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今季は2dayレース開催が復活、新たな協賛パートナーも誕生!

2021年4月4日

2021年シーズン初戦を迎えた全日本スーパーフォーミュラ選手権。その舞台となった富士スピードウェイには、100名あまりのメディア関係者が現地での取材に訪れている。そんななか、昼の12時35分からメディア向けのサタデーミーティングが行われ、株式会社日本レースプロモーション代表取締役の倉下明、取締役の上野禎久からレース概要について説明が行われた。

まず、倉下はJAF(日本自動車連盟)とともに政府のスポーツ庁を訪問したことを明らかにした。依然として終息が見えない新型コロナウイルス感染拡大のなか、外国人選手の入国問題や海外レース参戦ドライバーの帰国後による待機緩和などについて話し合ったが、「まだ厳しい状況がしばらく続くものと思われる」という見解を示されたという。関係省庁が特例として認めている公益性の高いプロ野球やサッカーなどに出場する外国人選手のケースとは異なり、現段階でモータースポーツへの特例が適応される環境は「残念ながら、ないという感触だった」と説明した。

なお、シリーズ開催について「昨年と違う点は、予選が土曜日に行われること」を挙げ、ほぼ昨年のフォーマットを踏襲する形で実施するとした。加えて、サーキットでの安全確保については、JAFが定める感染防止ガイドラインやメディカル部会が掲げるアドバイスに基づいた”バブルを守る”形を取り、クラスターの発生を回避することで有観客開催を継続したいという考えを述べた。「スーパーフォーミュラを愛してくださっている関係者の皆さま、ファンの皆さまを大事にしながら、丁寧に全7戦のレースをひとつずつ全力で開催したい」と倉下。この言葉を引き継ぐように、上野も「昨年の最終戦が終わってから4ヶ月ほどの間に新シーズンを迎えることになり準備期間の短縮もあったが、2008年以来となる富士での開幕戦を迎えることになり、大変嬉しく思っている」とコメントした。

このあと質疑応答の場で、今後の感染再拡大等のコロナ対策についての質問があがると、倉下は、各地のサーキットではそれぞれ地元の自治体との連携によって対処していることに触れつつ、「例えば、東京から多くの人が移動できるような状況でない場合は、やはり協議をして延期なり開催断念を考える可能性はある」と回答。さらに、有観客開催でのイベント実施については、「我々が無観客でのレース開催を選択をしていない最大の理由は、関係者だけでも無観客でも数百人単位での移動することになるため。今のところは無観客でのレース開催という選択は考えていない」という見解を述べた。一方、上野は関係者へのPCR検査の実施について問われると、「PCR検査は現状検討していないが、今年新しい対策としてメディアを除く関係者に対して『体調管理ソフト』の導入を実施した」と説明。「日々、チームでスタッフの健康管理をしていただくことを強化したい」とした。加えて、今シーズンは金曜日の専有走行実施を見送ったことに関しては、「昨年、滞在期間短縮の観点から1day開催を導入したが、現状を見る限りまだ改善されていないため、2日間で完結する形を踏襲しようという考えに至った。一方で、マイレージの件、予選と決勝を同日に実施するというスポーティング上のリスクの高さを鑑み、そういう観点から土曜日の予選を復活させ、2日間で完結させるというフォーマットを選択した」と答え、シーズンを通して実施すことを明らかにした。

メディアからの質疑応答が終わると、倉下が今シーズンから新たに協賛パートナーに就任したフランスの高級時計メーカー「B.R.M」の日本輸入総代理店であるViron Japan(バイロンジャパン)株式会社が紹介された。「昨シーズン、TCRへのご協賛を頂き、B.R.Mさんの時計を賞典として出させて頂いた。昨年からSFもぜひ、というお声をいただき、滝川 聡会長よりご提案をいただいた」と経緯を語った。

滝川氏は挨拶に加え、B.R.Mは約40年ほど前にフランスでできたジュエリーメーカーであり、2002年から時計製造を始めたこと、そして創業者であるベルナール・リシャール氏がモータースポーツ愛好者であることを紹介。「全世界にあるB.R.Mの販売網がありますが、その全世界の社長たちもレースが大好きで、年間200以上のレースをスポンサーをしているというデータがあります。社長の理念、ビション、さらにモータースポーツに対する情熱を継承しつつ、我々もレーサー目線になって何をすることがレース業界に貢献できるのかを考えた」と滝川氏。結果、昨シーズン、TCRへ協賛することで「1000分の1秒を刻むために命をかけるレーサーってすごくかっこいい。その敬意を表するためにこのポールポジション賞を設けました」という。今後、毎戦ポールポジションを獲得したドライバーには、そのサーキットのコースレイアウトが裏蓋に刻まれた時計が都度贈呈される。「唯一無二、世界に1本しかない、レースへの情熱がこもった時計です。また、シリーズチャンピオンには上位機種のクロノグラフをご提供させていただきます。我々としても、日本のモータースポーツ業界を盛り上げるために貢献できればと思います」。今シーズンのスーパーフォーミュラは、レースに情熱を注ぐメーカーならではの新たなサポートを受けることになる。

写真左からViron Japan株式会社代表取締役社長 日高俊浩、同社代表取締役CEO 滝川聡、JRP倉下社長

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