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Rd.1 FUJI

  • 公式予選:2009年4月4日(土)
    決  勝:2009年4月5日(日)
  • 富士スピードウェイ:4,563km
    決勝レース:4,563km×55Laps = 250.965km

Free Practice

開幕戦は2年目トリオが台風の目!石浦宏明がベストを記録
小暮卓史は逆襲狙う2番手。ルーキー塚越広大が3番手に

2009-04-05 □天候:晴|コース:ドライ|気温12度/路面温度17度(開始時)

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1st No.8 石浦 宏明


 昨日の予選が終わって間もなく、雨に見舞われた富士スピードウェイ。しかし、その雨も夜10時前後には止み、フォーミュラ・ニッポン開幕戦の決勝日は早朝から晴れ間も出る天候となった。

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2nd : No.32 小暮 卓史

 この日、最初の走行となったのは、午前9時50分から30分に渡って行なわれた30分間のフリー走行。開始時点では空が雲に覆われ、気温12度/路面温度は17度と、少し肌寒さを感じるコンディションとなる。事前のテストでは、ほとんどのマシンが満タンでのセットアップをできていない。そのため、このセッションではコースオープン直後から続々とマシンがコースインし、決勝に向けての準備を進めて行った。レース中に義務付けられているピット作業に関しても、このセッションで各チームが最終確認。ドライバーたちの中には、ピットロードエンドの決められたエリアで、コースインの際にスタート練習をする者も多かった。

 そんな中、セッショントップタイムをマークしたのは、No.7 石浦宏明(Team LeMans)。セッション序盤、軽めのタンクでタイムを出し、その後はさらに燃料を積んでの走行となった。

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3rd : No.10 塚越広大

 一方、自身初のポールポジションからスタートするNo.20 平手晃平(ahead IMPUL)は、フリー走行での総合タイムは8番手。だが、平手はセッション開始直後から燃料を積んだ状態で連続周回。1分27秒台中盤から後半でコンスタントにタイムを揃えていた。その他、予選上位のドライバーは余りピットでセット変更することもなく、連続して周回。タイヤのグリップがどのように落ちていくか、燃料が重い状態から軽くなってくるにしたがって、どのようにマシンバランスが変化していくかなどを確認していた。

 このフリー走行での結果が、決勝にはどのように反映されるのか。注目の決勝レースに向けてのフォーメーションラップスタートは午後2時30分。新生・フォーミュラ・ニッポン最初のレースが間もなく始まる。

 

トップタイム No.8 石浦宏明(Team LeMans)
 クルマはすごい軽い状態でもなく…、まあ重くはない状態でスタートしました。タイヤもそこそこいい状態のものをつけて、タイムを出すためにワンアタックしました。決勝用に車高も高くなっているので、クルマのバランスなどを確認していました。その状態でも想定していたよりタイムが速かったので、15ラップ走ったタイヤに交換し、給油して10ラップくらい走りました。それでも最後まで(1分)27秒台をコンスタントに出せていましたね。  本来、クルマのレベルは高いところにあると思っています。昨日の予選では、走っているタイミングが悪くていいタイムが出せなかったんですけど、満足にもしアタックできていれば、2年目コンビのところに割って入れたと思っています。それが悔やまれるので、なんとか決勝では粘り強く走って上位を狙いたいですね。

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