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ルーキーテストは佐藤蓮が最速

2021年12月9日

ルーキーテスト最速の佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)

全日本スーパーフォーミュラ選手権で、毎年恒例となっている12月の合同テスト。その2日間のセッションが終わった翌日、12月9日(木)には、引き続きルーキードライバーのみによるテストセッションが行われた。このテストに参加したのは、今季スーパーフォーミュラ・ライツに参戦していた、佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)、三宅淳詞(KCMG)、平良響(ROOKIE RACING)、そしてマスタークラスチャンピオンとなった今田信宏(B-MAX RACING TEAM)の4名。この中で、佐藤と三宅は合同テストにも参加していたが、平良と今田はこの日のみの参加となっている。セッションは午前9時から10時、午前10時半から11時半、計2時間。その1回目のセッション終盤には、佐藤が1分37秒112をマークし、これがルーキーテストの最速タイムとなった。

前日に吹いた強風も収まり、朝から温かな冬日に恵まれた鈴鹿サーキット。そんな中、午前9時からセッションが始まる。このセッションではまず三宅が国本の車両に乗り込み、序盤から1分38秒954、1分38秒903と徐々にタイムを上げて行く。これに続いて、1分38秒179をマークしたのは佐藤。三宅も1分38秒430までタイムアップしてきた。
その後、開始から約24分というところで、セッションは赤旗によって中断。これは今田がヘアピンの進入で止まり切れず、コースオフしたためだ。このマシンの回収が終わり、セッションが再開したのは午前9時38分。その5分後には、佐藤が1分37秒792と、37秒台に突入してきた。さらに、セッションの残り時間が2分というところでは、三宅がニュータイヤで1分37秒390、さらに佐藤がニュータイヤで1分37秒112を刻む。これがスーパーフォーミュラ初走行となった平良は、最初のセッションでは1分40秒061がベスト。今田もこのセッションでは、1分43秒379にとどまった。

平良 響(ROOKIE RACING)

30分のインターバルを経て、2回目のセッションが始まったのは午前10時30分。このセッションでは、三宅が小林可夢偉(KCMG)のマシンに乗り換え。比較テストを行なっている。その三宅は、開始から20分たらずというところで、1分37秒989をマーク。平良も一気にタイムアップし、ニュータイヤで1分37秒447というタイムを刻む。また、今田も大きくタイムアップし、1分41秒155。今田は翌周もアタックを続けたが、セクター3でタイムロス。ここでの自己ベスト更新はならなかった。その後、セッションの中盤には、佐藤が1分37秒283をマーク。セッション最後にはアタックを行わなかったため、これがベストタイムとなる。平良もこれ以上のタイムアップはなかった。これに対して、セッション終盤にベストを刻んだのは、三宅と今田。三宅は1分37秒760、今田は残り3分というところで1分41秒069をマーク。今田はあと少しで40秒に突入するというところだった。

今田信宏(B-MAX RACING TEAM)
三宅淳詞(KCMG)

結果、2回のセッションを終え、総合トップだったのは合同テストから走行している佐藤。同じく合同テストで2セッション走った三宅が、国本車で出したタイムが2番手。3番手に初走行の平良。これに今田が続く形となった。どのドライバーの口からも、「素晴らしい経験になった」という言葉が聞こえたルーキーテスト。この走行は、間違いなく今後のキャリアに生かされるはずだ。

佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)

「3日間、こうやってホンダさんにチャンスをいただいて、乗らせてもらって。これだけの距離を走らせていただけたのは、JRPさんにも感謝ですし、本当に一歩ずつ成長できたらなと思っています。スーパーフォーミュラでは、最初、やっぱりエンジンパワーに驚きました。スーパーフォーミュラ・ライツと、クルマの特性とかダウンフォースの出方とか、似ている部分が多いんですけど、ただ馬力はSFの方が倍以上あるので、そこのアクセルコントロールとかそう言った部分で最初は気を使いました。ドライの初日の最初は、本当に首が動かないぐらいまで結構来ました。ただ、回数を重ねて行って、2日目になると、少しずつその状況にも慣れて来たので、少しずつ身体の面では慣れて来ていると思います。昨日まで、ドライで結構走らせていただいて、そこでチームメイトの野尻さんにも比較で乗ってもらって、すごくいいデータをもらうことができて、そこから昨夜は本当に色々と分析して。それで少しずつ改善して行って、今日の1回目のセッションでは、昨日よりも大幅にタイムを伸ばすことができました。そこは一歩ずつ、確実に成長しているかなと思います。今回のルーキーテストでは、クルマは変わりましたけど、今季同じ土俵で戦っていたドライバーたちと、また同じように一緒に走るということで、タイムでは負けたくないという思いで走りました。この中では、合同テストも含めて一番走行していることもあり、絶対に負けられないところがありましたし、まだまだ自分の中でも限界は先にあるとは感じているので、もう少し分析していきたいですね」

三宅淳詞(KCMG)

