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テスト2日目ドライバーコメント 福住仁嶺、関口雄飛
2018年12月10日
No.6 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)初日総合トップ、2日目総合6番手
「今回、テストだけですけど、チームの雰囲気にも慣れて、エンジニアさんとのコミュニケーションも全然上手く行っています。あとは、来年クルマは変わりますけど、僕自身がこのクルマの勉強をもっと。もう少し引き出せるところを、もっと分かるように、今回クルマのセットアップも色々やって、エンジニアの吉田(則光)さんにも色々教えてもらいながらやっていました。タイムモニターで常に上にいるのは大切なことですけど、今回は内容重視。僕がちゃんとこのクルマのことも分かって、タイヤのことも分かって、来年の初戦から勝負できるように、今回色々なテストをしたという感じです。クルマのバランス自体は、今回もTEAM MUGENさんで乗っていた時も、そんなには違わないのかなという感じでしたけど、ニュータイヤを履いた時とか、グリップのピークを出す部分では、今回の方がより感じられたかなというのはありました。初日、トップタイムを出した時は、(タイヤに)ウォーマーはかけています。チンチンに温めたというのではなく、ヨコハマタイヤさんの設定温度みたいなものがあったらしくて、それに合わせるためにやっていただけですね。中をしっかり温められるようにということで。でも、アタックラップでのタイムは思った以上に出ませんでしたね。自分の中でも、もう少し詰められたかなというところが正直あります。S字の中も多少あると思うんですけど、セクター2のデグナーとかも。関口(雄飛)さんがたまにSNSに載せているオンボードとか見ていると、やっぱり僕より全然イっている感があるので、そういうのを見るともっと上げられるところがあるのかなって思います。そこは今後、もっと煮詰めていきたいですね。2019スペックのタイヤは、2日目の午前中に履かせてもらいました。もっとバランスが変わるのかなと思っていたんですけど、そんなにバランスが変わるということはなかったですね。フロントは多少グリップが強くなると思いますけど、それぐらいでしたね」
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)初日総合8番手、2日目総合2番手
「今回のテストでは、来年用のタイヤが1セットいただけるということで、その雰囲気を見て、どういう傾向にあるかっていうチェックと、あとはそれを来年使うので、クセを把握して、それをセットアップでどう対応していくかっていうところがメインでした。まあ1セットしかなかったですし、今日雨の可能性があったので、昨日の午前中セッションの半ばに、早めにそれを履いちゃって。その後、そのタイヤで1日ずっと走っていたので、結構古くなって、今日はそれを使っていません。だから、今日は何のテストなのかなっていう感じなんですけど(苦笑)。2019スペックの感触はあんまり良くなかったですね、自分たちのクルマには。フロントのグリップは上がるんですけど、やっぱりオーバーになってしまって。それをセットの方で消していく方向で、アンダーの方に振っていくと、切り始めはアンダーで、コーナーに入っていくとオーバーになっちゃって、何か上手いところを今見つけられていないかなっていう。2日目は、今年の振り返りとおさらいでした。こういう時は、これでやろうっていつも決めていたセットアップの方向性が、ホントに正しいのかどうかの確認ですね。それを1つずつやっていきました。でも、まあ、(思っていた)その通りだったので、良かったのか悪かったのか(苦笑)。また、来年も頑張ります」