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2020年シリーズチャンピオン記者会見

2020年12月20日

ドライバーズチャンピオン
山本 尚貴選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「自分でしっかりとマネージメントできていいレースができた」

「(自身3回目のタイトル獲得、かつSUPER GTとのダブルタイトル獲得は史上4人で山本尚貴選手は2度目の獲得となったが)まず3度目のシリーズチャンピオンを獲得することができ、また、SUPER GTとあわせて自身2度目となるダブルタイトル、チャンピオンを決めることができて非常にうれしく思っています。
今日は40周のレースとはいえ、真後ろに直接(タイトル争いにおける)ライバルの平川(亮)選手がいたということで、非常にプレッシャーのかかる40周でした。練習走行から人の後ろにつくとダウンフォースが抜けてなかなか前に出られないということがわかっていたし、平川選手のペースが僕よりもはるかに速いなくない限りは抜かれる心配はないかなと思っていたので、比較的落ち着いてレースができていました。幸い、前が離れてくれたおかげで自分にはクリーンエアが当たって、タイヤの摩耗、消耗がそこまで激しく進まなかったことも平川選手を押さえることができたし、余力を残すことができたかなと思うと、自分でしっかりとマネージメントできていいレースができたかなと思います。

(後ろからニック・キャシディ選手が来たが)レース(の展開)をまだちゃんと見ていないので詳しいことは述べられませんが、(レース中)ストレートを走っているとき(スタンドの)モニターにニック選手がずっと映っていたので、おそらくニック選手が後ろ(のポジション)からピット(インのタイミングを)遅らせて、単独で走ってペースが良くて、ずっと(映像の)カメラに抜かれているんだろうなと思っていました。平川選手も大事だし、野尻選手も大事だけれど、多分(自分にとって今の)ターゲットはニックになるのかなぁと感じていました。ただ彼は勝たないとチャンピオンを獲れないことはわかっていたし、仮に彼に前に出られたとしても最後は平川選手さえ押さえればチャンピオンが獲れるということがわかっていたので、冷静に40周を走れたかなと思っています。

(レースは若い選手、新しい世代がトップ3を獲り、チャンピオンは山本が獲得したが)冒頭にあった”若い選手が前にいて…”というのは確かにそうだなと思いますが、予選会見で『チャンピオンより勝ちたい』とは言ったものの、やっぱり勝つことよりもチャンピオンを獲ることのほうが何倍も難しいし、そうチャンスは何回も巡ってこないので、(レースでは)自分のクルマの状況を把握した中で、今やるべきこととしてチャンピオンを獲るために何をしないといけないのかを考えながら走っていました。それがレースに勝つことではなく、チャンピオンを獲るための走りと戦い方に徹することができたと思います。今日の結果は5位ということで結果だけで見ればうれしくはないですが、チャンピオンを獲るためには必要な5位だったので非常に良かったと思います。また、一年を通してすばらしいクルマを用意してくれたメカニックの皆さん、チームスタッフの皆さん、それからなんと言ってもエンジニアの杉崎(公俊)さん…、彼なくしてはこのチャンピオンは獲ることができなかったですし、(タイトルを逃した)去年、僕も泣きましたが杉崎さんのことも泣かせてしまい、ずっと謝られ続けてきたので、杉崎さんの気持ちも痛いほどわかっていたし、なんとしても今年は僕とやって良かったと思ってもらいたいなと思ってチェッカーまでがんばりました。少し彼の努力に報いることができたのかなと思うと、みんなで(チャンピオンを)獲れたし、獲らせてもらったチャンピオンだと思うと、『本当にありがとうございました』と早く(チームに)言いたいですね。そしてファンの皆さんにもお礼が言いたいです。ありがとうございました。

