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セッション初日 ドライバーコメント
2018年12月6日
No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
「チームのことは元々よく知っているし、合わせるのに時間はかからなかったよ。ただ、システムとしては違う部分もあるから、そこは学ばなければならなかった。だから、午前中のセッションは、あまり頑張ってプッシュしないで、クルマのことを学んでいたんだ。そして、午後のセッションになってから、プッシュした。クルマはすごく良かったし、午後のセッションにはミディアムタイヤで出したタイムで、かなり長い時間トップにいることもできていたし、とてもいいフィーリングだった。KONDOのクルマとはまた違う感触があったよ。来季用の新しいスペックのタイヤも履いたけど、すごく良かったね。タイヤが幅広になって、フロントのグリップが上がっているんだけど、僕自身、フロントのグリップが多いクルマが好みだし、自分のスタイルにあっていると思った。ヨコハマタイヤは、とてもいい仕事をしてくれるよ。とにかく今日は走るたびにいい感触だったし、最終的には7番手という順位だったけど、実際にはそれ以上の手応えがあったね」
No.15 ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)
「鈴鹿のコースは素晴らしかったし、すごく楽しめたね。鈴鹿は色々なタイプのコーナーがあるコースだけど、今のところ、僕は少しセクター1で苦しんでいるんだ。他のセクターはいいんだけど、セクター1に対しては、もう少し仕事を進めないと。また、クルマもすごく良かったよ。F2より全然いい(笑)。だから、正直言って、来年がとても楽しみだ。ただ、これまで自分が使っていたものと、タイヤが全く違っているから、慣れるまでにもう少し時間が必要だと思う。もう少し経験が必要だと思うんだ。どうやったら、もっとタイヤをよく作動させることができるかっていうことを掴まなくちゃならない。午後のセッションでクラッシュしてしまったのは、ちょっとプッシュしすぎたから。ターン7でスナップオーバーステアが出てしまったんだ。限界を掴むっていう意味で、今日はいい1日だったよ(苦笑)。明日も、午前中はドライコンディションのままであって欲しい。もう少しロングランもしたいし、走行のリズムを掴むための時間も欲しいから。その仕上げに、ニュータイヤも履きたいからね」
No.5 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「あくまでも今回はテストということでチャンスをいただいて、TEAM MUGEN以外のチームのSF14に初めて乗せていただいたんですけど、非常にいい経験をさせていただきましたし、初めてのチーム、初めてのクルマだったんですけど、流れとしても良かったと思いますし、最後トップ3に入れたということで、自分としてもいい1日を過ごせたと思います。ただ、今回のテストは、普段のテストと違って、条件がフリーだったので。ニュータイヤもミディアム、ソフト、2019年のタイヤとありましたし、ウォーマーを使えるということもあったり、条件が人によってバラバラなので、一概にこの結果がこの通りの実力ではないと思うんですけどね。でも、僕はウォーマーを一度も使いませんでしたし、レギュレーションの範囲内でやった中でマークしたタイムであり、順番なので、いい1日だったのかなと思います。また、自分の経験と引き出しを増やせた1日だったので、こういう機会をいただいて、ダンディライアンさんに感謝しています。2019年のタイヤは、よくフロントがグリップしているなと思いましたけど、クルマが来年変わった中でドライブしないといけないので、今回は「味見ができた」ぐらいですね。来年のクルマで履いたらまた感触が変わるでしょうし、今回は参考程度という感じですね」