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2019年 第3戦フリー走行2回目レポート

2019年6月23日

全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝日を迎えた宮城県スポーツランドSUGO。心配された雨は降っていないものの、曇天の空がサーキット一面に広がる中、午前9時10分からフリー走行2回目が行われた。ウエット宣言が出ていたものの、全20台はスリックタイヤを装着し、決勝に向けて最後の確認作業に務めた。30分間のセッションでトップタイムを刻んだのは、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。以下、No.39 坪井 翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、No.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と上位4台がトヨタエンジンユーザー勢となり、予選とは異なる結果になっている。

今大会では、セッション開始前にピットロード出口でクルマを待機させることができないため、全車はシグナルグリーンとともにガレージを離れて、フリー走行を開始する。多くがアウトラップだけでピットインし、タイヤ交換。ソフトタイヤへスイッチする様子が見られた。また、走行開始時点からソフトタイヤを装着していたドライバーたちは周回を重ね、セッション開始6分、タイヤに熱が入るとNo.4 国本雄資(KONDO RACING)が1分07秒216トップに浮上した。また、その直後には野尻が1分06秒992のタイムでトップへ。このあとも目まぐるしくポジションが入れ替わり、開始10分にはNo.39 坪井が1分06秒699を刻み、トップタイムを更新した。

すると間髪入れず、No.19 関口が1分06秒630とさらにタイムを縮め、トップを奪取。これを追うように僚友のNo.20 平川が坪井に続き、3番手に浮上。このあと上位5台が1分06秒台に入ると、残り時間10分を迎える頃にはポジションの変動もほぼ見られず、ロングランを続けるクルマも多くなった。また、セッション終盤を迎えると、ミディアムタイヤの確認に入るクルマもあったが、ポジションへの影響はなく、このままチェッカー。結果、関口がトップのままセッションを終了している。前日のフリー走行1回目でトップタイムをマークしていた関口だったが、予選ではまさかのQ1敗退。15位スタートの決勝でどのような戦略を見せるのか。今回、ポールポジションからスタートを切るNo.1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はシリーズランキング暫定トップだが、その山本を追うNo.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)やランキング3位の関口にとっては踏ん張りどころの一戦となる。レースウィーク中、ずっと不安定な状況が続く天気の行方を含め予想不可能なドラマが待ち受けているのか、気になるところだ。

フリー走行2リザルト

フリー走行2回目 7位
No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
「僕らがなにか特別な戦略を持ってるとは思わないね」

「今朝の走行では決勝に向けてのいい戦略を考えながらみんな走っているでしょうが、僕らが何か特別な戦略を持ってるとは思いません(笑)。どのチームだってそれぞれチームならではの戦略を立てているわけだしね。
もちろん昨日の予選結果(Q1・A組で6位と僅差の7位に終わる)のことはがっかりしています。でもあのグループではトヨタエンジン勢2位だったし、それに最終予選のQ3では全8台中7台がホンダエンジン勢だったわけだし。そういう意味でも今回の結果は冷静に受け止めてますよ。
特別な戦略と言われても、去年のここで僕がやったし(予選11位から決勝2位)、今年は前回のオートポリスで(関口)雄飛もやってる(16番グリッドから優勝)でしょう!? そういうわけで、どのチームもみんなもう知ってることですしね。だから、すでに”特別”でなくなっているんです(笑)。このセッション中はミディアムタイヤを履かず、もうソフトタイヤの確認だけをしました。いいペースではしれましたね。確かにタイトル争いを考えるとこのレースはとても大事かもしれませんが、まずはこの戦いをしっかり頑張るだけです」

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