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「スマイルキッズ岡山」小学校訪問授業を実施
2019年10月3日
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長:倉下 明)は、第6戦岡山大会を控えた9月26日(木)、27日(金)の2日間にわたって、「スマイルキッズ 岡山」を開催。岡山県和気町にある本荘小学校を訪問し、授業を行った。
同校の5年生、6年生を対象として行われたこの授業には、ホンダのSFプロジェクトリーダーとして長年活躍された坂井典次氏、現役ドライバーとして坪井 翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が講師として参加。進行役はSFオフィシャルステージMCの笠原美香が勤めた。
またTEAM LEMANSの協力の下、エンジン始動が可能なSF13が校舎正面玄関に持ち込まれ、お昼休みには全校児童も見学に訪れた。
5、6時間目の2時間を使用した授業では、3人の講師がが自らの夢をどのように実現してきたかを自己紹介とともに披露。また、SF13を見た上で、市販車との違いを発見し、「なぜウイングが付いているのか」「なぜ重心が低く真ん中に集中しているのか」といった素朴な疑問にたいして、揚力実験や、遠心力実験などを通して解説、SF車両がなぜ高速でカーブを曲がることができるのかを学習した。またドライバーの身体能力に挑戦する「動体視力対決」では、コンマ5秒からコンマ2秒の間に流れる文字を読み当てるゲームを行い、児童たちは飽きることなく授業に集中した様子だった。授業の最後には、実験で観察した結果を踏まえてあらためてSF13を観察。TEAM LEMANSによるエンジンの始動も行われた。
翌金曜日には岡山国際サーキットを訪問。ヨコハマタイヤのタイヤガレージや、セッション直前の緊張した静寂が広がる中でのピット訪問、その後のスーパーフォーミュラの専有走行を見学し、最後はバス2台でサーキットを走行した。
2012年から始まった小学校訪問授業は、社会科授業「工業生産」や「キャリア教育」とも連携した「日本の自動車産業」の学習や、レース活動を通じて「職業意識やチームワークの重要性」などを学んでもらう授業を展開しており、今回訪問した本荘小学校で16校目、延べ2,386名の5,6年生を対象として授業が行われたこととなった。