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「結果を残すことができてうれしい」第6戦決勝記者会見

2022年6月19日

決勝1位
No. 4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
「結果を残すことができてうれしい」

「優勝できてとてもうれしく思っています。(スーパーフォーミュラ参戦)3年目で優勝できて、最高です。去年は(コロナ禍で来日できず、終盤の)数戦の参戦でしたし、2020年はフィニッシュできないレースが多かったので、今日は結果を残すことができてうれしいです。昨シーズン僕たちのチームはなかなか思うようにレースができず、厳しいシーズンを過ごしましたが、ようやく今年はトップ争いするところに戻ってきました。ただ残念ながら(チームメイトの山下)ケンタがスタートで他車との接触があったんですが、チームとしてはいい状態になってきたと思います。

今日のレースはいいスタートを切ることができましたし、何よりもタイヤマネージメントが一番重要だと思いました。10周を終えてピットインしましたが、その後2度目の(SC明けの)リスタート以降、前の(ステイアウトを選択していた)クルマのトラフィックの後ろでペースをキープしていました。とにかくタイヤを労わり、デグラデーションをできるだけ起こさないようにとマネージメントを心がけましたが、うまくいったと思います。

(ステイアウトした車両が長い間前を走ることになったが)2回目のリスタート明けは、前にいるミヤケ選手やコバヤシ選手とのギャップを敢えて作りました。前で何が起こるかわからないという感じもしたので少し気をつけながらギャップを作ることにしたんです。でも僕のほうが(タイヤ交換済みなので)タイヤの状態が良いので、すぐに彼らに追いついてしまいました。一方で、SUGOでは追い越すのがとても難しいことはわかっていたし、ミヤケ選手の背後につけていたのでクリーンなエアを受けられないままタイヤのマネージメントを心がけていたので、意図的にミヤケ選手との車間を開けてクリーンエアを受けることにしました。ただ、その中でプレッシャーを感じることはなかったし、ミヤケ選手やコバヤシ選手には早くピットインしてほしいと思っていました(笑)。とにかくイライラすることなく落ち着いて走ることを心がけました。今日は何よりもタイヤマネージメントが重要だったので、タイヤをコントロールすることができました。前回のオートポリス同様、リヤタイヤに厳しいサーキットであることを意識して走っていました。

レースでは、残り15周くらいの時点でちょっと気がかりになったことは、タイヤをセーブするために前のミヤケ選手にあまりプッシュせずに走っていたのですが、ミヤケ選手の前にいるコバヤシ選手の前には大きなギャップがあったので、(ステイアウトしている選手が)ピットインした後に差がどうなるか不安がありました。心配になるだけなのでチームには無線で話しかけないでとお願いしたんです。とにかくレースに集中したかったんです。まずは自分のベストレースをしようとそれだけを心がけました」

決勝2位
No.65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
「次に向けて士気が上がってががんばることができる」

「久しぶりに上位で争うことができてます本当によかったなと思うのと、チームもすごくがんばってくれてここまで(いいクルマを)持ってきてくれて、ピット作業もほんと完璧にやってくれたので、この結果があると思います。かなり苦しんだ(シーズン)前半でしたけど、チーム全体として徐々に良くなっていって、この結果を踏まえて次に向けても士気が上がってががんばることができると思うので、こういう結果を残せて良かったと思ってます。

今回はスタートも非常に良くて、一気に3番手までスタートで上げることができたっていうのは……それまでもスタートに対してはすごく こだわりもって、いろいろ研究してやってきたので、それが実を結んだのかなと思いますし、そのあとのビット作業でも、今までは課題をチームとして持ってたし、 そこをどうしたらいいかっていうのを全員で考えてきて毎戦やってたので、それが実を結んだほんとよかったです。

(2回目のリスタート明けはフェネストラズに迫ったが)オーバーテイクするにはちょっと難しい……そこまで詰め寄れなかったのもあ りましたし、例年に比べてトヨタ陣営のエンジンもすごい伸びているというか、エンジン自体のパワーが(ホンダエンジンと)拮抗しているというのもあって、なかなか簡単には抜けなかったです。(その直後は野尻の猛追に遭い、1コーナーのブレーキングでタイヤスモークがあがったが)タイヤに関してはロックアップしましたけど最小限に納められましたし、(その後)周回する上で問題はなかったです。あそこで(野尻に)行かれてしまっては、その先もズルズルとうしろに下がってしまうなとも感じてました。そこは僕自身としては引くポイントではなくて、むしろ行ったほうがいいなと思ったので、なんとかレイトブレーキングで(野尻を)抑え切ったという形です。引くという選択はなかったです」

決勝3位
No. 1 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「チャンピオンシップを考えると3位というのも悪くない」

