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全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 予選後コメント
2017年8月20日
予選1位 No. 4 山下健太(KONDO RACING) 「ギリギリポールを獲ることができた」
うれしいです! 今日はQ2が思ったよりうまくいかなくて、3番手だったんですがクルマのバランスは悪くはありませんでした。なのでうまく決めることができればQ3は行ける、と思ってがんばりました。ところが、1コーナーでロックしちゃって…。ダメかなと思ったのですが、なんとかギリギリポールを獲ることができました。
Q3のウォームアップ時にコース上でスローダウンしたのは、前が詰まってしまったからなんです。ただ後ろからも先輩ドライバーたちが来ていたので譲りました(苦笑)。でもスローダウンによってタイヤを冷やした感じになったのか、それで1コーナーでロックしたので、譲る必要なかったですね。ソフトはバランス的にはミディアムと変わることはなかったんですが、自分のクルマ的にはミディアムのほうが合ってたように思いました。ソフトではトラクションが若干少ないように感じました。決勝に向けて気になるのは、スタートです。今週1度もスタート練習していないので、正直タイヤよりもスタートのほうが気になっています(笑)。
予選2位 No.18 小林可夢偉(KCMG) 「このポジションで戦うことができてすごく良かった」
今週はクルマ的にもいいところからスタートすることができたので、ちょっとずつクルマを良くしていって、最終的にはこのポジションで戦うことができてすごく良かったと思います。もてぎでこのポジションを獲ったというのは、シーズン残りに向けてもすごくポジティブなことなので、あとはレースでうまくこなしてさらにクルマも良くなっていけばな、と思います。
今回、予選に向けてソフトタイヤをスクラブしたんですが、使ったことがないタイヤだったし、周りのチームでしていたところもあったのでそうしました。決勝はどうなるか正直わからないですね。今日はスタート練習で一度も決まっていないし、ロングランを誰もやっていないし、行き当たりばったりになるのかなとは思う反面、ソフトタイヤが持つとも思っています。早めにミディアムタイヤへ交換するドライバーが出てくると思うので、状況を見て判断すればいいと思っています。
予選3位 No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 「一気にビックポイントを獲りたい」
ひと言でいうと、残念です。Q2はまぁまぁ自分の走りができました。コースレコードも獲れてうれしいので、来年もうソフトタイヤを使わなくてもいいかなと(笑)。そのくらいクルマの調子が良かったです。Q3はコースインするタイミングが早かったかなというところがあって…。後からコースインした人の動きまでは読めないので。大きすぎるくらいのマージンを取らなければ、最終コーナーで引っかかることもあるんだなと。結果、ウォームアップのペースを上げることができませんでした。ただ、それは後ろを走っていたとしても同じなので、力を出しきれなかったということです。それでも決勝はいい位置からスタートが切れるし、まだポイントを獲っていないので、一気にビックポイントを獲りたいです。
ソフトタイヤのスクラブですが、よそのチームがやっているのは知っていました。ただ僕らのチームは他にもやることがたくさんあって…。そこまで手が回らなかったというのが答えです。決勝の戦略は正直よくわかりません。なのでエンジニアに任せ、僕は走るだけです。