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2019年 金曜会見

2019年10月25日

今シーズン最後の戦いを前に、金曜日の午後から金曜会見が行われ、今大会において自力でチャンピオン獲得の権利を持つ3選手、山本尚貴選手、ニック・キャシディ選手、アレックス・パロウ選手が登場。シーズン2度目の鈴鹿戦に向け、またタイトル獲得に向けての意気込みを語ってくれた。

ランキング1位 29pt.
No. 1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「チャンピオンを決められるよう、強いレースを見せたい」

「チームを移籍して、非常にいい滑り出しだったと思います。中盤戦でノーポイントが続いてしまったのは、痛いことだったし、本来はそうしたくはありませんでしたが、最後まで(チャンピオン争いで)ポイントが接近しているのも、このスーパーフォーミュラの難しさや厳しさを表しているものだと思います。ただ、最終戦でチャンピオンシップをかけて臨める一戦になるので、まずこの場にいられることが良かったと今は思っています。ここから昨年同様に、しっかりと勝ってチャンピオンを決められるよう、強いレースを見せたいと思います。
(中盤戦のノーポイントに関しては)単純に自分の運転がうまくなかっただけです。チームを移籍した理由のひとつとして、無限と(エンジニアの)阿部さんとやってきたことによって見えなかった部分があって、チームを変えることによって新しい発見があるのかなと思ってチームを移籍したのですが、チームを移籍しても中盤戦の失速は変わらなかった。ということは、変わっていないのは自分なんだな、と。自分の運転の技術が少し低かったということがわかっただけでも収穫があったかなと思うので、チームを代わって良かったなと思います。来シーズンもこういうチャンスがあれば、中盤戦でちゃんと失速しないようなドライビングがしたいと思います。
(2シーズン連続のタイトル獲得に向けて)連覇というのはあまり考えていません。純粋にレースに勝つこと、(会見の場では)両隣に強いライバルがいますがこの二人だけじゃく、誰が勝ってもおかしくはない選手権だと思うので、その中でしっかりと勝って自分の強さを示したいと思います。その後にチャンピオンがついてくるので、この一戦にかけたいと思います。
(昨シーズンもタイトル争いをした)ニック選手はすばらしい実力の持ち主。また、彼の前を走るのが容易でないことは、メディアの皆さんも十分理解されていると思います。昨年は僕が前でゴールしましたが、ギリギリの戦いでした。一方、今年の開幕戦は戦略の問題もあったかもしれませんが、前に立ってからのニックにはすばらしいものがありました。ただ勝たないといけない相手だし、彼の前でしっかりとゴールしたいと思います。いずれにせよ、明日(土曜日)の走り出しである程度の序列が見えてくると思うので、明日のフリー走行がカギになるでしょうね。去年とは違うプレッシャーで戦うことになりますが、それにどう向き合うかがドライバーの実力だと思うし、それがドライバーに求められる仕事のひとつだとも思うので、それを乗り越え、どう戦っていけるかが楽しみでもあります。すばらしいライバルがいて自分の力を高めることができるし、そんなライバルが近くにいてくれることで自分が成長できるので、そんな彼らとしのぎを削り、最後にチャンピオンになれるよう自分のベストを尽くしたいと思います」

ランキング2位 28pt.
No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
「今週末いい戦いができるという自信はある」

