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ドライバーインタビュー アーテム・マルケロフ(TEAM LEMANS)

2019年3月6日

3月4日・5日の2日間、鈴鹿サーキットで行われた「2019年第1回公式合同テスト」。初日が終わった段階で囲み取材が行われた。取材は今季参戦ドライバーの中で一番最後にシートを射止める事となったアーテム・マルケロフ(TEAM LEMANS)。2014年から昨年までの5年間、GP2/FIA F2選手権を戦い2017年にはシリーズランキング2位を獲得するなど、今季のSUPER FORMULA参戦ルーキードライバーの中でも活躍が期待されるドライバーの一人だ。

Q.「土曜日からSFのクルマに乗っていますが、ここまでの印象を教えてください」

マルケロフ
「今回はたくさんお集まりいただいて、ありがとうございます。まずクルマについて言うと、最初は乗りこなすのに少し苦労しました。いくつかのコーナーでは、問題を抱えていましたね。でも、今日はチームとともに大きなステップを踏むことができましたし、ここからさらに前進したいと思っています。今年、このクルマをドライブできることを本当にハッピーに思っていますし、彼ら(JRPおよびダラーラ)が素晴らしいクルマを作ってくれたことに感謝しています。とても楽しんでいますよ」

Q.「F2のマシンと比べて、タイヤの違いはどのように感じていますか?」

A.「そこは僕がちょっと苦労しているポイントの1つですし、両者のタイヤには大きな違いがありますね。ピレリはもっとライフが短いタイヤを作っていますが、それに対してこのタイヤ(ヨコハマタイヤ)は、作動し始めるのが3周目なので、使い方に違いがあります。その点は、非常に印象的でした。僕自身は、ヨコハマの方が好みですね。ただ、この新しいコンパウンドのタイヤを使いこなすのには、ハードワークが必要です。全く違うものですからね。まだ今のところ、僕はタイヤの感触をよく掴み切れていませんが、将来的にはその点がより良くなって行けばと思っています」

Q.「鈴鹿サーキットを初めて走ったと思いますが、サーキットの印象は?」

A.「実は、鈴鹿を走るのは2回目なんですよね。去年、F1のクルマで走っているので。でも、このサーキットにはすごく感動しました。難しいですし、タフなコーナーがたくさんありますよね。特にセクター1のコツを掴むには、少し時間がかかるでしょう。蛇のように曲がりくねっているコーナーもありますし、丘もありますし、とても攻撃的なコースだと思います。もしこのサーキットをピレリで走ったら、タイヤを持たせるために、セクター1は相当難しいと思いますよ」

Q.「今年、別のチームですが、牧野任祐選手(昨年F2でチームメイトだった)と同じフィールドで戦うことになります。どのような思いを持っていますか」

A.「実際、去年は彼とは戦っていないですよね。チームメイトだったわけですから(笑)。ただ正直言って、鈴鹿での彼はとても速いですね。今日もそのことにとても驚きました。すごくプッシュしていると思いますし、ここでの彼は別人です。ホームでは、全く違いますね。ヨーロッパでの彼はもっとシャイでしたけど、ここではスーパースターのような感じです(笑)。ヨーロッパでは、彼が僕のレベルに達しようと努めていましたが、日本では逆で、僕が彼のレベルに追いつこうと頑張っています。できれば、1年を通じて、戦えればいいですね」

Q.「去年までF2を戦っていましたが、その頃、スーパーフォーミュラのことは、どのようにご覧になっていましたか?」

A.「スーパーフォーミュラに関しては、何年も前から話を聞いていた。ドライバーたちが、どのようにしてF2からスーパーフォーミュラに行き、その後スーパーフォーミュラからどのようにしてF1に行くかという過程も見てきた。だから、僕も自分のことを証明するのにいい方法だと思ったし、いい機会だと思った。自分自身がF2で、またヨーロッパで学べなかった部分も、スーパーフォーミュラで学べると思ったしね。実際、ヨーロッパを離れて外に出て見て、僕はとても楽しんでいるし、感謝している。日本には素晴らしい人たちが多くて、偉大な文化があるからね」

Q.「あなたは昨年のルーキーテストに参加していませんし、今年の参戦に関しての発表も、私たちにとっては突然のことでした。今年、日本に来ることを決めたのは、どのような経緯でしたか?」

A「.日本に来た経緯ですか? チケットを買って、ビザを取って、ここに来ました(笑)。簡単でしたよ(笑)。実際には、昨年の終わり、僕がF1に乗っていた時に、チーム・ルマンとの話が始まったという感じでした」

Q.「あなたが子供の頃は、まだロシアではF1GPも開催されていなくて、ロシア人F1ドライバーもまだ出現していなかったんじゃないかと思いますが、自動車レースをやってみようと思ったきっかけは? また幼少期のヒーローは誰でしたか?」

A.「うんと昔、ソチでGPがありましたよ(笑)。実は、僕が運転を始めた時には、特に自分にとってのヒーローもいなかったですし、F1も見ていませんでした。人のレースを見るよりも、自分でドライビングすることにワクワクしていました。カート場に行って、最初の2年間はレンタルカートで走って、その後、プロのチームに入って、ロシアで6年間走りましたし、そこからヨーロッパに行って、いろいろなことを学びました。それがF1に乗るチャンスをもたらしてくれたという感じです。今のヒーローはキミ・ライコネンですけどね」

Q.「ヴィタリー・ペトロフ以降、ロシアでは非常に速くてアグレッシブで、いいドライバーがたくさん出現してきています。もちろん、あなたも含めてですが。そういう風にロシアからいいドライバーが次々出て来る理由は何だと思われますか?」

A.「現時点で、僕は自分がロシア人としてトップレベルにいる1人だと思っているのですが、できれば長い間このポジションをキープしたいですね。数年前までは、それほど多くのロシア人ドライバーがいたわけではないと思いますが、今ではF4やF3、F2など、様々なシリーズに多くのロシア人ドライバーが参加しています。そういう風に、ロシアでモータースポーツ人気が高まってきているんです」

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