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SF19へのヘイロー装着、正式決定
2018年11月6日
2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権が開催された10月26日金曜日、ランキングトップ3ドライバーによる「フライデーミーティング(金曜会見)」に続いて行われた、株式会社日本レースプロモーション(JRP)の会見で、来季より採用されるSF19へ、ドライバー保護デバイス「ヘイロー」を装着すると発表した。会見に臨んだ上野禎久取締役SF事業本部長は、「これまで、富士、SUGO、もてぎと3回の公式テストで「ヘイロー」を装着し、導入を検討してきた。都合10名のドライバーに視認性を確認してもらい、シリーズ戦を行うサーキットでの使用(に適正かどうか)を確認した」とし、結果、「ドライバーからも視界的には問題ないと言うことだったので、導入することを決めた」とコメント。
これまで「ヘイロー」を装着してテストに臨んだのは、富士スピードウェイでは石浦宏明、国本雄資、山本尚貴。ツインリンクもてぎでは中嶋一貴、J・ロシター、伊沢拓也、N・カーティケヤン。スポーツランドSUGOは関口雄飛、平川亮、塚越広大。そして最終戦後に行われた鈴鹿サーキットでの最終開発テストでは、大嶋和也、小林可夢偉、野尻智紀、松下信治、等が参加し、最終的には全14名のドライバーが、各サーキットでの視認性確認テストや、脱出テストなどを行った。各ドライバーからは異口同音に「乗り降りが若干面倒だが視界には全く影響ない」「ドライバーの安全性が向上するのであれば付けない理由は無い」など、「ヘイロー」装着に対し好意的な意見を述べていた。
来季より導入される新型シャシー「SF19」は、全車ヘイロー装着で新たなシーズンを迎えることとなる。