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第6戦 FP.2 小林可夢偉がトップタイム

2022年7月17日

FP.2 トップタイム 小林可夢偉(KCMG)

土砂降りとなった土曜日から一夜明けた7月17日(日)の静岡県富士スピードウェイ。御殿場周辺は、午前8時過ぎあたりから晴れ間が広がり始める。富士スピードウェイは、その時点ではどんよりとした曇りで路面はまだしっとりと濡れていた。全日本スーパーフォーミュラ選手権のフリー走行が開始された午前9時の時点では、雨もパラつくようなコンディションとなり、ウェット宣言が出される。しかし、その後、次第に天候は回復。セッション後半には晴れ間が広がり、路面も乾いた。スタート時には多くのドライバーがレインタイヤでの走行だったが、最後は全車がスリックタイヤを装着してマシンの状態を確認。30分間のセッションを通して、小林可夢偉(KCMG)がトップタイムをマークしている。これに続いたのは、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)。以下、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、野尻智紀(TEAM MUGEN)、松下信治(B-Max Racing Team)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)と続いている。

夜の間に雨が上がった富士スピードウェイ。だが、朝の段階では、1コーナー方向に分厚く黒い雲が残り、路面はダンプコンディションだった。そのため、午前9時から30分間のフリー走行は、開始前にウェット宣言が出される。セッション開始時には雨もパラついていた。そして、気温22℃、路面温度24℃というコンディションのもと、セッションが開始されると、関口、平川、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、野尻、笹原右京(TEAM MUGEN)、山本、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)といった順で、全ドライバーがコースへと入って行った。ほとんどのドライバーは、この時点ではレインタイヤを装着。それに対して、野尻、佐藤蓮(TEAM GOH)、三宅淳詞(TEAM GOH)の3名は最初からスリックタイヤを装着。野尻はゆっくりと1周してタイヤをスクラブすると一旦ピットに戻る。その後、野尻はレインタイヤに交換し、再びコースイン。周回を重ねた。これに対して大津は、レインでマシンの状態を確認すると、一旦ピットイン。スリックに交換してコースに戻ると、スクラブを行うなど、各ドライバーが決勝レースを見据えての準備を遂行。ピットロード出口では、スタート練習を行うドライバーも複数名見られた。

さて、序盤、各車がレインタイヤでの走行をしている中で、まず1分32秒363というタイムでトップに立ったのは山本。これに続いて、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELN TEAM TOM’S)が1分31秒691をマークして山本を上回ってくる。また、チームメイトの宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)も1分31秒698をマークし、アレジに続いた。
しかし、セッション開始から10分を過ぎたところで、佐藤がこのタイムを大きく上回ってくる。スリックでの走行を続行していた佐藤は、計測6周目に1分29秒150をマーク。これに続いて同じくスリックでの走行を続けていたチームメイトの三宅が1分28秒334をマーク。さらに、佐藤が1分27秒757、三宅が1分27秒399、1分26秒639、1分26秒358と次々にトップタイムを書き換えていく。この頃になると、他の多くのドライバーもスリックに交換。その中で、アレジも1分26秒761というタイムを刻み、一時2番手に浮上した。

FP.2 P.2 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

その後、セッションの残り時間が10分を切ったあたりから、スリックでのトップタイムを連続して書き換えたのは山本。山本は、計測9周目に1分25秒224をマークすると、翌周には1分24秒814までタイムアップ。この時点では唯一24秒台に入ってくる。さらに、その2周後には、1分24秒751までタイムを伸ばした。だが、セッション終盤になって、この山本のタイムを上回ってきたのは、可夢偉。昨日の予選でクラッシュを喫してしまった可夢偉は、セッション序盤からマシンの状態を確認していたが、計測9周目には1分25秒767をマーク。そのまま走行を続け、残り時間が約3分となった計測12周目には全セクターで全体ベストのタイムをマーク。1分24秒677を叩き出してトップに立った。チェッカーと同時に、この可夢偉のタイムに続く1分24秒694をマークして、2番手に浮上したのは坪井。これに山本、チェッカーの前の周に自己ベストを更新した大湯とTCS NAKAJIMA RACINGの2台が続いた。トップ4台は1分24秒台のタイムを記録している。これに続いたのは、ポイントリーダーの野尻。さらに、松下、平川、関口、フェネストラズと実力派ドライバーたちが続いている。

FP.2 P.3 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)

ウェットからドライという微妙なコンディションで行われたフリー走行では、タイヤの状態や燃料搭載量がドライバーによって違ってくるが、この中から決勝の勝者は出てくるのか。午後には晴れて暑くなる予報も出されているだけに、また戦力図は変わってくる可能性が大きい。スタート進行が始まると、8分間のウォームアップ走行が行われるが、各チーム、各ドライバーは、ここで決勝に向けてのクルマの状態を最終的に確認することになる。

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