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「自信をもって自分の力を出し切ることに集中した」
2020年8月30日
予選1位
No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「自信をもって自分の力を出し切ることに集中した」
「SUPER GT(の開幕戦)もそうだったのですが、(予選・決勝を日曜日で実施する)1Day開催だと予選(の結果)が良くても午後に(決勝を)控えているので、喜べないというか…。いつもなら”やったぁ!”といううれしさがあるのに、そういうのもなくて。レースで勝たないと意味がないので、午後からのレース、特にスタートに集中していきたいと思います。
(アタックの方法が異なる福住選手がQ2でトップタイムをマークしたが)とくに動揺することはありませんでした。僕も”できたら計測1周目でアタックしたい派”だったのですが、(計測)2周(目にアタック)したほうが周りとの間合いやポジション取りで変なところに行かずに済むので、2周目にアタックしました。Q2になれば(出走)台数が増えるのでそこまで気になりませんでした。Q3は(計測)1周目に(アタック)するかどうか迷ったのですが、ずっとそこまで2周目にやっていたので、そのやり方で行こうと思いました。(アタックのタイミングを変更する場合)タイヤの内圧なども変わってくるので、そのアジャストがうまくいかずに(アタックを)失敗するのがいやだったので、同じやり方で行くことにしました。
(もてぎでは金曜日のセッション開始時点から非常に調子が良く、自信が垣間見えるようだが?)去年はここ(第5戦:予選2位、決勝1位)で調子が良かったので、それをもとにやっています。去年の予選は自信があったのに、(アレックス)パロウ選手に負けてすごく悔しくて。なんで負けたのか、シーズン後半やシーズンオフのテストを通して(理由が)わかったし、それをうまくはめ込んで自分がまとめることができればいい結果が出ると思ったので、自信をもって自分の力を出し切ることに集中しました。チームもミスなくやってくれましたし、感謝しています」
予選2位
No. 4サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
「チームがとてもがんばってくれていいクルマを用意してくれた」
「(予選)結果は奇跡のよう。とてもうれしいです。レースウィークに入ってからというもの、金曜、土曜日はとても厳しい状況でありました。つねにいいペースをつかむことができず、後ろのポジションで苦戦していました。そんな中でチームがとてもがんばってくれていいクルマを用意してくれました。僕にとってスーパーフォーミュラ初の予選だったのですが、KONDO RACINGとして予選2、3位という結果を残すことができてとてもうれしいです。
(もてぎは去年、F3タイトルを手にした場所ですが?)昨夜は珍しいくらい緊張して、あまり寝付きがよくありませんでした。確かにいつも以上にストレスもありましたが、決して悪いストレスではなかったです。決勝はとにかく(ポールポジションの)リョウ(平川 亮)にくっついてロックオンした状態で走りたいほど緊張しています。それにスタートもとても重要になると思います。今回、僕自身(スーパーフォーミュラでの)初のハンドクラッチスタートにもなるのですが、どうなることやら…。難しいとは思いますが、がんばりたいですね。レースはタイヤ交換なしの長いレースになるし、ベストを尽くしたいです」
予選3位
No. 3 山下健太(KONDO RACING)
「色んな方のご尽力があって参加できたので感謝しています」
「今回、(走りはじめから)平川選手がめちゃめちゃ速いという印象でした。あと、(チームメイトでもある)サッシャ(フェネストラズ)選手もすごくルーキーなのにめちゃめちゃ速くて…。そのふたりにはQ2から(タイムが)ちょっと届かなかったのでQ3も厳しいかなと思ってはいましたが、最低3番グリッドを獲得できたのでレースに向けてはまずは良かったかなと思います。
今週末、いつもよりも走りはじめが全然遅い感じでした。予選になって急に(トップタイムが)1分31秒台に入ってきたので、Q1からQ3の間にどんどん路面コンディションが上がることを予想して、少しずつ(セットを)変えていきました。ただ、Q2からQ3(のコンディション)が意外と変わらなくて…。そこはちょっと予想と違いましたが、そんなに問題はありません。
あと、今回は本来であれば参加できるか(8月15日開催の世界耐久選手権第6戦スパ・フランコルシャンに出場したため)わからなかったのですが、色んな方のご尽力があって参加できたので感謝しています」