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ポイントランキングトップ3インタビュー
2018年9月9日
予選5位
ポイントランキングトップ No. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)
「ミスのないパーフェクトな予選ができた」
「今日の予選を振り返ると、クルマ自体のペースはあまり良くなかったんだ。でも、僕自身はQ1から、Q2、そしてQ3と全アタックでまったくミスのないパーフェクトな予選ができた。今回、Q3ではオーバーテイクシステムを使うことができたけれど、うまく使えたし、Q3を走ったどのドライバーも同じように使ったわけだから、正直、別にどうってことはなかったね。
チャンピオンシップを考えると、トップ争いをしているふたりが予選でうしろになったけれど、レース自体はどうなるかまだわからない。というのも、第2戦のオートポリスは3番手からスタートする予定だったのにキャンセルになってしまったし、明日もどうなるのかわからない。天候の行方だけは変えようがないし、誰にもわからない。ただ予報によると午後に向けてだんだん状況が悪くなるということだから、願わくば午前中にレースができるといいのにね」
予選10位
ポイントランキング2位 No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)
「レースはやるものだと思っていますし、そういう心持ちでいないと気持ちが切れる」
「朝から雨の中でのバランスは余り良くなかったですね。アンダーもオーバーも出て、全体的にグリップが足りない感じでした。もちろん、予選に向けて対策はしましたが、Q1は余り良くなっていなくて、そこからセットを変えたら、Q2は良くなったんですけど、ちょっと足りなかったですね。Q1では、赤旗の再開後、ニュータイヤをすぐに使いましたが、残り時間を見たのと、次にいつ赤旗が出るか分からないので「履ける時に履いておこう」と。そこからずっと走っていたので、回りの状況は分かりませんでしたが、バランスが余り良くなかったので、「Q1で落ちたかな」と思ったんですけど、運よく通れて良かったかなという感じでしたね。Q2でのバランスの細かいところは余り言いたくないですけど、Q2に向けてアジャストして良くなりましたし、相対的にも良くはなったんですけど、ちょっと追い込みが足りなかったですし、朝のフリー走行から見て、欲しい所まで手が届かなかったなっていうのが結論ですね。
ランキングで争っている選手が前にいるので、いい状況ではないですけど、それが今の実力だし、明日レースをやれば頑張ってポジションを上げたいと思います。今回が最終戦ではないので、最終戦までにチャンピオンシップを争える位置にいられればな、と思っています。今日、彼らの前にいられれば良かったなっていうのは、そんなの今回だけじゃなくて、全部のレースで同じ。今日の予選はもう終わったことなので、あんまり考えたくないですね。明日、予選上位にいる人たちは、レースをやりたいでしょうし、セーフティーカー先導でもレースが成立してポイントが取れれば彼らにとってはいいでしょう。その点、今の僕の立場で言えば、複雑な心境ですけど、レースはやるものだと思っていますし、そういう心持ちでいないと気持ちが切れちゃうので、頑張って追い上げたいです」
予選9位
ポイントランキング3位 No. 1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
「とにかくタイヤが温まらなかった」
「(Q2の)アタックは決まりました。決まりましたけど、(Q2の)トップとは1.2秒くらい差があったので…。コンディションに対して何か読みを間違えたんでしょうね。いっぱいいっぱい(のアタック)です。タイヤもニュー(新品タイヤ)でアタックしています。逆に関口(雄飛)選手とかは、Q1で落ちそうだったところから、最後はああなっている(ポールポジション獲得)ので…。ウチとかルマンとかが逆の方向だったんでしょう。(コース上の)水が急激になくなってしまったのですが、ウチのタイムは朝(のフリー走行)の水があるときよりも遅かったんです。水が減っていって、逆に(タイヤが)グリップしなかったんです。Q2では4周走ってアタックしたんですけどね。水が減ってきたときにグリップが上がったクルマとそうじゃなかったクルマがいた、ということです。
まぁ、原因はだいだいわかっています。最後は(コース上に)ドライパッチが出ているので、結構(コンディションが)変わるというか、グリップ感が違う状態になるんです。そうするといろいろと(セットを)変えなきゃいけないんですけど、それが逆方向だったんでしょうね。とにかくタイヤが温まらなかった。みんなゆっくり温めている意味がわかりませんでした。ニュータイヤでアタックしたQ1でも、チェッカーの周にようやくタイヤが温まるという感じでした。なのでQ2は7分で足りないじゃないか! って。真っ先にコースに出て飛ばしていったんですけどね。まぁしょうがないですね」