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「今日はグッドスタートができて本当にうれしい」決勝記者会見

2021年5月17日

決勝1位
No.36 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
「今日はグッドスタートができて本当にうれしい」

「グッドスタートを切ることができて、どんどん(マージンを)取って(走って)いました。最初は(タイヤの)グリップがあまりなかったけれど、少しずつ出てきて。そうしたらそのあとすぐセーフティカーが入って……。そのあとのリスタートになったときも難しかったですね。そのあとも簡単じゃなかったけれど、そのまま安定したペースで走りました。(スーパーフォーミュラでは初のウェットレースとなったが?)(過去に参戦した)GP3やF2でも雨のスタートをしましたが、スーパーフォーミュラはまた別のカテゴリーなのでまた違いました。(今日は)いいスタートができてうれしい。(第2戦の)鈴鹿はあまり良くなかったので、今日はグッドスタートができて本当にうれしかった。

(セーフティカー明けの心境は?)最初は難しかったのですが、気持ちを落ち着かせて……。ミスをすることは簡単だから(それを回避するためにも)最初はちょっとゆっくり走りました。セーフティカーが遅くて、あまりリヤタイヤがウォームアップできなかったので難しかったですね。でもリスタートは結構楽しかった! ただあまり楽しくなるとクラッシュして終わるので、ちょっとゆっくりと走るくらいのほうが良かったですね。序盤のタイヤですが、(負荷をかけずに)やさしく走っていたのでデグラデーションの問題はありませんでした。最初から水を選びながらクールダウンして走っていたので大丈夫でした。

(11周目、激しい雨になりセーフティカーがコースイン、そのまま赤旗中断になりましたが)待っているのは(クルマを)運転するよりも難しかった(苦笑)。動かないで(待っていたので)腰が痛くなって。一度(クルマから)出て、トイレに行ったら大丈夫でした。(参戦2戦目の優勝となったが)優勝するために勉強をしていますが、(優勝することは)一番難しいのであまり考えず、僕は勉強することに集中していました。どうやってもっと速く走れるか、それだけ考えていました。(次のスーパーフォーミュラ参戦が巡ってきたときは)またゼロからのスタートになりますが、僕の考えとしては変わりません。まずサーキットに合わせ、どうやってクルマと僕を速くすることができるかに集中するだけです。今回は優勝できましたが、あまりポジションのことを考えることはありません」

決勝2位 ※1
No.39 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
「参戦初年度で表彰台を獲得することができて良かった」

「参戦初年度で表彰台を獲得することができて良かったと思っていますし、チームに感謝しています。スタートではクラッチミートがうまくいって(加速の)伸びも良かったんですが、1コーナーで風の影響だったり、ブレーキの温度の影響だったりで少し自分のフィーリングと違っていて、1コーナーの出口辺りで飛び出して順位を下げてしまいました。その後1台リカバリーして、セーフティカー(導入)……っていう感じでした。そのあと落ち着いて走ることができて少し順位を上げることができたんですが、ペースとしてはあまりよろしくなくて。予選では速く走れたのですが決勝ではちょっと速く走れなかったので、そこを課題として残りました。

(スタート直後の1コーナーでチームメイトの坪井翔がリタイヤしたが)スタート直後のチームメイトの接触に関しては(チームから)なにも聞いていません。ただ(雨量等で)トラック状況が変わることはチームから無線で聞いていましたし、そういう情報は随時(無線で)飛んでいたので、走りやすい状態だったと思います。(赤旗中断中、リラックスしている様子に見えたが?)自分のレースに対するテンションがそういう感じなので(笑)、どこで集中を切らさないというか、集中が切れるということがあまりわからないので、そのまま自分は自然体でクルマに乗り込んでいるし、つねに100%(の力)を出せるタイプなので、あの局面では確かにリラックスしているように見えたかもしれませんが、もしレースが再開してもちゃんと(力を)100まで持っていけたと思います。もちろん最後は(レースが)再開して、タイヤも換えて、もうひと勝負したかったなという気持ちは正直あります。でも今、(サーキットは)すごい霧なので仕方がないし、(赤旗によるレース終了は)正しい判断だったかなと思います。(フル参戦3戦目での表彰台ですが)そんなに甘い読みはしていません。ウェット(コンディション)は鈴鹿のテストでもフィーリングが良かったし、今回も良かったのですが、ドライ(コンディション)はまた前回の鈴鹿のレースをもとに考えていく必要があると思います。次はちゃんとドライでも戦って、今年必ず一回は勝てるように頑張りたいと思います」

※1:記者会見終了後の正式結果により、2位へ繰り上げ

決勝3位 ※2
No.51 松下信治(B-MAX RACING TEAM)
「チームにとってもいい表彰台だった」

「今日のレースに関しては、ちょっと残念な終わり方ではありますが、表彰台で終われたことは不幸中の幸いというか、みんなもっと走りたかったと思うので。ただ(レース再開を)待っていてもたぶんこういう状況だと思うし、しょうがない決断だったのかなと思います。僕がここに居られるのは、色んな人のサポートがあるから。金曜日、パドックに来るたびに(その思いを)噛みしめるというか……。ほんとに特別な思いでやっているので、結果を出さないとなんのためにこうしてみんなが動いてくれて(レースに)戻ってきたのかわからなくなるので、どうしても結果を出したかった。そういう意味では雨でしたがいいペースでも走れていたし、良かったなと思います。

