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「ようやくレースをすることができました」
2018年7月11日
「ようやくレースをすることができました」
決勝4位 No.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
昨日の段階で、ミディアムタイヤでスタートすることは決めていました。スタート自体は悪くなかったんですけど、1コーナーでの場所取りが上手く行かなくて、ポジションを落としてしまいましたね。また、ミディアムでは長く走らないのが分かっていたので、もともとタイヤの内圧を上げ気味で行っていたんですけど、想定以上に内圧が上がってしまって、ミニマム周回を走る中でもグリップがなくてツラかったです。ピットには10周を終えたところで入りましたが、本当のミニマムは9周。それでもギリギリ入れたんですけど、安全を見て1周遅らせました。前の周に後ろの誰かが入ったので、前に行かれないようにアンダーカットであの周に入ったんです。ミディアムタイヤの時は、国本選手に2~3秒離されていましたが、ピットアウトした後はビタビタにくっ付いていたので、そこはピット作業含めて悪くなかったですね。後ろに付いていることで、思ったよりもタイヤを使ったとは思いますが、関口選手も僕も、セルモよりはセットアップ的にタレが大きかったと思います。ただ、ようやくレースをすることができましたし、ポイントを獲ることはできました。表彰まではあとひとつでしたが、作戦も良かったと思います。セルモが富士を得意としているのは分かっていましたし、逆に僕らにとってはシリーズの中で得意じゃない富士でポイントを獲れたことで弾みになりました。次回のもてぎは、去年KONDOの山下選手が速かったですし、今年も同じような戦力図ではないかと思っています。でも、僕自身もドライの予選はいいですし、もてぎはなかなか抜けないコースなので、次回のもてぎでは予選でもっと前に行けるように頑張ります。