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「スタートを決めて逃げ切るレースをする戦略だった」決勝記者会見

2019年6月23日

決勝1位
No.1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「スタートを決めて逃げ切るレースをする戦略だった」

「まずチームを移籍して初めての優勝、その優勝もポール・トゥ・ウィンという形で完璧な勝利をあげることができたので非常にうれしく思うのと同時にすばらしいクルマを用意してくれたチーム、スポンサーの皆さんに感謝しています。
レースの展開ですが、ポールスタートなのでセーフティカー(が入る展開)のことも考えましたし、色々な状況を想定して戦略は立てたものの、やっぱりポールなのでスタートを決めて逃げ切るレースをしようということで戦略的には今回はそれを決めました。レースの展開にも恵まれて、セーフティカーが入ったもののほとんど影響のないタイミングで入ったので、こうして勝つことができたと思っています。本当にうれしく思います。また引き続きタイトル獲得に向けて地に足つけて頑張りたいと思います。
僕は長年無限で乗ってきたので、チームとして無限のやり方で学んできたやり方が染み付いています。それを新しいチームでそれをいきなり変えるというのはいい部分もある一方で、ダンディライアンのいい部分を消してしまうことにも繋がるので、最初はチームのやり方を学びつつ、もう少しこうした方がチームとしてもうまく機能するんじゃないのかなということを(オフの)テストの時点からずっと見させてもらい、レースを重ねるたびに改善しながら…ということをリクエストしてきました。メカニックの動き、ピットの(停止)ラインなど、細かなことではあるんですが、そういう積み重ねが勝利に繋がっているのかなと改めて実感しています。勝つためにはラッキーな運も必要ですが、緻密にやっていくことも必要だと思っています。
(ランキング暫定トップとして2位との差が11点差となったが)去年も3戦目のSUGOを終えた時点で今回と同じ点数差だったと思います。なので全く安心できない状態です。次のレースで僕がノーポイントになって、2番手の選手がポール・トゥ・ウィンすれば同ポイントですからね。なのであってないようなものだと思います。ただ去年と違うのは、どのサーキットに行っても上位で戦えるレベルの高いクルマと戦略があるということなので、その強みをしっかりと活かし、さらに伸ばせるように自分としての力をプラスさせてもらい最後はちゃんとチャンピオンが獲れるような戦いがしたいなと思います」

決勝2位
No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
「今日の展開で行けば、2位が最高位だと思う」

「今日の展開で行けば、2位が最高位だと思っています。今日のパフォーマンスに関してはできる限りのことをしたのかなと思います。セーフティカーのタイミングがもう少し早く出てくれて(導入されて)いたら良かったんですが、僕がトップを走るとだいたいろくな事がなくて…。後ろに行くと助けてくれないし。先週の2位(ル・マン24時間レース)に続き、僕を助けてくれることはないんだな、と。改めて2週連続で感じました。
2回目だけでなく、1回目のセーフティカーが入った時点で正直なところ諦めの気持ちだったんです。僕はあの時点でオーバーテイク(システムの残り)がなかったんです。前のクルマがオーバーテイクボタンを押したらムリ(抜けない)なんで。だから1回目(のリスタート)は前(の間隔)をちゃんと開けて、こっちが最終コーナーでちゃんと立ち上がれるように、と思ってスタートしたんです。そしたら、意外に”行けるかも”という状況でした。なので、2回目(のリスタート)に行ったらラッキーなことに周回遅れが塞いでくれて…(50号車を抜くことができた)。リスタートから優勝、ですか? いや全然ムリです。僕の得意な2位で終わりました(笑)。
ただ、チームもすごく頑張ってくれていいクルマを作ってくれて、今週はなかなか僕らトヨタエンジンユーザーにとって厳しいレースだったんですが、なんとか2位にこれたことは良かったです。今後に向けてこの調子を維持していきたいなと思います」

決勝3位
No.50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing team with motopark)
「SF3戦目で3位を獲得できたことは光栄」

「まず最初にチームにお礼を言いたいです。スーパーフォーミュラ3戦目で3位を獲得できたことは光栄だし、チームのおかげでもあるし、僕自身もこのタイミングで表彰台に上がれたことはとてもうれしく思っています。また、このタイミングで表彰台に上がれたことはものすごく自信になります。これからのシーズンを考えても結果に繋がっていくのではないかと思うので、本当に良かったと思います。またチーム監督である本山(哲)さんの存在も大きいですね。常に色んなことを学んでいます。僕が質問したことをすべて理解しやすく教えてくれます。実績があるからこそわかっていることがたくさんあるので、彼からのアドバイスがとても役立っているので感謝しています。ただ本山さんだけでなく、チームのひとりひとりの実力と努力によって3位を得られたと思います。
一方で、レース自体はまた今回もすごくエンタテインメントな展開になりましたね。僕はいいスタートを切って、最初の数ラップもうまくまとめることができました。2位の位置でソフトタイヤで多く周回を重ねていきました。ピットストップもまぁ問題なかったです。ただ、終盤のセーフティカーの導入で周回遅れのクルマに引っかかってしまいました。できれば同じ周回の中でバトルをしたかったですね。とはいえ、全体的にいい戦いができたと思います」

優勝チーム監督:DOCOMO TEAM DANDELION RACING
村岡 潔監督
「今回の優勝は山本君にとってもチームにとっても非常に重要な通過点」
 

「(2016年最終戦以来の優勝と聞いて)ずいぶん間が開いてますね。なんかいつも勝てそうなところにいて勝ててないだけなので、そんなに開いている感じがしないんですけどね。ただ最後はまとめられていなかった(結果を出せなかった)んですが、それをまとめるために山本君が(チームに)来て、まとめられるようになったということがチームにとっても良かったことかと思います。それに勝ち方としてはゼッケン1を背負って走るということで、圧倒的にフォーミュラカーの戦いをしなきゃいけないと思っていました。そういうドライバーを引き受けたチームとしての宿命ですからね。
(今年はチームドライバーがふたりとも新加入となったが、)うちは基本的に人が動かないチームなんです。今年からドライバーが変わったからといって基本的なものはなにも変わっていません。日々の積み重ねでここまでやってきました。ここ数年でやっと(上位で)戦えるチームになりました。なので、何かで変わるということがないということが、何よりも強いチームであると思っています。ただ、勝利がストフェル(バンドーン)以来(2016年最終戦以来)であるということは、逆に変わらないことが悪い面だったかもしれません。なのでそういう面を(今季からチームに加入した)山本君、福住君のふたりによって、最後のひと押し、あるいはまとめをしてもらえたんだと思っています。やはりチームの総合力が大きいですね。毎年、チームのドライバーはベストだと思っていますが、今日もこうやって結果を出し、ベストなドライバーの仕事をしてもらって、チームをリードしてもらっています。それに応えられるチームであると自分では思っています。
(今年は)オートポリスでも勝てると思っていましたし、開幕戦の鈴鹿も行けると思ってたんです(苦笑)。ずっといけると思っていた中、3戦目で勝てたのでなんとか許容範囲ということで許してもらえるかなと思います。このあともリズムに乗ってよりいっそう前向きにポイントを重ね、きちっとタイトルを獲るということが山本君を乗せているチームの役割だと思います。今回の優勝は山本君にとってもチームにとっても非常に重要な通過点だと思うので、とてもうれしいです。ありがとうございました」

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