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「予選で”おいしいところ”を引き出すのが難しかったように思う」

2019年7月17日

「予選で”おいしいところ”を引き出すのが難しかったように思う」 ヨコハマタイヤ レース総評

シーズン中盤戦の富士戦は、土曜日の予選からウエットタイヤでの走行となり、決勝もまた雨に左右される一戦となった。また、ピットストップを行うクルマもほとんどなく、結果的に大半のクルマがタイヤ交換なしでレースを終えることとなった。チームやドライバーにとってはフルウエットコンディションのデータを蓄積する機会となったが、タイヤサプライヤーとしてはどのようなレースだったのか。高口紀貴氏に話を訊いた。

「今週末は気温が22度、路面温度も24〜25度のコンディションが多かったですね。例年よりは涼しい天候だったので、結果としてエンジンのコンディションとしてはプラス方向でした。この気温でドライであれば、公式にコースレコード更新も達成できたのではないかと思います(※)。読みとしては、もともとギリギリ1分22秒台前半で更新できるかと思ったのですが、今回の環境、しかもユーズドタイヤでのタイムで1分22秒台だったので、うまくすれば1分21秒台も入っていたかもしれません。まぁ、あくまでも推測の話ですが。
今回はドライコンディションでも気温が思うほど上昇しなかったこともあり、一部のチームがロングランで試し、タイヤの摩耗度合いからして、ソフトタイヤでも60周くらいは行けるのではないかと算出していました。結果として走り切れることがわかったので、ソフトをメインにして…とこれまでのレースと同じような環境になりつつありました。一方で涼しいとはいえ、気温は若干上がってきたのでソフトとミディアムとの差がかなり縮まり、1秒くらいになっていました。これまで鈴鹿の涼しい季節だとその差が2秒くらいあったのですが、それからすると差が縮まったという印象もあり、うまくタイヤが垂れてきたらレース中にミディアムの優位性が出てきたのでは、と思います。あともう少し気温が上がってくれないと、はっきりミディアムを中心に使うという形にはならないですかね。そろそろミディアムタイヤがその目的にあった仕事をしてくれる頃になってくるかと思います。今回、その確認はできたのは良かったと思います。
なお、ウエットタイヤについてですが、今回に関しては全面的に『ごめんなさい』というところがあります。タイヤとしてはちょっと温まりにくいという声があったわけですが、一度温まってしまうと、いわゆる”一番おいしいところ”に留まることができず、すーっと温まりすぎるところへ行ってしまうという状態でした。つまり、ウォームアップラップを終えてアタックするが、その後はもう”ダルダル”になってしまう状態だったということです。本来、ウエットコンディションでタイヤが冷やされ続けていれば何度かアタックできるかと思うのですが、まったくそういう気配がなかったんです。なので(Q1では)またすぐニュータイヤを入れたほうがいいという判断になったのかなと。アタック中に”おいしいところ”を引き出すのが難しかったように思いますね。
決勝中のコンディションに関しては、比較的安定した雨の状態だったので、タイヤとしても安定してパフォーマンスを出せていたと思います。ただ、ドライバーやチームの皆さんからしてみたら、ピークパフォーマンスが十分でなかったように受け取られていたかもしれません。タイムを見ても平均的に遅かったかもしれないですね。いずれにせよレースを通じてこれからの課題がわかったというか、見せつけられたという感じです。悪いところが露呈しましたね。ただ、この先、開発していく内容が明らかになったし、その目標に繋がっていくと思います。
次のもてぎ戦は晴れると暑い中での戦いになると思いますが、そんなに(コースレコード更新を)ターゲットにしているわけではありません。それよりもソフトタイヤとミディアムタイヤがうまくクロスするポイントが決勝中に出てくれたら、という思いのほうが強いですね」

※:非公式ながら、土曜日のフリー走行1回目でNo.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分22秒569をマーク。2014年(当時は全日本選手権フォーミュラ・ニッポン)にアンドレ・ロッテラーがマークした1分22秒572のコースレコードを上回った。

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