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山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がチーム移籍後初勝利!

2022年8月20日

8月20日(土)の午前中、ドライコンディションの中で行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選。そこから一転、決勝レースが近づくにつれて、栃木県モビリティリゾートもてぎは下り坂の天候となった。決勝レースのフォーメーションラップスタート予定となっていた午後2時半の15分ほど前からは雨が本降りとなり、ウェット宣言が出される。路面もどんどん濡れて、結局全車レインタイヤでのレースとなった。セーフティーカースタートで始まった決勝では、途中コースアウトするドライバーやトラブルを抱えたドライバーも出現。アクシデントも発生し、終盤には再びセーフティーカーが出される場面もあった。その中で終始トップを守り切り、2020年の第5戦鈴鹿以来、約1年8ヶ月ぶりの優勝を果たしたのは、予選で久々のPPを獲得した山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)。予選2番手のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)もポジションを守り切って2位表彰台に上がった。これに続いたのは、ポイントリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)。予選3番手だった大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)はレースが中盤に差し掛かるあたりでギヤボックスに問題を抱えて、失速。その後、ピットでの修復作業を余儀なくされ、大きくポジションを落とす結果となった。

午後1時40分から決勝に向けてのスタート進行が始まり、8分間のウォームアップ走行が行われたもてぎ。この時点ではまだどんよりとした曇り空で、ドライのレースが予想されていた。しかし、再びピット出口がオープンとなり、ダミーグリッドへの試走が始まった頃からは、ポツポツと空から雨粒が落ち始める。この雨は小康状態を保っていたが、午後2時15分頃になると一気に本降りとなった。コントロールタワーでは素早くWET宣言のボードも出された。これで決勝中のタイヤ交換義務はなくなる。
その後、一向に降り止まない雨の様子を見て、まずはPPの山本がタイヤをスリックからレインに交換。これを皮切りに、全車がレインタイヤへと交換を行うが、マシンセットアップに関しては、各チームともに完全なウェットセットにするだけの時間と余裕はなかった。
そして、気温26℃、路面温度35℃というコンディションのもと、午後2時半にレースはセーフティーカーによってスタート。ここから決勝のラップ数はカウントされることになり、グリッド順での隊列走行がほぼ3周続いた。

グリーンフラッグが提示され、実質的なレースがスタートしたのは、3周終了時からとなったが、PPスタートの山本は、ここで首位をガッチリとキープ。それにフェネストラズ、大湯、野尻、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、山下健太(KONDO RACING)、松下信治(B-Max Racing Team)と続く。その後方では、バトルが勃発。1コーナーでは関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)をオーバーテイク。大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を挟んで、その後ろでは平川亮(carenex TEAM IMPUL)も1コーナーで笹原右京(TEAM MUGEN)をかわしていく。平川の勢いは衰えず、同じ周のS字では大津を捉えることにも成功した。
その翌周、5周目も各所でバトルは続いていたが、8番手争いをしていた松下が、ヘアピン進入のブレーキングで止まり切れずコースアウト。この間に関口が先行する。また、平川が宮田に接近。オーバーテイクのチャンスを狙っていた。しかし、バイザーの隙間から中に水が入り、視界を奪われていた平川は、7周目の4コーナー立ち上がりでイン側の縁石に乗り、ハーフスピン。3つほどポジションを落としてしまうことに。その平川に対して、5コーナーでは松下がオーバーテイクを仕掛け、一旦は前に出ることに成功する。しかし、続くS字では平川が再び松下をオーバーテイクし返すなど、迫力あるシーンが見られた。

