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2018年最終戦「フライデーミーティング」
2018年10月26日
毎年最終戦が開催される週末金曜日に行われる金曜会見、通称「フライデー・ミーティング」が今年も鈴鹿サーキットのラウンジにて開催された。今年のフライデー・ミーティングには最終戦に「自力優勝」の権利を持つ3選手、ニック・キャシディ(KONDO RACING)、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、山本尚貴(TEAM MUGEN)が揃い踏み。駆けつけた大勢のメディアの前で会見を行った。
ランキング1位:29ポイント
No.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)
「僕にとっては、これまでミスのない完璧なシーズンを過ごすことができています。そういう意味ではとってもうれしいです。もちろん、今週末もこれまで同様にミスなくいいアプローチをしてレースに挑みたいですね。一方で残念だったのは、オートポリス戦(註:天候不良で決勝が中止 に)だったんですが、もう過ぎたことなので。今週末もしっかりとベストを尽くしていきたいと思います」
ランキング2位:25ポイント
No.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
「今年は開幕3戦を終えた段階で全然(存分な)ポイントが獲れておらず、かなり(タイトル争いに関しては)”ノーチャンス”かなと一瞬思いました。(第4戦)富士からいい流れになってきて、こうやって最終戦でチャンピオンシップを争って、こういう記者会見に来れているという段階で、うまく挽回できているということですし、また(タイトル獲得の)チャンスが残せて良かったと思っています。毎年やっぱりチャンピオンシップ(獲得)の権利を残して最終戦に来るのを目標にやっているので、そういう意味では順調に来れてるかなと。去年(の最終戦)はポイントリーダーながら、天候や台風の影響もあって緊張していた部分もありましたが、(今年は)ビハインドだと気楽な部分もあるので、最終戦は失敗を恐れず楽しんでやりたいなと思っています」
ランキング3位:24ポイント
No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)
「開幕戦とSUGOと2勝することができて、幸先のいいスタートを切ることができましたが、シーズン中盤は失速しましたし、ポイントの取りこぼしもありました。その中でこうして最終戦を迎えるにあたり、チャンピオンシップ(獲得)の権利を持ち、その中にいられることが逆にラッキーだなと思っている部分が正直あります。中盤の取りこぼしがあった中で、こういう場にいられることは逆にチャンスをもらったと思って最後は思い切ってプッシュしたい。こういうチャンスは毎年来るわけではないと思っているので、(タイトルを)何が何でも獲りたいと思っています。SUPER GTもそうですが、権利を持って最終戦に迎えられるということに対し、そういう環境で戦わせてもらっていることの歓びと、チームやホンダへの感謝の気持ちを持って、最後は全力で戦い、チャンピオンを獲得できるように頑張りたいと思います」