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「奇跡のようなシーズンは、もうこれ以上ないんじゃないかっていうくらいすばらしいシーズンだった」シリーズ記者会見

2022年10月30日

No. 1 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「奇跡のようなシーズンは、もうこれ以上ないんじゃないかっていうくらいすばらしいシーズンだった」

「今年からタイヤが少し変わり、開幕(富士)の(第1戦)予選は、”あれ、ちょっと今年は厳しくなっちゃうのかな?”と思ったりもしたのですが、そこはさすがチーム力で翌日の(第2戦)予選にはすばらしいリカバリーをして、第2戦ボール(ポジション)を獲って、そのままポール・トゥ・ウィン……と、そこで今シーズンの流れを作れたと僕は思っています。

そこから、チームは毎回ミスなく僕を送り出してくれましたし、みんなの頑張りが常に形になり続ける……そんな奇跡のようなシーズンは、もうこれ以上ないんじゃないかっていうくらいすばらしいシーズンでした。最後にまた優勝できて、この(チャンピオン)会見を迎えられたということも何よりうれしいです。また、今ここにチャンピオントロフィーがありますけど、これがというか、ずっとこれが僕のものであってほしいなと心から思うぐらい、チャンピオンというものはすばらしいもので、去年もこの(チャンピオン会見の)ときに思ったと思うんですが、何回でも経験したい……そういうものだなと思います。

シーズン終盤になってきて、(勝ちたい気持ちとタイトル獲得のためにリスクを追わないことへの葛藤が)より強く出てきたかなというのがあるんですが、もてぎの2連戦(第7戦、第8戦)なんかも、その辺りは、すごく勝ちたいけどピットインのタイミングを相手に合わせなきゃいけないとか、そういったところもありました。もてぎは苦しんだというか……。シーズンを通して見るときに、やっぱり終盤に差し掛かってダブルヘッダーが立て続けにあるっていうのはものすごく厳しいもので、金曜日の僕の(専有走行の)調子を見てたら、あのまま終わっちゃいそうだったかもしれないし、そういったことも充分にあり得ました。本当に、この終盤のダブルヘッダーっていうのは、僕の精神を”ゼロ”にしたなと思います(苦笑)。

(来季は、スーパーフォーミュラとして前人未到のシリーズ三連覇がかかるが)”そんなところ”に行っていいものなのか……(笑)というのがあります。通常、チャンピオン会見ではみんな喜んで”わぁー”っていう会見が基本だと思うのですが、今、僕が思っているのは、これほどまでにいいシーズンを送ったあと、今年の結果が自分自身を苦しめることになると思うので、それを超えられるような野尻智紀にならないといけないなっていう思いが強くあります。たぶんそれがレーシングドライバーっていうか、戦う選手として必要なものになってくると思います。頑張って超えなきゃな、っていう……それが出来なかったら、三連覇はないし、その先のドライバー人生もなくなると思うので、来年も必死に戦い続けたいなと思います。

(昨シーズンに続き、車体に医療従事者への感謝のメッセージを記して参戦したが)そういった感謝の気持ちを持って戦うというのは、医療従事者の方々だけでなくてファンの皆さんへもそうですし、レースに携わってくれているすべての方にそういう思いをもって戦うと自分がさらに強くなれることもあって……。僕からあとでチームに提案したいなって思うのは、来年のファン感(謝デー)とかで、”ファンの皆さん、ありがとうございます!”号にしたいなっていう……(笑)。そういう思いがありますね。

先程、三連覇について聞かれて、それでスイッチが入っちゃった気がして、”(オフシーズンに)休めるかな!?”っていう気がちょっとしてるんですけど……(笑)。家族でゆっくり温泉とか行きたいですね。普段は家のことをなにもしないでレースに取り組んでいるので、オフシーズンくらいは、ちょっとだけ”手助けしてくれてありがとう”って(家人から)言ってもらえるような……家庭での取り組みをしたいと思います(笑)。ほどほどに家のこともやりたいなと思います。そんなオフシーズンにしたいです」

