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「第2回公式合同テスト」2日目ドライバーコメントpart2
2018年4月4日
2日目総合2番手(セッション4 トップ)
No.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
「今日(2日目)は、昨日(初日)に引き続きミディアムで色々セットアップを試していました。僕らのクルマはストレートが遅かったので、「どうやったら速くなるんだろう?」って色々やっていたんですけど、速くならなかったですね(苦笑)。僕と国本選手が、ストレートスピードは午前中ほぼ最下位でしたから。ウィングは他チームのみんなとそんなに変わらないんですけどね。あと、午前中にミディアムのニュータイヤを履いたら、23秒1しか出なかったんですよ。そこから少しセットを変えて、1アタックしたミディアムでもう1回プッシュしたら、22秒8が出て。そこからは22秒8とか22秒9が連発で出るようになったんです。それでだいぶ良くなってきたなという感じの所で、午前中の最後にはソフトのニュータイヤを初めて使いました。そこで21秒6というタイムが出ましたが、オーバーテイクボタンは2回使っています。でも、そのうち1回は押したかった所で押し忘れましたし、しかも押したのに直線が302㎞/hっていう。みんなは310何㎞/h出ているのに。回りの人はデータを見て、「石浦、押してないのか」って思ったかも知れないです。まぁ、そこで両方のタイヤに合わせ込めたかなと思っていたら、午後になってミディアムで全くタイムが出なくなってしまって。今日も午後の路面が少しおかしかったような感じもありましたね。その中で、僕も少しロングランをしましたけど、そのタイムはずっと24秒台で落ちなかったです。それで、最後は午前中の最後に一度履いたソフトでアタックして、午後のトップタイムが出ました。そのタイムは、ユーズドの割には速い気がするんですけど、なぜかミディアムではタイムが出なくて。その点、関口選手とか国本選手はミディアムで23秒フラットが出ているので、「あれ?」って感じなんですよね。そういうのが、怖い所。午前中はミディアムでもちゃんとタイムが出ていたのに、午後になったら出なくなったり。その原因が何か分からなかったり。だから、みんな歯切れが悪くないですか? 「自信あります」っていう人、いないんじゃないですか? みんな、いい時もあれば突然悪くなったりしていると思いますし、僕も何か分からないです。鈴鹿に行くとまた話は違うと思いますし、富士のレースは7月で大きくコンディションも違うので、まぁ今回のテストのことは余り気にしないでおこうと思っています。ただ、今朝1000分の9秒差の2番手で、エンジニアに「トップで終わりたい」と言っていたので、午後トップで締めくくれたのは良かったです」
2日目総合12番手(セッション4 3番手)
No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
「初日は、走り始めから最後まで、完全に何をやっても良くない感じでちょっと困っていました。タイムを気にせずやっていても、普通なら悪くてもトップ10にはいるのに、基本的にドベでしたからね。ただ、今日(2日目)の午前中に関しては、クルマをちょっと変えて、「こういう方向がいいのか」っていうのが少し分かりましたし、ニュータイヤを入れていないことを考えれば、まあ良かったと思います。でも、午後になったら、また何か分からないことになっちゃって。多分、路面なんでしょうけど。午前の最後と午後の最初はソフトとミディアムの両方を比較するために、ずっとロングランテストをしていて、「こんな感じか」って言っていて、そこからまたタンクが軽めの普通の状況で走りはじめたら、全然グリップしないし、「何じゃこりゃ」っていう感じで終わりました。最後はソフトを入れてアタックしましたけど、まぁタイヤの分だけタイムが上がったという感じです。でも、ユーズドのソフトでもっと速い人もいるので、「ん~」って感じですよね」