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「SF NEXT50」プロジェクトの進行に新たな動き 第5戦サタデーミーティング

2022年6月18日

シーズン折り返しの第5戦を迎えた2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権。その舞台となるスポーツランドSUGOでは、大会初日の6月18日正午よりサタデーミーティングが開かれ、シーズンを通して取り組むスーパーフォーミュラにおけるプロジェクト「SUPER FORMULA NEXT50(SF NEXT50)」の進捗状況はじめ、次回、第6戦富士大会の案内等が行われた。

まず、冒頭に株式会社日本レースプロモーション代表取締役の上野禎久は、去る6月11〜12日に開催された第90回ル・マン24時間レースにおいてワン・ツーフィニッシュを飾ったTOYOTA GAZOO Racingの平川亮、小林可夢偉両選手の活躍を讃え、また、「スーパーフォーミュラを海外にアピールする上で、彼らの走りがシリーズのレベルの高さを指し示してくれたことに、心からうれしく思う」と喜びを口にした。

金曜日に行われた「ル・マン24時間凱旋会見」日本モータースポーツ記者会高橋二朗氏、日本レース写真家協会小林稔氏より花束が贈呈された

続いて、前大会のオートポリス戦までの4戦の観客動員について説明。第3戦鈴鹿は悪天候ということもあって昨年とほぼ同様だったものの、開幕戦富士は前年比110%の、第4戦オートポリスにおいては同比185%という数字に至ったという。これについて「NEXT 50プロジェクトのPRや、家族づれのファンも増えている。徐々にプロモーションが浸透していると思っている」とした。また、6月2日、今大会のSUGO戦を前に実施した宮城県・村田町の村田高校での出前授業『カーボンニュートラルとモータースポーツを考える』について報告。「各地域と、”環境”というテーマで結びつく社会的な活動を通して、モータースポーツの公益性を伝えていきたい。出前授業を続けることで、ドライバーだけでなくモータースポーツに携わる将来の人材もこういうことをきっかけに増えて欲しい。個人的には、20年後に活躍するエンジニアが『あの出前授業がきっかけだった』と僕が生きてるうちに聞けたらうれしいと思っている」とプロジェクトの意義を述べた。

さらに今回の最大のトピックスとして挙げたのは、開催サーキットであるSUGOの改修工事の完了について。「四輪のビックレースとしては柿落としになるということで、新しい施設で大会を迎えられて大変うれしく思う」と上野。朝の走行セッションに先立って行われるコースインスペクションに立ち会ったといい、「今日はどこに来たんだろうと思うくらい、快適な環境になっている。ドライバー、働くチームにとってもたいへんすばらしい環境改善」と感謝を示した。

ミーティングの本題に入り、まず触れたのは、SUGOのピットビル上に設置したソーラーパネルについて。「いわゆる”生グリーン”という、実際そこで発電した電力でレースを運営する取り組みをしている。さらには、東京電力さんのサポートにより、大会で使用する電力相当のグリーン電力証書の発行をいただいた」とレース開催時のグリーン化の推進に言及した。また、カーボンニュートラルに向けた新たなパートナーシップ締結を発表。伊藤忠エネクス株式会社の執行役員 カーライフ部門長の茂木司氏を紹介した。同社は、2016年らかTEAM IMPULのトップパートナーとしてスーパーフォーミュラに参戦。2021年には環境問題の取り組みの一環として再生可能エネルギーを用いた”IMPULでんき”の提供を始めた。また、今季は第1戦からチーム内の発電機において国内初の100%のバイオ燃料”リニューアブルディーゼル”を導入している。今回は、JRPのプロジェクトである「SF NEXT50」への協賛が決まり、今回からJRPが使用する発電機にもリニューアブルディーゼルが使用されている。上野は「サーキット全体で使用する電力全体を俯瞰した時に、新たなパートナーシップ締結は大変ありがたい。業界全体でこのような動きを広げていきたい」とさらなる支援を呼びかけた。

伊藤忠エネクス株式会社 執行役員カーライフ部門長 茂木司氏(写真右)

続いて、「SFgo」における開発サポーターの二次募集の開始を報告。すでに今春から300人の開発サポーターが携わっているが、「みなさんから積極的ないろんな意見をいただいている。開発の参考になっており、改めてお礼を申し上げる」とした上で、「モータースポーツの体験価値を大きく変えるプラットフォームになる可能性を秘めていることを自負している」と言い、個人的な意見であると前置きしつつ、「レースが終わった後、それぞれのドライバーはどういうレースをやったのか、一人一人しっかりと見れるといった”観戦体験”を通して、”おもしろいことをわかりやすく、わかりやすいことを深く”理解いただくために大変必要なツールであると感じている」と進化を見せる可能性に期待を寄せ、「今後はGTAさんやJAFさんとも連携し、業界全体の課題としてしっかりとやっていく。来年の正式ローンチに向けてお客さんに満足していただけるアプリにしたい」と意気込んだ。

また、テレビ番組を活用したプロモーションについて報告。7月10日(日)からBSフジにおいて特別番組「GO ON! NEXT ~サーキットで会いましょう~」の放送を開始する。「スーパーフォーミュラを多くの方に知っていただくための番組。モータースポーツの魅了をレクチャーし、新たなファンマーケティングとして発信したい」と上野。年内4回、各約1時間の特別番組で配信する予定という。そして、次大会第6戦が開催される富士スピードウェイの代表取締役社長である原口英二郎氏が登壇。「富士としては2回目になるが、予選日の夜は前回同様、場内宿泊が可能ということになっている。キャンプには最適な絶好の季節なので、メディアの皆様もよろしければテント持参でお越しいただければ」と富士ならではの観戦ポイントをアピールし、また、久しく実施されなかった一般客向けのパドックパスを数量限定ながら販売する予定があると語った。

富士スピードウェイ 代表取締役社長 原口英二氏(写真右)

その後の質疑応答では、新たなTV番組を放映する理由や放送内容について、また、富士大会でのファンとの交流における”緩和”の見通しなどにも回答。「ガイドラインを敷き、お客さんの楽しさと”演者”(ドライバー)の安全のバランスをとって運営したい。詳細はサーキットと今後話を詰めていく」と締めくくった。

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