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出前授業『カーボンニュートラルとモータースポーツを考える』第2弾を宮城県で開催
2022年6月2日
株式会社日本レースプロモーション(東京都千代田区)と株式会社菅生(宮城県村田町)は、宮城県村田高等学校で、6月2日(木)午前9時から出前授業『カーボンニュートラルとモータースポーツを考える』を開催致しました。
この出前授業は、これからの未来を担う若い世代に、世界的に喫緊の課題になっているカーボンニュートラルについての理解と、その必要性について考えてもらうことを目的に開催したもので、5月11日の大分県(株式会社オートポリスと共催)に続く2回目の開催となりました。
講師は、トヨタ自動車株式会社で長年エンジン開発を担当してきた永井洋治氏(元トヨタカスタマイジング&ディベロップメントTRD本部執行役員で、現在は株式会社日本レースプロモーションの「スーパーフォーミュラNEXT50プロジェクト※」テクニカルアドバイザー)が務め、総合学科3年生18名と2年生12名の計30名が参加しました。
授業では、世界的規模で進む地球温暖化の現状やその原因となるCO2排出がもたらす影響、またCO2削減の道筋について具体例を挙げて説明した他、カーボンニュートラル実現に向けてモータースポーツが担っている役割についてわかりやすく説明しました。
授業の後、受講生からは、「自動車が環境問題とかかわりがあると思わなかった。カーボンニュートラルを意識して勉強していきたい」と感想が述べられました。
受講生たちは、本日の出前授業で学んだ知識をさらに深めるために、6月19日(日)にスポーツランドSUGOで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦スポーツランドSUGOの決勝レースを見学する予定で、授業の最後に、株式会社菅生の青島全也営業部長から招待券の贈呈が行われました。
※スーパーフォーミュラNEXT50プロジェクト
今年国内トップフォーミュラ50年(1973年の全日本F2000選手権開幕から)という節目を迎えるにあたり、全日本スーパーフォーミュラ選手権を年7大会10戦を運営している日本レースプロモーションが、サステナブルなモータースポーツ業界づくりを目的としてスタートしたプロジェクト。レース開催前後にサーキットでテストカーを走らせ、車体、燃料、タイヤの3つのカテゴリーでカーボンニュート
ラルを実現するために様々な開発テストを実施している。