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シーズンは早くも中盤戦 2019年 第4戦プレビュー

2019年7月9日

スポーツランドSUGOで行われた第3戦から、約3週間。夏休み前最後の週末となる7月13日(土)〜14日(日)、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦が、静岡県富士スピードウェイに舞台を移して開催される。昨年は厳しい暑さとなる中、ニック・キャシディが初優勝を果たしたこのレース。今年は一体、どのような争いが繰り広げられるのか。7月に入ってからも、富士スピードウェイ周辺は曇りや雨の梅雨空が続いている。レース1週間前の段階でも、富士周辺の天気予報はあいにく余り良くはない。だが、まずはチームとドライバーの熱気が灰色の雲を吹き飛ばしてくれることを期待したい。

山本尚貴(2019 Rd.3 SUGO)

さて、その富士では、3月下旬に、今季からのニューシャシーSF19を使用しての合同テストが2日間に渡って行われた。つまり各チーム、ドライバーにとっては、久々に走行データが豊富なサーキットに戻ってくることになる。その3月のテストでは、現在ランキングトップのディフェンディング・チャンピオン、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分21秒742という2日間の総合トップタイムをマーク。これに約100分の6秒という僅差で続いたのが、現在ランキング3位につける山下健太(KONDO RACING)だ。さらに、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、ニック・キャシディ(KONDO RACING)と続いているが、トップから18番手までのベストタイムが1秒以内。例年通り、富士ではタイム差が非常に接近している。
テスト時と比べれば、今回のレースウィークは気温が高くなる。それでも、タイム差が接近する傾向は、今年の予選でも顕著に現れるだろう。わずかコンマ1秒、あるいは100分の数秒が、各ドライバーの明暗を分けるはずだ。特にQ1では20台が一度にコースインするため、うまくスペースを作ってアタックできたか、タイヤを思い通りに温められたかどうかによって結果が大きく変わってくる。今年はこのQ1で8台が敗退するため、各ドライバーにとって、ある意味最難関といってもいい。前回の菅生では10台ずつ2組に別れてQ1が行われたが、実力派ドライバーの多くがまさかの敗退。また、その後のQ2を経て、Q3に残った8台のうち7台がホンダエンジンユーザー勢となり、トヨタエンジンユーザーは可夢偉1人という意外な結果となった。しかし、富士はトヨタのホームコース。今回の予選では巻き返しを図ってくるのかどうかが見所の一つだ。ただし、もしも雨が降れば、予選の難しさはさらに増す。前車が巻き上げる水煙によって、少なからず視界を邪魔される形となるだけでなく、路面にある水の量によっては、グリップを得ること自体が大変になるからだ。あるいは、ウェットから次第に路面が乾いていく状態になった場合、逆にドライからウェットに向かうコンディションとなった場合も、見所は増える。誰がどのタイミングでタイヤをウェットからスリックに変えるのか、誰が路面の濡れる前にアタックを終えるのか。ドライバーはもちろんのこと、ピットでも慌ただしい戦いが繰り広げられるはずだ。

ニック・キャシディ(2018 Rd.4 FUJI)

また、富士では決勝についても、他のサーキットと展開が違ってくるはず。前回の菅生、また第2戦のオートポリスでは、オープニングラップを終えて早くもピットインするドライバーが複数名いた。そこから燃費をセーブしつつ、見えないタイム差を削っていくという作戦。実際、それによって大きくポジションを上げたドライバーもいた。しかし、富士では、ドライの場合、燃費の問題からこの作戦は取れないのではないかと思われる。そうなると、まずは予選のポジションが重要になってくる。とは言うものの、富士は比較的オーバーテイクがしやすいコースでもあるのも確か。今季、運用が変わったオーバーテイクシステムによって、抜きつ抜かれつのバトルも生まれる可能性がある。ラップタイムから考えて、一度オーバーテイクシステムを作動させると、次の周は使えない。そのため、一旦オーバーテイクシステムを使って前車を追い越したドライバーが、次の周には逆に追われる立場となる場合も出てきそうだからだ。そのあたりの駆け引きも注目のポイントだ。一方、もし決勝がウェットコンディションとなった場合には、スタートでトップに立ったドライバーが大きなアドバンテージを得るだろう。視界が開けた状態で走り続けることができるからだ。そのためにも、金曜日の専有走行から予選までは非常に重要になる。

関口雄飛(2019 Rd.3 SUGO)

ここまでの3戦はキャシディ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、山本と毎回勝者が違うが、今回の富士でも新たな勝者は誕生するのか。テストからの速さがまだ結果に結びついていないパロウや開幕戦PPの牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がそろそろ上位に食い込んでくるのか。いずれも2度のタイトルを獲得している中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)や石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が、そろそろ本領を発揮するのか。あるいは今年も常に上位での争いを見せている可夢偉がいよいよ初優勝を果たすのか。その他にも、注目すべきドライバーは多い。その中から誰が抜け出してくるのか、シーズン折り返しの富士戦は今後の流れを決める上でも重要な1戦となる。一方、今回からダニエル・ティクトゥムに代わり、TEAM MUGENの15号車をドライブすることになるパトリシオ・オワードがどんな走りを見せるのかも気になるところ。すでにシーズンインして4戦目ということで、他のルーキーたちが経験を積んで来ているところ、オワードにとっては初めてのクルマ、初めてのコースということで、ハードルは高い。それでも光る走りを見せることができるのか。そのあたりにも注目していただきたい。

パトリシオ・オワード

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