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「アタック自体も今のベストを出し切れたと思うくらい攻め切れた」
2022年4月23日
予選1位
No. 1 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「アタック自体も今のベストを出し切れたと思うくらい攻め切れた」
「鈴鹿に入って調子を崩さないことが第一条件というか、僕たちが一番大事にしていたポイントだったので、走りはじめてすぐにこの鈴鹿でも今の僕たちのクルマがマッチングしているのを感じることができました。そこからしっかりとアジャストして……予選でもQ1からQ2のアジャストも良かったと思います。それだけすばらしいクルマを作ってくれたチームに感謝したいと思います。
アタック自体も今のベストを出し切れたと思うくらい攻め切れましたし、自信を持って走ることができました。明日の決勝もまたここに帰ってこられるように最大限がんばりたいと思います」
予選2位
No. 3 山下健太(KONDO RACING)
「明日に向けてはいいポジションだと思う」
「ここに来るのは久しぶりだなという感じです。ここに来るまでめちゃくちゃ苦労したような感じで、ほんとに自分のレース人生の中でも結構苦労したなっていう……スーパーフォーミュラに参戦しはじめて5年間くらい結果が出なかったので。今、結果が出たわけじゃないですが、とりあえずここまで戻ってこれてうれしいです。去年はまったくポイントが獲れなかったので、チームには色んなところを見直してもらい、お金もかけてもらって少しずつ調子が良くなってきました。ほんとはポール(ポジション)を獲りたかったですけど、今は野尻(智紀)がめちゃめちゃ速いので悔しいですが、明日に向けてはいいポジションだと思います。できれば野尻選手を抜いて勝ちたいですけど、表彰台で終われるようにしたいと思います。
去年はなにをやってもダメという状況だったのですが、スーパーフォーミュラはセットアップ以外の面でもいろいろ変えられることが多いので、パーツ管理含め一から見直してもらって……去年の最初のクルマとはだいぶ違うと思います。そういう積み重ねが少しずつ去年の後半から結果となって出てきました。そこにサッシャ(・フェネストラズ)が帰ってきてくれて、セットアップもふたりで進められるようになりました。それをどんどんやってきたところ、今、ふたりで結果が出せる状況になったと思います。チームが結構がんばってくれたなというところです」
予選3位
No. 4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
「明日も結果を出していきたい」
「いい予選アタックができましたが、このような結果になるとは思いもしていませんでした。朝から調子が良かったのですが、昨シーズンはとても難しい状況だったことを考えれば、今日はKONDO RACINGにとってもいい一日になりました。この鈴鹿でチーム揃って予選2位、3位が獲れましたことは本当にうれしいです。明日の決勝はできれば雨になってほしくないですね。トヨタエンジンユーザーとして2位、3位を獲れたので、決勝では速い野尻(智紀)選手を打ち負かしたいです。まずは今日の予選を喜びつつ明日も結果を出していきたいと思います。
(今シーズンの復調について)はっきりとした理由をあげるのは難しいですね。昨年、僕は(コロナ禍で)いなくて協力できなかったんですが、今年僕がいるからかな(笑)。みんなで一生懸命がんばっているのが要因のひとつだと思います。大変だった昨シーズンのあと、僕らのモチベーションの高さを伝えるべく、チームにはうるさく思われるほどプッシュしたりストレスをかけたりしてきました。チームとして互いをプッシュして結果を出すことがチーム全員の目標だと思っているので、その成果が出てきたんじゃないでしょうか」