(平川との攻防は)まさがあんなに直ぐに後ろに来ているとは思いませんでした。(タイヤが)ウォーマーに入っているとはいえ、やはり路面温度が低いのでタイヤを温める作業はかなり難しかったので、あそこがほんとに今日の一番のハイライトだと思います。もう前に出られたら正直抜けない、抜きかえせないと思っていました。彼もそれはわかっていたので、前に出てなんとしても押さえたいと思ってたと思います。おそらく彼は、僕の前に出るためにOTS(オーバーテイクシステム)を使ってしまったがゆえに、僕は1コーナーでオーバーテイクした際に、彼は使えず僕がオーバーテイクできました。バックストレートなど最初にバトルをしている最中に僕はあえて(OTS)を使わずに、温存していたんです。彼が(OTS)を使っていたのがわかったので、そこは使わず最終(コーナー)を立ち上がってちゃんと後ろにつけていれば、OTSを使って前に出られると思っていたのでそこは予定通りでした。彼の素晴らしいところは、ものすごくフェアに戦ってくれたこと。ストレート上のウェイビングとか進路変更など細かいことを言ったらキリはないですが、それは絶対(タイトルを)獲りたいからこその動きだったと思うし、それでもちゃんと一車身分(スペースを)残してフェアに戦ってくれました。そういうドライバーがいるから素晴らしいドラマが生まれたと思います。今は適切な言葉が出てきませんが、平川選手が今年一年間、SUPER GTもスーパーフォーミュラも直接的なライバルとしていてくれたからこそ、僕も自分の能力を最大限発揮しようというふうになりました。そういう彼には心から感謝しています。彼の存在が僕の能力を引き出してくれたので『ありがとう』と言いたいです。

(自身3度目のタイトル獲得だが)これまでと達成感の違いは特にないです。僕がチームを作り上げたというのもおこがましいし、もともとチームには長い歴史がありますし、過去のドライバーが残してくれたデータががあって、去年もチャンピオン争いにすぐ加われましたし今年はチャンピオンが獲れました。ただ(チームが)速い車を持ちながら、強いレースができていないというのは正直あったので、そこはなんとしてでもみんなでがんばって強いチームになろうという”舵取り”みたいなことはがんばって率先してやったつもりです。

(チームタイトルを獲った)トムスといえば、絶対にレースで強い、そして速いクルマを作ってくるという感じで、僕が(レースに)デビューする前からずっと見てました。デビューしてからもトムスの強さっていうのは憧れていたし、ここに並んで超えていかない限りはチャンピオンは獲れないと思っていたので、少しは強いチームにはできたのかなと思うし、トムスにも追いつけたのかなと思います。そんな強いチームを一緒に協力して作り上げてくれたメンバーの皆さんにも本当にありがとうと言いたいですね」

チームチャンピオン:VANTELIN TEAM TOM’S
舘 信秀監督
「”トムスは強いチームである”という事を今年も少しは示せたのかな」

「(チームチャンピオンは、2011、2013、2014、2015年、そして今回で5回目となるが)去年はチームチャンピオンは、山本(尚貴)選手のチーム(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)でしたよね。今年はまったく逆で、ドライバーズチャンピオンは山本選手で、チームタイトルはうちが獲れたということで、昨年とはまったく逆の立場になりました。この前のSUPER GTのレースから遡ると、彼には徹底的にやられていましてね。すごい悔しくなるはずなんだけど、この人が勝つとあまり悔しくないんですよね。この人が勝つと、なんだか心からお祝が言えるんです。不思議とね。もちろん、その前に悔しいという気持ちはありますが、これは彼の人間性のというか社会人としてのすばらしさですね(笑)。

今日のレースは、うちとしては予選がすべてですね。予選で失敗したのが物語っています。前回の鈴鹿も残念ながら、『これは楽勝かな』と思ったら、早々に残念な結果でした。今年はニック(キャシディ)の1勝だけですよね? それでもこうやってチームタイトルが獲れるということは、まぁふたり(キャシディと中嶋一貴)ともしっかりポイントを稼いだんだと思います。いつも会社で言ってるのですが、(レースで)勝つにはやっぱり運が必要ですよね。強いチームーー、つねにトップ争いをするチームは強いチームだというのが僕の持論です。そういう意味では、”トムスは強いチームである”という事を今年も少しは示せたのかなと思っています。私の満足度は50%くらいですかね。

一方で、今日の(決勝レースの)表彰式の3人ですが、僕は真ん中の人(坪井翔)はうちでF3をやってたので知っていますが(笑)、2位、3位の方を僕は知らないんだよね(苦笑)。いやぁ、この世代交代はすごいですよね。これから楽しみです」

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