チャンピオンチーム
TEAM MUGEN
田中洋克監督
「最高の形でドライバーズチャンピオン、チームタイトルが決まった」

「まず、(今シーズンの)チャンピオンが決まった昨日(第9戦)のレースですが、これまでチームタイトルを獲ったことがなく、初めてのタイトルでした。しかも(笹原)右京が優勝し、野尻(智紀)が2位という”ワン・ツーフィニッシュ”というのもチームとして初めてでした。そういう最高の形でドライバーズチャンピオン、チームタイトルが決まって、本当にこれ以上ないくらいの内容で(ダブルタイトルを)決められたので、どううれしさを表現していいのかちょっとわからなかったんです(苦笑)。実感もなく、ホテルに帰ってから実感が湧いてきて、本当に良かったなと思いましたし、こういう強いTEAM MUGENを見せることができて本当うれしく思います。勝ちを独り占めしてるような気持ちで、ちょっとこんなことを言うのも変ですけども、スーパーフォーミュラの戦い中で、こういう強いチームを見せられるというのは非常に大事なことですので、本当によかったと思います。

シーズンはじめからを振り返ると、チームタイトルを獲りたいという気持ちは当然ありました。ただその前に、野尻の2連続タイトルを獲ることをチームではメインとして考えていました。そのためにも2台体制で、お互いにフィードバックしながら野尻のクルマにも反映……まぁ野尻が良ければ、もう一台の右京にも反映するということでチーム力を高めていきつつ、野尻のチャンピオンを獲りに行く……それが本当に上手く行ったかなと思います。

ただ、右京のほうはすごいトラブル……”なんでこういうトラブルが出るんだよ”っていうのが結構出たりして、本当に右京には申し訳ないなと思いましたけども、シーズン終わりにはいい結果が……2勝しましたし、修正できて良かったなと思います。野尻に関しては、最初にいい勢いでポール(ポジション)も連続で獲って、優勝もして、すごい勢いだなという感じだったんですけども、中盤からちょっとチャンピオンを意識しつつ、なんとなくライバル勢を見ながらレースを戦う……ちょっと守りに入ったかなというようなことを感じていました。そういう中で、”心配だな、なんか修正できないかな”と思っていましたが、金曜日(の専有走行)はズタボロでしたけど、予選に(向けて帳尻を)合わせてボールポジションを獲って、(決勝では)2位ではありましたがチャンピオンを決めて、ホッとしました。今日(第10戦)は、なんかもうはち切れたようにボール(ポジション)を獲って優勝したので、良かったなと思います。念願のチームタイトルが獲れて本当に良かったと思います。ありがとうございました。

(二年連続で車体に医療従事者への感謝のメッセージを記して参戦したが)去年、メッセージをクルマにデザインして、今年はちょっと(サイズが)小さくなりましたが、でもメッセージとしては残そうという思いでデザインしました。我々としてなにかできること……たぶん今は皆さんももうコロナに慣れて、あまり意識もちょっと……低くはないですけど、だいぶ緩和されてきた感があるので。でもその影ではやはり医療従事者の方の日々の頑張りがあって、それでこうやって我々がレースもできるっていう事を考えると、やっぱり感謝しなければいけませんし、逆にこの場を借りてお礼を言いたいなと思っております。あと、去年のシーズンでは、カラーリングにしても、”全戦ポール・トゥ・ウィン”なんてことも言ってしまいましたが(苦笑)、でもそれぐらいの勢いでレースをすれば、テレビにもたくさん映りますし、感謝の気持ちとしてああいうメッセージがすごい伝わるんじゃないかなっていう気持ちも当然あった中、チームは野尻を含めてテレビにたくさん映りましたので。ちょっとは伝わったかなと思ってます。まだ来年のデザインはまだ全然決まってませんが、(今年も)感謝の気持ちが伝えられたなと思ってます。

(来シーズンのドライバーズタイトル三連覇に向けて)良い成績を出せば出すほどプレッシャーがもっと出てきますし、うれしいことではあるんですけども、これをキープする、しなくちゃいけないプレッシャーというのを、今もうすでに感じてます。ただ、やらなくちゃいけないので、来シーズン三連覇に向けて、もう準備したいなと思ってます」

BRMシリーズチャンピオンAwordとしてViron Japan株式会社 代表取締役CEO滝川聡様より特製クロノグラフが贈呈された

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