「またしても……という感じですが、チャンピオンシップを考えると3位というのも悪くないと思いますし、勝てなかったのは非常に悔しいのは当然ですが、(シーズン)約折り返しのところまで来て、ポイントランキングのトップにいますから、それはそれでいいことかなと思います。次(のレースまで)、また約1か月後ぐらい空くので、ちょっとゆっくり休息を取りながら もう1回自分自身を復活させて、また次の富士からしっかりと戦えるような自分自身を作っていきたいなと思います。

残念ながらここ最近ポール(ポジション)から勝てないっていうレースが続いてますけど、も何度でも挑戦をして……なんか変にできてしまった流れとかジンクスみたいなものを打ち破ったときに、またスポーツ選手として、 皆さんに何か感じ取ってもらえることができるのかなと思いますので、また必死にがんばっていこうと思います。

昔を振り返ると、よく”エビスタート”って言われてた時代があったなと思うんですけど、 そこから払拭というか(払拭)して、ここ最近はポール(ポジション)からしっかりと決める……スタートを決めるっていうことが非常に多かったので、今回もまあ普通にやればと思っていたんですけれども。スタートのクラッチのバイトポイントの合わせ込みをもうちょっと攻められたかなっていうところ、そこが少し甘かったかなっていうところで…… 。スタートの初動の部分でジャストミートというか、適切なクラッチミートができなかったかな、ちょっと”半クラ”気味になってしまったかな、というようなところで (フェネストラズに)行かれてしまいました。

(ピット作業で何か問題があったかどうかは)わからないですけど、ちょっと遅かったのかなとも思いますけどね。ただでももし遅かったとしてもいつも助けてもらってるんで。あそこから挽回するのが僕の仕事だったんで、それができなかったのは非常に残念ですね。(その後のバトルでオーバーテイクのチャンスは)1回あったんですけど、そこまで僕の方もブレーキで抜けるほど良さがなかったんで。1回前に出られちゃうと、このサーキットは(逆転するのが)なかなか難しいし、なんかよっぽど大きなミスも……大湯(都史樹)選手もしなかったですし、(逆転は)難しかったかなと思います。とはいえ、 こじ開けたかったし、こじ開けていかないと先が見えてこないなと思ってるんで、そこは今後の僕の反省点にしていきたいなと思います」

優勝チーム監督:KONDO RACING
近藤真彦監督
「今回のサッシャはスタートに尽きる」

「(優勝するまで)長かったなというのが印象的で、毎回毎回今年に入ってシーズンオフのテストからかなり良くなってるのはもう実感としてはいたんですけども、でも1レース、2レース、3レースやっていくごとにチームの安定した速さっていうのもわかってたので、いつでもこういう(勝てる)チャンスが来るなという気持ちはありました。けども、前のレースもその前のレースも、何かひとつ足りない……ギアが引っかからないものがあって優勝を逃していました。ただ、いつもこの順位で予選終わっていれば、いつかどこかで必ずこういう日が来るなと思って信じてやって……。割と全体的に長かったですけど、シーズン的に早く来てくれて良かったなと思います。

(ルーティンで)ピットに入れて、その後(ステイアウトして周回を重ねたNo.37 Kuo VANTELIN TEAM TOM’Sの) 宮田(莉朋)選手との戦いになったと思いますが、もっとグングンこられると困ったんですが、なんとなく逃げ切れる要素があったので。サッシャ(フェネストラズ)も最後はタイヤがきつかったんですが、タイムも見えていたし、このまま行ければと。とにかく今回のサッシャは(ポールポジションの野尻を抜いた)スタートに尽きたと思います。

久しぶりの優勝(2019年岡山大会以来)で、少しウルっとなるところはありましたが、実際には(涙を)堪えました。チームが全体的にがんばってくれたことと、車検場に(オープニングラップでリタイヤしたチームメイトの山下)健太が来てくれたのが何よりもうれしかったですね。レースが終わって(山下には)『次(優勝するの)はお前だから』と声をかけておきました。それからグリッドへサッシャに『おめでとう』と言いに行きました。うちのテーマはふたりとも”スタート”なんです。前回のオートポリスが終わったときも『予選で前に行っても、今のスタートだったら1コーナーで終わるぞ』とスタートが課題だという話をしました。サッシャは今日(スタートを)決めてくれましたが、健太が”普通”のスタートなんです。普通だと後ろの”いいスタート”(をしたドライバーに)絶対に抜かれてしまうので。普通じゃダメなんです、このレース。健太には予選もがんばってもらって、スタートもがんばってもらえば勝てるからと。いつ勝ってもおかしくないドライバーなので、次は健太に一番前でゴールしてもらいたいです」

BRM Winners AwordとしてViron Japan株式会社 日高代表取締役より特製クロノグラフが贈呈された

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