(スタートで10ポジションアップをしたが?)スタート自体で3台くらい抜いて、そのブレーキングで前が見えない状態で周りのみんなが遠慮している状態の中、僕はたまたまスペースが空いていたのでそこに突っ込みました。プラス前でクラッシュがあったのでそれに助けられたのかなと思います。スタートを終わってからは3番手、リスタートのときは関口(雄飛)君がコースアウトしたので2位になりましたが、そのあとのペースがすごく良くて。昨日の予選でも速かったんですが、ピットが一番後ろということで、(アタックのタイミングで)全部赤旗の影響を受けてしまって……。そういう部分で速さの確認はできていたので、晴れのセットアップは試せていないのでそういう部分の懸念は残りますが、うちの新しいエンジニアも頑張ってくれていますし、次回のSUGOに向けてはモチベーションも上がってきているのでチームにとってもいい表彰台だったと思います。

(今回は事前の準備がうまく行ったか?)4月の始めから準備が始まり、チーム体制がドタバタだったと言うか……。案の定、鈴鹿で悲惨な結果になってしまいましたが、チームは諦めず、めげずにやってくれて、チーム全体として底上げをしてくれたので。メカニックも毎日トレーニングをしてくれていたし、今回ピットストップはなかったですが、次回に向けて自信もあるし、そういうひとつひとつが重なった結果だったと思います。(田坂泰啓エンジニアとは初仕事だったが)僕はリアルレーシングで(全日本)F3をしているときに(田坂が)SFをやっていたのかな? それで僕のことを知っててくれてて。話してみたらすごくジェントルな人で、話も通じるし頭も切れるし。田坂さんだけでなく、チーム体制として宮田(雅史)さんとデータエンジニアの方もいるので、恵まれた体制です。その上に本山(哲)さんがいて、本山さんからはドライバーが必要な情報__「今、どこで風が強い」とか「誰がここでスピンしている」とか、助けてもらっています。1台体制で不利な部分もありますが、その分、ひとりに集中してそういう人たちの声が届くので、ありがたいと思います。僕にはスポンサーさんもいて、そしてホンダさんの助け、チームの助けもあって、その人たちに結果で返したいということを思っています。今回2位(※2)で(規定周回数の75%未満での終了のため)ハーフポイントだと思うのでまだまだ足りないですし、チャンピオンシップという意味ではまだまだビハインドなのでチャンピオンを目指して、残り4戦、全力疾走でいきたいと思っています」

※2:記者会見終了後、正式結果で3位に(スタート手順違反により競技結果に対し5秒加算のペナルティ)

優勝チーム監督
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
舘 信秀監督
「こんな完璧な予選とレースをしてくれるとは正直思っていなかった」

「大変荒れたレースで最後まで走ることはできませんでしたけど、素直にうれしいです。昨日(の予選)も(雨が)降ったり止んだり大変荒れたコンディションの中で、非常にチーム全体が落ち着いていたし、なんと言ってもジュリアーノ・アレジ君が一番落ち着いていて、いいタイミングで出したタイムだったと思います。彼は昨日からすごく落ち着いていましたよね。

(予選ではワン・ツー獲得で、予選の組み立て、時間の使い方が素晴らしかったと思うが)ありがとうございます。昨日のオペレーションはほんとに上手だったと思いますね。去年のチームチャンピオンなので、(ピット位置も)一番前だったことも非常に有利に働いたと思います。それをうまく利用して、予選のやり方も上手だったし。まさか(予選で)ワン・ツーとはね……(笑)。正直思ってませんでした。ああいう結果で、昨日からほんとにチームとしてはうまくやったなと思います。チームミーティングでは、昨日の予選についてふたりのドライバーをほめちぎりました(笑)。予選ワン・ツーだったので。で、今日は”グッド・ラック”とだけ言いました。

(レースが荒れた展開になったが、どう見守っていたか?)なんだろう……、ちょっと今までにない、何か自分の息子が走っているような気持ちでしたね。ジュリアーノには申し訳ないけど、僕は(結果を出すには)まだまだだと思っていたから。あんなに完璧な予選とレースをしてくれるとは正直言って思っていませんでした。だけど、レース中はミスらなければいいなと、正直に親心として思ってました。彼はとても21歳とは思えないくらい、しっかりしています。最初に会ったとき、ほんとにちゃんとした社会人という印象がありました。今までの外国人ドライバーの中では極めて真面目です。ジュリアーノはすごくこれからが楽しみになってきました。(トップカテゴリーでの挑戦には)少し時間がかかると思っていたので、スーパーフォーミュラ・ライツからじっくりと時間をかけて育てていきたいなと思ってましたが、もうすぐにでも(スーパーフォーミュラで)いいような気持ちがして……。(レギュラードライバーの)中嶋一貴には申し訳ないけど(笑)。(一方の宮田莉朋は?)スタートが上手じゃなかったですね。走れば結構速かったので、うまくスタートすればそのままワン・ツーも在り得たかもしれませんけど。次回、一貴(の参戦)をどうしようかなぁって(笑)。いやまぁ、次回も優勝目指して頑張りたいと思います」

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