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No.50 小暮卓史(B-Max Racing team)がソフトタイヤでトップにつける 第4戦フリー走行1

2017年8月19日

8月19日、ツインリンクもてぎにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の予選日を迎え、午前9時40分から1時間に渡ってフリー走行が行われた。セッションは、時折雨がパラパラと降る不安定な天候となり、刻々と状況が変化する難しいコンディション。そんな中、トップタイムをマークしたのは、No.50 小暮卓史(B-Max Racing team)。終盤、今回新たに投入されたソフトタイヤを装着して1分32秒598をマークした。これに同じくソフトタイヤでNo.8 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が続き、3番手には終盤に新しいミディアムタイヤでタイムアップを果たしたNo.4 山下健太(KONDO RACING)つけた。
2017-08-19 天候:曇り コース:ドライ 気温:28度 路面温度:29度
前日同様、朝から上空が分厚い雲に覆われたサーキット。サポートレースの走行が始まると、雨がパラつき始める。路面が濡れるほどではなかったものの、この雨の影響で、スーパーフォーミュラのフリー走行開始前、9時25分にはウェット宣言が出されていた。最初のコースインでソフトタイヤを装着したのは、全19台中5台。No.65 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、No.10 塚越広大(REAL RACING)、ITOCHU ENEX TEAM IMPULのNo.19 関口雄飛とNo.20 ヤン・マーデンボロー、そしてNo.18 小林可夢偉(KCMG)らは、ソフトタイヤのスクラブを行い、その後はミディアムタイヤでの走行を始めた。一方、スタート直後にコースインしなかったのは、VANTELIN TEAM TOM’SのNo.36 アンドレ・ロッテラーとNo.37 中嶋一貴、さらにNo.2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)の3台。ランキングでも上位を争っているこのメンバーは、他のドライバーたちのタイムを確認してからコースへと入って行く。

開始10分後、関口が1分34秒285でトップタイムを更新、前日の専有走行でのトップタイムに肉薄すると、すかさず一貴が1分34秒148でトップを奪取。さらにロッテラーが1分34秒005をマークする。だが、その5分後にはNo.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最初に1分33秒台へ突入。当面のターゲットタイムが33秒前半となる。そしてセッション折り返しを前に新しくトップに立ったのは、山下。ピットイン後の走行で1分33秒394をマークした。2番手には野尻に続き、No. 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が3番手。4番手の関口を挟んで、前日の専有走行で3番手だったNo.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が浮上するなど、細かくポジションの変動が見られた。
その後、残り時間が約20分となったところで、小暮がソフトタイヤでコースイン、さらにその5分後には、大嶋もソフトを装着して走行を開始。するとこの2台はスクラブに留まらず、そのまま周回を重ねて自己ベストタイムを更新。小暮が残り15分の時点でマークしたタイムがそのままセッショントップタイムとなり、大嶋も1分32秒878を刻み、2番手に浮上した。そして小暮、大嶋の後に続いたのは、終盤に新たにミディアムタイヤを投入した山下。多くのドライバーが新たにミディアムでのアタックを行ったが、その中でトップとなる1分32秒988を山下がマークしている。

今回も僅差のポジション争いが続くスーパーフォーミュラ。ソフトタイヤかミディアムタイヤか、そのチョイスを含めどのようなノックアウト予選になるのか。その予選セッションは午後3時からスタート。不安定な天候を含め、見どころが多くなりそうだ。

 

フリー走行1回目 トップタイム
No.50 小暮卓史(B-Max Racing team)

「トップタイムと言っても、他のドライバーと違ってソフトでアタックしているので、全然トップだったという感じはありません。まだまだクルマも煮詰めなくてはいけないですし、どうなのかなっていうところはたくさんあります。ただ、クルマによっても違うと思うんですけど、僕のクルマはソフトを履くと全然バランスは変わりました。それが分かったという意味では、朝のうちにソフトを履いておいて良かったかなと思います。グリップが少ない分もあるかも知れないんですけど、ミディアムで走っていた時は、ところどころでフロントがすっぽ抜けたり、トラクションでリヤが滑る時もありました。でも、ソフトに変えたらフロントのすっぽ抜けがなくなりました。トラクションはそれほど大きく変わらなかったというか、それほど良くはならなかったんですけど。ウチのクルマだと、リヤよりフロントのグリップが増えたという感じでしたね。基本的なクルマのセットアップとしては、ステアリングを切った時に、もう少し舵が入るようなイメージが欲しいです。ソフトだと入るんですけど、ミディアムだと抜けてしまうので。ソフトを履いて、ミディアムの時も“もう少しこうだったらいいな”っていうイメージは掴めました。でも、ソフトだったら、もう少しタイムを出しておきたかったなっていうのが、本音ですね。その前に履いていたミディアムは、相当使い込んだものだったんですけど、走り始めはパッと真ん中ぐらいまで行けたので、“いいのかな”と思ったら、どんどんみんなタイムが出てきて。路面が良くなってくると、バランスがちょっと良くなくて。それでああだこうだやっている中で、ソフトを履いたら、クルマのネガな部分が結構消えたんです。消えたんですけど、ソフトでさらにタイムを出すためには、ソフトで新たに出てきた挙動に対処しなければならない。それを予選に向けて考える時間ができたのは良かったですね。ソフトでは、ブレーキングで結構リヤがロックしてしまったりというのがありましたし、ターンインでのリヤグリップが足りなかったので、もう少しそこは増やして行きたい。高速コーナーと低速コーナーの空力バランスや、低速コーナーでのメカバランスをもう少し変えたいですね。ソフトを履くと、勢力図は変わってくるんじゃないかとも思いますけど、自分自身のタイムとしては、もう少し伸ばさないとダメでしょう。でも、何とか上に行きたいですね。」

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