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「苦手なSUGOを克服するために、全然違うクルマで来た」 専有走行ドライバーコメント
2018年5月25日
No.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
「2年前のSUGOは全然ダメだったと思うんですけど、去年半分ぐらい良くなって、決勝セットでトライしたことがあったんです。それで去年の決勝は、途中トップよりも速いペースで走っていたりしたんですけど、そこが大きなヒントになりました。今回、来る前にはエンジニアとミーティングで話をして、僕らが苦手なSUGOを克服するために、色々考えてもらって、今までとは全然違うクルマで来ました。今のところ、それがポジティブなフィーリングなので、出だしとしては悪くないと思います。ただ、僕がタイムを出したのは、そんなに周回していない時だったのに対して、関口選手や山本選手は後の方で出しているので、それを考えるとまだ負けている所もあるのかなという感じはします。ラップタイムも今は07秒台ですけど、去年のPPはミディアムで04秒台。今日は砂っぽくて、余りグリップする感じはしませんでしたから。それを考えると、ここからまたコンディションも大幅に変わって行くでしょうし、今タイムが悪くないからといって油断すると…。特に、このタイヤは結構コンディションごとに変わってしまうので、しっかり色んな準備をして、予選で今日みたいな結果で終われたらいいなと思います」
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「今日は路面コンディションが悪くて、最後まで余り良くならなかったですね。走り始めは、僕のクルマも結構バランスが悪かったんですけど、2回ピットに入って、3アウティングする中で、今日は想像通りにクルマが変わって行きましたね。フィーリングもタイムも上がって行って、いい感じでは終えられました。ただ、まだ完璧には直っていないので、それが明日に向けての宿題です。何か全体的にグリップが足りないんです。路面もあると思いますけどね。最後、僕は07秒1でしたけど、その前の周は07秒7だったので、そこは路面が良くなってきてタイムアップしたと思います。セットアップしなくても、上がって行ったような感じですね。その後、僕は赤旗を出しちゃったんですけど、あのまま回りが走っていたら、多分みんなもタイムが上がってきたはずだと思います。そういう意味では、路面の変化が大きかったんだと思いますね。赤旗を出した時は、もう少しプッシュして行ったらどうなるかなと確かめたかったんです。自分の目標とするブレーキングポイントまで行ったら、クルマがやっぱり耐えてくれなくて。明日やっぱりそこを直さなくちゃいけないって分かって、良かったです。クルマにはダメージなかったです。菅生はやっぱり相性がいいですね。実際はもっとタイム差が縮まるでしょうけど、今回もQ3に行ける力はありそうな気がします。今回は石浦さんが速くて、ちょっとイヤな感じなんですけどね(笑)。大量得点して帰りたいです」