「今シーズンの戦いに関してはとても満足しています。僕自身のドライビングパフォーマンスも今までの中で一番の出来だし、ベストシーズンだと思っています。何戦かはとても素晴らしいレースができた一方で、僕自身あるいはチーム自体がどうすることもできない展開でいい戦いができず、がっかりした結果になったレースもあって、ポイントを計上することができませんでした。特に第5、第6戦の戦いがそうでしたね。
今年、僕はKONDO RacingからTEAM TOM’Sに移籍したのですが、ここ数シーズンの間、トムスとしては思うようにいかないことが続いていました。ですが、今年に入ってからは結果を残すようになってだんだん良くなっているし、ここ2戦は結果こそ残りませんでしたが、速さに関しては存分なものがありました。僕自身だけでなく、クルマにも自信があるので、最終戦に向けても自信があるのでしっかりとパフォーマンスを見せられたらと思います。昨シーズン、山本選手がすごいプレッシャーの中でポールポジションを獲って優勝してタイトルが獲れたのは、すごいことだと思います。一方、僕自身もさほどのプレッシャーを感じることなく、いい戦いができました。今年はプレッシャーの中でふたりともいい戦いができると思うし、それができるのはいいことだとも思います。
(開幕戦の鈴鹿大会で優勝したが)鈴鹿を得意とする山本選手に対して、この勝利がアドバンテージになるとは思っていません。僕らは今年の前半でかなり苦戦していたし、クルマにも色々と改善すべき問題点がありましたが、時間をかけて理解を深め、見直しもできています。今週末いい戦いができるという自信はあります。もちろん、レースではポールポジションを獲得して、そのまま優勝したいと思います。
昨シーズンの最終戦は、すばらしいレースではあったのですが、一方で僕にとっては思うような結果ではありませんでした。でも、ファンの皆さんにとっても見どころのある戦いだったと思います。あの戦いで、僕の山本選手に対してのリスペクトが生まれたし、今もその気持ちに変わりはありません。今シーズンのこの戦いも去年と似たような状況での戦いになりますが、こうやって戦えるのはとても幸せなことです。開幕戦とはまた違う戦いになると思うし、見どころもたくさんあるかと思っています」

ランキング3位 25pt.
No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
「どのチームよりもベストなクルマに仕上がっていると思う」

「今シーズン、チャンピオン争いができるという状態にあって、とても素晴らしいという気持ちでいます。正直なところ、今シーズンはルーキーイヤーなので、ここまでこれるという期待はしていませんでした。というのも、シーズン序盤は成績も良くなかったですからね。実際、第3戦を終えた時点ではトップとは24ポイント差もありましたが、今は4ポイント差となってタイトル争いに関われるのは信じられないことでもあります。一方、そんな中で、僕自身もチームと一緒にシーズンを通して、かなり成長することができたと思っています。
前回の岡山戦では、十分な速さを見せることができずに結果を残すこともできませんでしたし、その前のもてぎ戦もあまり満足できていないレースでした。ですが、鈴鹿に関してはかなり自信があります。今週末、僕らがここに持って来ているクルマはどのチームよりもベストなクルマに仕上がっていると思うので、だからこそ、今週末はいい戦いができると思っています。ルーキーイヤーながら、昨シーズンもタイトル争いをしていたこのふたり(山本、キャシディ両選手)と戦って、優勝したいと思います。
山本選手は昨年の最終戦で、そしてニック選手は今年の開幕戦で優勝しているので、次は僕かなぁ…という思いがあります。振り返ると、チームがとにかくいい仕事をしてくれていると思います。今シーズンはチームメイトの牧野(任祐)選手ともども、コンスタントな戦いをして、予選ではQ3まで残ることができています。それがチームの力を示しているのではないでしょうか。僕のドライビングスタイルがスーパーフォーミュラに合っていることが、今シーズンの躍進できた要因のひとつなのでしょうが、チームにすべてを任せ、僕はなにも心配することなくドライビングだけに集中することができていることもその理由だと思うし、ありがたいと思っています。チャンピオン争いに対してのプレッシャーもありません。
最終戦の目標はとてもクリアですね。みんなが考えるように、優勝することです。開幕戦ではあと一歩でポールポジションを獲れたのですが、チームメイトの牧野選手に及ばず…。今回はポール獲得も狙いたいですね。ただ、あまり他のことを考えずにまずいいレースをすること、そしていい戦略で戦うだけです。勝ちを目指して一生懸命走ります」

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