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「2018年JAFモータースポーツ表彰式」
2018年12月1日
国内のすべてのモータースポーツシーズンが終了した11月30日(金)、都内ホテルで国内モータースポーツを統括するJAF(日本自動車連盟)の「2018年JAFモータースポーツ表彰式」が行われ、全日本選手権各部門の上位入賞者が表彰された。
表彰式典の最後におこなわれた「2018全日本スーパーフォーミュラ選手権」の表彰式。ドライバー部門ランキング上位6選手とチームチャンピオン、メカニック賞がそれぞれ表彰され、 2018年ドライバーズチャンピオンの山本尚貴にはJAF矢代隆義会長よりJAFチャンピオン杯が、ランキング2位のニック・キャシディ以下、石浦宏明、関口雄飛、平川亮、中嶋一貴の各選手には記念の盾が贈られた。またニック・キャシディ、山下健太を擁してチームタイトルを獲得したKONDO RACINGの近藤真彦監督にはタイトルトロフィーが授与されたほか、メカニック賞はTEAM MUGENに贈られた。
日本人ドライバーとしては2003年の本山 哲以来二人目となる、同一年に国内トップカテゴリーである「スーパーGT」と「スーパーフォーミュラ」の2冠を達成した山本尚貴は壇上で「自身2度目のチャンピオンを獲得することができ、やはりこのトロフィーには重みを感じますし、スーパーGTと共に国内最高峰カテゴリーを2つ獲ることができてドライバーとして嬉しく思うとともに、やはりこうした結果はhondaとチーム、メカニックをはじめとするスタッフすべての方々の力があってこそですので、すべての方々に感謝したいと思います。」とタイトル獲得の喜びを語った。
KONDO RACINGの近藤真彦監督は「素直に嬉しいです。ここまで何度もやめようかと思うくらい、つらい時期もありましたけど、チームのみんなに支えられ、色んな方々の支援があってここまで来れました。最終戦ではニック(・キャシディ)にドライバータイトルを獲らせてあげたかったんですが、1ポイント差で獲れませんでした。来年に向けて課題を残して、また頑張っていきたいと思います。今年一年間ありがとうございました」とコメント。
全日本スーパーフォーミュラ選手権は、12月5日・6日の2日間にわたり、海外からも多くの有望ドライバーが参加して「合同テスト・ルーキードライバーテスト」を鈴鹿サーキットで実施し、年内全てのスケジュールが終了。来る2019年からは、新型シャシーSF19によるシーズンがスタートする。