コース上は、この頃から雨足が強まり、ドライバーたちも等間隔での走りとなったが、10周目の90度コーナーでは、大津がオーバーシュートするなど、雨に足元をすくわれるドライバーもチラホラ。11周目のV字コーナーでは、やはりバイザーの中に水が入って視界がなかったという2番手のフェネストラズがコースオフ。3秒ほどタイムロスする場面もあった。
この頃、白熱してきたのは3番手争い。山本、フェネストラズというトップ2台に対して、少しずつ引き離される形となっていた大湯の後方には、野尻が迫る。水しぶきが上がる中で、2台は1秒以内でのバトルとなった。ところが、14周目のヘアピンコーナー立ち上がりで、野尻は大湯をあっさりとパス。大湯はシフトアップができないトラブルに見舞われ、失速した。大湯はそこから一旦ペースを取り戻したかに見えたが、最終コーナーの立ち上がりでは同じトラブルが発生。全く加速することができず、1コーナーまでに牧野、坪井、山下、関口、そして宮田らに先行されることになってしまった。その後、大湯は調子を戻して走行を続けていたが、20周目には再びスローダウン。ピットに戻り、マシンの修復を行うこととなってしまった。

P.3 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 
大湯が後退したことで表彰台圏内に上がってきた野尻は、ここからペースアップ。5秒近くあったフェネストラズとの差を一気に詰め始める。15周目に1秒2、16周目に1秒3と、野尻はフェネストラズよりも速いペースでラップを重ね、18周を終えたところで2台の差は0.618秒となった。ここからの19周目、野尻は90度コーナーまで半周以上オーバーテイクシステムを稼働させたまま、フェネストラズに迫ったが、フェネストラズもラインをがっちりキープ。ポジションを譲らなかった。
この頃になると、一旦雨脚は弱まり、路面はどんどん乾いていく方向に。そこからペースを上げたのはフェネストラズ。野尻はタイヤをキープするために、若干フェネストラズとの間を開けたが、フェネストラズはどんどんトップの山本に迫っていった。一時5秒以上あった差は、25周を終えた所で1秒740まで縮まってくる。しかし、今度は次第に雨足が強くなり始め、山本がペースアップ。27周を終えた所で、2台の差は2秒743まで開いた。

そして、28周目の最終コーナーでアクシデントが発生。バイザー内の水滴で完全に視界を奪われた平川が、コース上の川に乗る形でスピン、コースアウト。イン側のグラベルにストップしてしまう。これにより、コース上にはセーフティーカーが導入された。このセーフティーカーラン中、28周を終えようかという所では、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELN TEAM TOM’S)や阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、さらにその翌周には大嶋和也(docomo business ROOKIE)がピットインしてタイヤを交換。コースに戻る場面も見られた。その中で、コースに戻ったアレジがミスを犯す。セーフティーカーラン中ながら、3コーナーでコースオフを演じてしまい、レース結果に5秒加算というペナルティーが科された。

P.2 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

平川のマシンの回収が終わり、実質的なレースがリスタートしたのは、30周終了時。トップの山本は、ここからフェネストラズを引き離していく。さらに、野尻、牧野、坪井、山下と続いたが、その後ろでは、宮田が1コーナーで関口をオーバーテイク。また、リスタートを前に、その後方ではアクシデントも発生する。三宅淳詞(TEAM GOH)が福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE)の左リヤに追突。このアクシデントには、佐藤蓮(TEAM GOH)や大嶋も影響を受ける形となったが、佐藤と大嶋はそのまま走行を続行。福住と三宅はピットに戻り、ここでレースを終えることとなった。また、リスタートの翌周も、1コーナーで笹原が関口をオーバーテイク、タイヤを変えたアレジがヘアピン立ち上がりで小林可夢偉(KCMG)をオーバーテイクするなど、随所でバトルが見られた。
しかし、上位にポジションの変動はなく、最後までトップを守って走り切った山本が今季初優勝。山本にとっては、2020年の第5戦鈴鹿以来となる自身通算9勝目。TCS NAKAJIMA RACINGにとっては、2020年の第6戦鈴鹿で大湯が優勝して以来の勝ち星となった。これに続いたのは、フェネストラズ。フェネストラズは第7戦の予選と決勝で17ポイントを獲得して、ランキング2位に浮上。3位に入賞した野尻は、11ポイントを獲得して104ポイントとなった。フェネストラズとの差は30ポイント。また、今回富士に続いてノーポイントとなった平川に対しては40ポイントのリードを築いている。
 
明日の第8戦では、このポイント差がどうなるのか? 午前中に行われる予選からまた熾烈な戦いが繰り広げられることになりそうだ。

P.1 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)


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