Laps : 86.425 km]
    :第14戦 決勝 [18 Laps : 86.425 km]

Race

2011フォーミュラチャレンジ・ジャパンRd.13
決勝レース 11月6日(日)

勝田貴元が2連勝を飾りポイントランキングでもトップに浮上

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フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第13戦の決勝は、11月6日(日)8時30分よりツインリンクもてぎで行われた。終始ドライで行われた5日の第8戦、第12戦と異なり、前夜から今朝にかけて降った雨のため、6日のコースコンディションはウェットに変わってしまった。
ツインリンクもてぎは3月の震災によりコース改修を余儀なくされたが、それ以降ウェットコンディションでFCJが走行する機会はなかったため、第13戦の決勝を前に急遽3周の試走を行うことが決まった。各ドライバーはレインタイヤを装着し、アウトラップを含んで計3周をコース確認とタイヤのウォームアップに充て、そのままグリッドへ。

こうして18周の決勝レースは定刻にスタートした。ホールショットを奪ったのはポールポジションの#9勝田貴元。2番手#3近藤翼、3番手#4平川亮と、ここまではスターティンググリッドの順で1コーナーをクリア。しかし4番手スタートの#12高星明誠は出遅れて後方に飲み込まれ、1周目を10位で戻ってきた。変わって7番手スタートの#17平峰一貴が4位に浮上してきた。3位の#4平川は3周目の5コーナーで#3近藤のインに飛び込むが、#3近藤も続く130Rで抜き返しに行く。それを#4平川がS字で押さえ込み、2位に浮上した。しかしこの間にトップの#9勝田は後続を突き放しにかかり、5周終了時点で2.114秒のリードを築き上げた。更に#9勝田は8周目、12周目とファステストラップを更新、2'02.784を叩き出して第14戦のポールポジションも奪い取ると、そこから更に#4平川との差を広げにかかり、最終的には2.760秒差をつけてトップでチェッカーを受け、今季4勝目を挙げた。
その後方では5番手スタートから一旦は#17平峰の先行を許した#11石井一也が6周目に#17平峰を抜き返し、10周目には#3近藤をも抜いて3位に浮上、タイトル獲得に望みを繋いでいる。また、このレースのベストラップで決まる第14戦のグリッドでは、10番手からスタートした#15仁木圭之が#12高星との激しいバトルの最中に好タイムを叩き出して5番手グリッドを得ている。

なお、これによりシリーズポイントは#9勝田がファステストラップの1点を含む計11点を加算してトータル67ポイントとなり、2位7ポイントを加算して計66ポイントとなった#4平川を1点リードして最終戦に臨むこととなった。3番手にはトータル60ポイントで#11石井がつけている。




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優勝:勝田貴元(東京中日スポーツ賞受賞)
「昨日と状況が変わってレインコンディションということで、ウォームアップという形でタイヤの皮を剥き、コースの状況を確認するセッションを与えていただいたお陰で、スタート直後から終始ギリギリでプッシュして走ることができました。途中2回ほどミスしてしまいましたが、それ以外は大きなミスもなく行き過ぎないように心がけて後ろとの間隔を確認しながらメリハリをつけた走りが出来ました」

2位:平川亮
「スタートから気にしてたんですが、近藤選手を抜くのに時間がかかってしまい、勝田選手との差が開いてしまいました。その後は二人とも同じくらいのペースだったので、自分がミスしないようにプッシュして走りました。次のレースはウェットでもドライでも差がないので、スタートに集中して頑張りたいと思います」

3位:石井一也
「今週4レースのうち最初の二つで表彰台に上がることができませんでしたが、ここで表彰台に上がったことでFTRSの表彰台独占に貢献できたことを嬉しく思っています。スタートは上手く決めることが出来、ポジションをひとつ上げられましたが、そのあとタイヤに熱を入れることが出来ず、後方の平峰選手や川端選手とバトルになってしまい、その間に前の2台に逃げられてしまいました。タイヤに熱が入ってからはプッシュしていって、前の近藤選手が2度ほどミスをしたので、そこで前に出て3位で終われました。合同テストから苦しい状況で、もどかしいというか悔しいレースではありました。チャンピオンがかかっているレースで、ポイント差も少し離されてしまいましたが、最後まで諦めずには走っていい形でシーズンを終われたら、と思います」

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