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好調の走りを見せていたTCS NAKAJIMA RACING、まさかのクラッシュ
2019年6月22日
No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
「突然態勢が乱れてコースアウトしてしまった」
「フリー走行ではいい走りができて手応えも得られていたし、結果としても最後のアタックで5番手に着けていました。フィーリングもすごく良かったですね。午後からの予選でもQ1(B組)からすごく感触が良かったし、多少のトラフィックもありましたが4番手だったし…。まぁ目標はQ2、Q3進出でしたのであまりポジションは気にしていませんでした。
そしてQ3ですが、ちょっとなんだか変な感じの天候になりましたよね。結果、扱いにくいコンディションになってしまい、すごく難しい走りになりました。周りのクルマも色々な走りを見せていて、場合によってはスピードをすごく落としているクルマもいたし。一方で僕らは早いタイミングからプッシュしてアタックしていました。雨になる可能性もありましたし。それから僕のアタックラップですが、決してパーフェクトではなかったけれど、いいプッシュはできていたんですが、突然態勢が乱れてコースアウトしてしまったんです。あっという間でした。残念な結果ではあるものの、8位からスタートが切れるので、決して最悪の事態ではないですしね。天気もどうなるかわからない。雨になろうが晴れようが明日またいい戦いをするだけです。引き続きガンバリマス!」
No.65 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
「頑張ればトップ争いができるかなと思っていた」
「まずQ1をちゃんと通過できて安心しました。ちょっとミディアムタイヤに不安があって…。とりあえず(Q1を)通ればいいなと思ってたんです。結果的にB組の方が速かったので、(自身)A組で良かったなぁと思いました。一方でソフトの方は結構感触が良かったのでいけるかなと思ってましたが、頑張ればトップ争いができるかなと思っていたんですが、正直なところQ2が終わって(トップタイムとなった山本)尚貴さんのタイムは、見えてなかったし…。ちょっと速いなぁと思いましたね。まぁでもポールを獲るべく考えてアタックに行きました。
Q2とQ3では、同じタイミングでアタックをしました。Q3のプッシュ中は、僕の前に(小林)可夢偉さんがいたんです。セクター1、セクター2と来て、馬の背コーナーに行くまでにもう可夢偉さんに追いついてしまったんです。ただ僕はプッシュしている周だったのでスピードを緩めるわけには行かなかったんですが、一方で可夢偉さんはプッシュしてなかったと思うんです。そこで距離も思ったより結構近くて、ダウンフォースが抜けてしまい…。SP1つ目で多分外の縁石に乗ったと思います。そのとき黄旗もほぼ見えてなかったし、前にクルマもいたし…。だから、正直どうしようもなかったかな、という感じです。パロウ選手と起きてしまったことは同じなんですが、起き方が僕の場合は違ったというわけです。いずれにせよ、あのまま例えば可夢偉さんに引っかからずアタックできたとしてもアレックス(パロウ)がコースアウトしている周になるので、タイムは残らないですしね。そう考えたらどのみち一緒だったのかなとも思います。ただ、何もなくスムーズにアタックできてたら、いけた(トップを狙えた)とも思いますね」