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宮田莉朋、河野駿佑 コメント
2020年12月23日
ルーキードライバーテスト S-1 11位 S-2 5位 初日総合 6位
宮田 莉朋 VANTELIN TEAM TOM’S
「同じVANTELIN TEAM TOM’Sと言っても、(シーズン中に代役出場で乗った36号車とは)乗っているクルマもエンジニアも違うので、まずはそこからでした。クルマの作り方だったり、走らせ方だったりというところで、お互いに意見を伝え合っていました。ニック選手のドライビングだったり、クルマの作り方をまずは体感してみて、その中で自分の感じたことをエンジニアに伝えるというのが、今日のテストでしたね。エンジニアも試したいことがあったので、そのテストメニューもこなしました。代打で参戦した36号車のセットアップであったり、僕の好み、ドライビングに合ったクルマのセットアップというのもあったので、そういうことも色々と試していましたね。ニック選手が残していったデータの中には、学ぶところがありすぎるぐらいありました。僕が過去にF3だったり他のカテゴリーで見たことがないような走らせ方もありましたし、自分にはないものだと思いましたが、ニック選手はチャンピオンを獲ったドライバーですし、そのデータは活かすべきだと思っています。そういったところが沢山あるので、僕もそれをできるようになりたいっていうのもあります。そういう意味ですごくいいテストになったかなと思います。僕は富士でSFを走らせるのが初めてでしたし、タイヤウォーマーを使用しての走行も去年のルーキーテスト以来なく、ほぼ初めてみたいなものだったので、タイヤの温め方だったり、ピークの引き出し方を勉強するというのも一つの課題でした。正直、そこはまだ掴みきれていない部分があるんですけど、最後はタイムアップできて、初日は5番手のタイムが残せました。でも、まだまだ上げられると自分でも感じられましたし、そうなるためにももっともっとやっていきたいです。最終戦は予選でもウォーマーが使われていたので、周りがどのように走っていたのかとか、ニック選手はどうやって温めていたのかというのを今一度見直したいですね。初日は順調なテストができましたが、ここからさらにSF19のことを理解して行って、タイヤのことももっと理解するべきだと思っています。100%近くまで分かることができるよう、今後の走行でも有意義なテストを続けたいですね」
ルーキードライバーテスト S-1 15位 初日総合 17位
河野 駿佑 ROOKIE Racing
「まずは初めてのスーパーフォーミュラということで、事前に色々なイメトレをしたり、車載カメラの映像を見せていただいて、準備してきました。それに、昨日までずっとスーパーフォーミュラ・ライツに乗っていて、身体のウォームアップもできる限りのところまではやってきた感じです。ただ、どれだけスーパーフォーミュラが速いのか、どれだけ身体が付いていけるのかは、実際に走ってみなければ分からなかったので、まずはどんなものかというのを確認しました。乗ってみて、もちろん加速とストレートが速い、止まる、コーナーも速いというのはありました。ただ、どうしようもできないというレベルではなかったですし、最初からそれなりに攻めて走ることもできました。その後、細かいセッティングのメニューなどもさせていただいて、テストを進めていくことができましたね。ニュータイヤというニュータイヤは履いていませんが、最後数分というところで程度のいいタイヤを履かせていただきました。でも、その時はウォームアップも含めて、タイヤを上手く機能させることができなくて、決して”いい”と言えるアタックはできませんでしたね(苦笑)。今回は、スーパーフォーミュラに乗ったすぐ後に、またライツのテストにも参加させていただきましたが、スピード領域が別次元でした。スーパーフォーミュラを経験したことで、これまで速いと思っていたライツに、少し余裕を持って乗ることができたと思います。コーナリングとかも少し余裕を持てましたし、ちょっと見方が変わったなというところも早速出てきましたね。今回の経験が、フォーミュラだけでなく、スーパーGTやスーパー耐久にもつなげていければと思っています」