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Rd.5 Suzuka Circuit

  • 公式予選:2009年7月11日(土)
    決  勝:2009年7月12日(日)
  • 鈴鹿サーキット:5.807 km
    決勝レース:5.807 km × 43Laps = 249.701 km

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4月に開幕してから約3ヶ月。今年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンもすでにシリーズ全8戦のうち4戦を終え、7月11日(土)、12日(日)に鈴鹿サーキットで行われる第5戦から、いよいよシリーズは後半戦に入る。

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予選日の練習走行からすでに目が離せない!

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No.2 ブノワ・トレルイエ
 ここまでの4戦を終え、シリーズランキングをリードしているのはLAWSON TEAM IMPULのNo.2 ブノワ・トレルイエ。トレルイエは開幕戦を制しただけでなく、第2戦、第3戦と連続2位表彰台を獲得、前回の鈴鹿ではポールポジションも奪っている。これに、わずか1ポイント差で続くのは、NAKAJIMA RACINGのNo.31 ロイック・デュバル。デュバルは開幕戦を4位、第3戦をリタイヤで終えたものの、その他の2レースでは優勝を果たした。しかも、このところNAKAJIMA RACINGは、マシンのパフォーマンスという意味で他チームから頭ひとつ抜け出ているだけに、今回の鈴鹿でも練習走行からトップ争いを繰り広げるものと思われる。
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No.31 ロイック・デュバル
 対するトレルイエは、もてぎ、富士と両レースの予選で、まさかの11番手。今回の鈴鹿に向けては、チームも対策を考えてきているものと思われるが、どこまで浮上できるのか。まずはランキングを争うこの2人の対決が、後半戦の最初を飾るこのレースの見どころとなるだろう。

安定感の出た石浦、ルーキー塚越と大嶋にも注目!!

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No.8 石浦宏明
 次に注目したいのは、若手ドライバーたちの活躍。中でも、このところ好調なのは、Team LeMansのNo.8 石浦宏明に注目だ。昨年は、No.20 平手晃平(ahead TEAM IMPUL)やNo.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)といった同じ昨年デビューの年下2人から離された感があった石浦だが、このところの安定感は抜群。優勝するまでには、もうひとつ壁を打ち破る必要もありそうだが、その壁をいつ越えてくるのかという意味でも、期待がかかる。もちろんシリーズ序盤戦から、相変わらず気の強いレース運びを見せている平手や伊沢からも目が離せない。
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No.10 塚越広大
 それはルーキー勢も同じ。第3戦もてぎでNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)を豪快にオーバーテイクし、終盤までトップ争いを演じて見せたNo.10 塚越広大(HFDP RACING)や、前回の富士でノーピット作戦を敢行し、初の2位表彰台を獲得したNo.37 大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)が、世界屈指の難コースと言われる鈴鹿で、今回はどんな成長ぶりを見せるのかも気になるところだ。

ドライバーにとって過酷な鈴鹿ではメンタル面も重要

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No.1 松田次生
 そして、日本人勢として、何としてもがんばってもらいたいのは、ディフェンディング・チャンピオンのNo.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)と小暮卓史。まず、シリーズ中盤まで、アクシデントやリタイヤが続き、なかなか流れに乗ることができていない松田だが、前戦富士の予選を見ると、次第に復調してきている感はある。本人も、「だいぶマシンセットアップの方向性が見えてきた」とのこと。それだけに、地元・鈴鹿でのレースに賭ける意気込みは強い。また小暮は、混戦となった第3戦もてぎで久々の優勝。そこから一気に流れに乗るかと思われた。しかし、続く富士では一転、予選中にスピンしてポールポジションをフイにしている。これが決勝でも尾を引いたが、リズムに乗ればチームメイトのデュバルを凌駕する速さがあるのは確実。今回の鈴鹿でも、優勝候補の筆頭だ。
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No.32 小暮卓史
 しかし、レースはマシンの優劣を競うだけではなく、ドライバーの精神状態が如実に反映されるメンタルスポーツの側面も強い。今回、ライバルに打ち勝つ精神的な強さを持ったドライバーは誰なのか。そろそろ梅雨も終わりかけということで、レースはドライコンディションになるのか、レインコンディションになるのか、全く分からない。しかし、いずれのコンディションでも、ドライバーにとって過酷になるのは確か。その中で勝ちあがってくる勇者の姿に注目して欲しい。

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