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第5戦決勝後ドライバーインタビュー
2018年8月23日
決勝4位
No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「スタート自体は普通でしたが、1コーナーのブレーキングが、他のみんなは結構手前だったので、チャンスはここしかないと思って3コーナーでチャレンジして、野尻選手の前に出ました。この時、オーバーテイクボタンを使ったんですが、それをそのまま活かす形で5コーナーで石浦さんを抜くこともできましたね。そこから自分としてはベストのペースで走っていましたが、石浦さんの方がペースが良くて勝負にならないだろうなということは感じていました。ホンダエンジン勢は、全体的にレースペースに苦しんでいる傾向があると感じています。ピットインを割と早目のあのタイミングにしたのは、ソフトタイヤでこのまま走っていると、ミディアムを履いている人よりもペースが遅くなってしまいそうな感じだったからですね。ピットイン後しばらくして、関口選手が前に出てきたんですけど、ブロックされてなかなか抜けず。その間にキャシディ選手も追いついてきて、団子状態になったところで上手く抜かれてしまいました。ミディアムに交換して最初、アンダーステアがあって、なかなかペースを上げられなかったんですよね。でも、全体としては、今日は自分の持っているものは出せたと思います。ここから1秒レースペースを上げるのは難しい。予選は速いんですけど、レースペースはトヨタエンジン勢の方が速いように思うので、そこを何とか攻略したいです。今回色々トライはしたんですけど、まだまだ。もう少しアピールするレースをしたかったですね。」
決勝5位
No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
「今回のスタート位置を考えれば、いい内容だったと思います。予選までの流れが良くなくて、最後この位置(5位)まで来れたことを考えたら満足のいくレースでしたね。ただ、決勝で速く走ることができるのに、勝てないのは…。なので流れを変えていけないといけないですよね。そのためにも予選で上位に行かないと。予選位置が悪いから、決勝で追い上げていいレースになったね、って言うことになるわけです。だからこそ、まずはつねに上位にいて、チャンスが来れば優勝を狙うというレースをしていかないと。
1周目終わりで最初のピットインをした戦略ですが、ソフトタイヤでの速さが出せるだろうという読みがあったんです。予選後、チームからは2ストップを考えようと言われたんですが、1周目に入るというのは僕が言い出した戦略でした。その他にも色んな案があったんですが、どうせやるなら1周目に入ろうという思いが僕の中にありました。そうする人は多分いないだろうと考えたんです。クリーンエアで走る周回が多いほどいいなぁと。あとは僕が速く走ることができれば、チャンスも巡ってくると思いました。でも、計算上はこの作戦だと速さを出せないってことだったので、チーム的にはどうかなぁという反応だったんです。最終的には自分で決めました。ソフトとミディアムとのタイム差が思ったよりも差があったし、クリアラップもうまく取れていいタイムで走ることができたんです。作戦がうまくハマって良かったです。
次の岡山は去年もいいフィーリングで走っているので、今年のクルマならそこそこ行けるんじゃないかなと思っています。なんとか今季最上位を狙いたいし、その前に予選で上位とちゃんと戦いですね。」