「僕も3日間走らせていただいて。僕は雄資さんとクルマをシェアして走らせていただいたんですけど、やっぱり雄資さんも可夢偉さんも超経験豊富。そういう面ではクルマのセットアップの進め方だとか、エンジニアさんとのコミュニケーションの進め方、それプラス走行データも比較できるので、自分の悪い部分、逆に良かった部分とかもあったので、そういうのがしっかり明確に見えて、今後につながるいいテストになったんじゃないかなと思います。今日は、雄資さんと可夢偉さんと、両方のクルマに乗りましたが、昨日のテストでも、ちょっと2台でセットアップの方向が違うみたいな話が出ていたので、「じゃあ一体どれだけ違うんだろう」っていうのを、今回僕でチェックさせていただきました。今回3日間のテストで大変だったことですか? まず雨に関しては、ターボエンジンということで、急にブーストがかかった時のホイールスピンに対する自分のアクセルワークの制御みたいなところでした。ミスしたらクラッシュもあるので、そういう部分は本当に怖かったです。そして、昨日のドライに関しては、やっぱり強風で、ライツでも同じことは言えるのかも知れませんけど、風が吹いた時の挙動の乱れみたいなのに最初はちょっと慣れなくて、そういう面はビックリしました。雄資さんとか可夢偉さんに比べて、まだS字とかでは僕の方が車速が遅いですし、まだビビっている部分があるので、SFを自分の物にできたという感覚はまだありませんね。僕は、佐藤選手と初日から走って、ルーキー同士でやっぱり負けたくはなかったですけど。でも、チームごとにやっているメニューも違いますし、攻めてクラッシュしたら台無しなので。クラッシュせずに、チームのためにも自分のためにもデータを取れるようにとタイムは余り意識せず、自分がやることに集中して走りました」

平良 響(ROOKIE RACING)

「まずたった1年前までFIA-F4に乗っていた僕が、1年後にこうやってルーキーテストに参加させていただいて、本当にチームの皆さんに感謝ですし、本当に巡り巡って来たチャンスを無駄にしないように、ちゃんと集中して走ることを意識して、走りました。やっぱり事前にシミュレーターとかもかなりやり込んで来たので、目の感じとかは大丈夫なのかなと思いきや、本当に全く別世界で、最初は目が付いて行かないということもありました。でも、シャシーの面では、ライツと同じダラーラのマシンで、シートもそのままパコっと入りますし、そんなに違和感なく走ることができたので、こうやってタイムが出せたのかなと思います。またチャンスがあれば、乗りたいですね。今日、1回目と2回目のセッションのインターバルがたった30分弱しかなくて、飲み物飲んで、トイレ行ったら終わりみたいな感じだったんですけど、その間にも片岡(龍也監督)や大嶋さんにアドバイスいただいて。昨日走っていたロガーも見させていただいて、速いところ、遅いところあったので、そこを1ヶ所、1ヶ所、大きな違いだけを分析して、それを改善して2セッション目を走ったという感じでした。それで大きくタイムアップしたと思います。2セッション目は、1セッション目に比べて、やっぱり力の抜き方を覚えて来たので、無駄な力を入れることなく走れたなっていう感じですね。1回目はガチガチでした。本当に最初のアウティングは、怖いので、全身に力が入っていた感覚もありますし、ピットに帰って来たら(力み過ぎたために)やっぱり息も切れていて。でも、2回目のアウティングして帰って来たら、1回目より2回目の方がやっぱり力が抜けていて。さらに2セッション目には力が抜けてっていう感覚で、慣れて来ました。ニュータイヤでのアタックに関しては、昨日からずっと勉強させてもらっているんですけど、大体みんな計測3周目にアタックっていうところだったので、そこはとりあえず真似しようということで、1周目、2周目ゆっくり温めて、3周目アタックという形を取りました。そこでは、S字に入った瞬間に、まずグリップの高さに驚い担ですけど、そのフィーリングを丸々1周、使い切ることができなくて。本当は、最後もうちょっとタイムアップできたかなっていう感じでしたね。僕は他のドライバーのタイムは全く意識していませんでした。三宅選手と佐藤選手は一昨日から走っていましたし、僕は安全に、今日1日2時間しっかり走るっていう上で、チームからも「タイムは気にするな、自分のペースで行け」という指示があったので、それをちゃんと受け入れて、自分の行ける範囲でペースを上げていこうっていう形でした」

今田信宏(B-MAX RACING TEAM)

「前回、富士で乗らせていただいて。その富士の時は突然お話をいただいたんですが、今回はシミュレーターでかなり走り込んで来ました。でも、若手とのタイム差はライツと同じかそれ以上でしたね。ライツのタイム差以下にはしたかったんですけど、これだけスピード感があると、思っている以上にコースが狭く感じて、すごく新鮮な感じでした。とにかくとにかく(このクルマは)速いです。それぞれのコーナーがまだ余っているのは分かっているんですけど、やはりスピード感に負けてしまってという形で。でも、とてもいい経験で、人生最良の日の一つになりました。ニュータイヤの一発目はすごいグリップ感が強くて。ヨコハマさんのタイヤの使い方とかは、ライツでやっているので分かっているつもりだったんですけど、それ以上にグリップ感があって、やっぱり余らせてしまった感じでしたね。でも、とにかく楽しかったです。機会があれば、もちろんまた乗りたいですね」

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