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第5戦 予選記者会見

2018年8月18日

予選第1位
No. 1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
「ここまで順調に来れてホッとしている」

「普段、(ポイント)ランキングはあまり気にしないんですが、今回、来る前からランキングを気にしていました。なぜかと言うと今年は1レース少ないので1戦1戦の重みが違うというのと、例年と違って結構ビハインドの状況で週末のレースを迎えているので、なんとしてもチャンピオンを獲ることを考えて逆算すると、ここが正念場になる。なので、来る前からエンジニアとクルマのことを細かく話し合ってきました。それがとりあえず結果に表れてまずはホッとしています。
ただ、Q1からとなりの2名(Q1でNo.6 松下信治、Q2でNo. 5 野尻智紀がそれぞれトップタイムをマーク)が、正直”速いな”という印象でした。一方、朝(フリー走行)は自分でぶつかりかけてタイヤを壊しちゃって(最終コーナーで態勢を崩してハーフスピン)。仕方がないので早めにソフトタイヤを履いてセットアップしようと気持ちを切り替えました。なので、ソフト(タイヤ)にクルマを合わせ込むことはできたという自信はありましたし、Q2、Q3のほうが行けるかなと思ったのですが、それでも(Q2では)野尻選手の方が速かったですね。Q3では途中、セクタータイムでプラスの表示が出ていた(自分のほうが遅かった)ので、”これはやられる(前に出られてしまう)かな”という感じでした。コントロールラインを通過して、自分がポールだという自信はそんなにありませんでしたし、無線でも”ポールだよ”と早めに教えてくれなかったので不安な状態でした。とはいえ、大事なのは明日なのでとりあえず今日ここまで順調に来れてホッとしています。
Q3は、コースインしたときKONDOの2台がいましたが、結構ハイペースで(タイヤを)温めていたので、僕は比較的ゆっくり目に行って、周りに誰もいない状況で集中しやすかったです。Q2まではとにかくクリアで走ることを目指してやっていました。去年は後方からの追い上げでしたが、2015年はここでポール・トゥ・ウィンしているし、もてぎはすごく相性が良いし、いつもいい結果で帰れています。トップからだとそんなに作戦でも悩まないので、正攻法で行くんじゃないでしょうか。トップでまさかの2ピット、ですか? そういうのは苦手ですね(苦笑)。」

予選第2位
No. 5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「優勝できるようにベストを尽くしたい」

「昨日から走り出して、新しい取り組みもしながら予選に向けてセットアップを合わせられたかなと思うところもありますが、やはりポール(ポジション)を獲れなかったのはすごく悔しい。なんとしても獲りたかったのが本音です。でも明日の優勝のことを考えたら、スタートラインには立てたのかなとも思うので、優勝できるようにベストを尽くしたいと思います。
Q1のアタックでは他車に引っ掛かったりしていたから、あまり参考にならないとは思います。ただ、松下選手のあのタイム(Q1トップ)は見えてないので…。チームメイトでもどうしてか、わかりませんね(笑)。(Q2からタイムアップしたが)僕の場合、ミディアムからソフトになってもバランス自体さほど変わらず、グリップが上がるのがソフトタイヤだという認識なので、僕にとってはいいことだと思っています。明日のレースですか? 2ストップじゃないですかね? (笑)、もし何かがあれば…でしょうが。」

予選第3位
No. 6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「ポールが獲れたかもしれないので、ちょっと悔しい」

「前回の富士では自分のミスでQ2で敗退したという悔しさがあったので、Q3の3番手というのは満足ではあるのですが、クルマの持っているポテンシャル的には石浦さんと野尻さんと勝負できた、つまりポール(ポジション)が獲れたかもしれないので、ちょっと悔しい状況です。
Q1での速さ(1分32秒298)ですが、僕は最初のアタックで思いっ切り最終コーナーで引っ掛かって、33秒3だったのでヤバいと思いました。で、2回目のアタックで(2位との差が)コンマ4秒くらいだったのですが、特別な”エキストラ・パワー”でやっているわけじゃなく、野尻選手とデータも比較してやっています。逆に(Q2以降の)ソフトでタイムが上がらなかったので、そこを解明したいですね。まだよくわかってません。決勝では石浦選手がスタンダードに行くというので、僕も同じように勝負しようかな。まぁ、まだこれから考えていきます。」

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