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チャンピオン記者会見 第7戦 鈴鹿

2017年10月23日

Q.石浦選手は2度目のタイトルとなりましたが、1回目と比べて気分はどう違いますか? また、0.5ポイント差という薄氷を踏むようなタイトル決定でしたが、どのレースがタイトルの決め手になったと思っているでしょうか?

そうですね。2年前は、僕にとって実際岡山が初優勝で、そこからあれよあれよという間にチャンピオン争いをするということになりました。初優勝した5月のタイミングでは、チームも誰も僕がチャンピオン争いをするとは思っていなかったと思いますし、そういう中で、今よりはるかに緊張していました。最終戦前の菅生ぐらいから、すごく緊張していたのを憶えていますし、自分のレースキャリアにとっても1回タイトルを獲る、獲らないは大きな違いだとやっぱり思っていたので、ホントに身体が動かないじゃないですけど、そういう感覚がありました。その点、今の方が正直自信を持っているので、そこまで緊張することもなく、とにかくしっかり自分の力を出して、チームと一緒にクルマを作り上げて行けば、いい戦いができるとは思っていました。さっきも取材でちょっと答えていたんですけど、ピエール・ガスリー選手にとても才能があるというのは誰もが分かっていることで、チャンピオンを獲ろうが獲るまいが、実力があると、僕も分かっていますし、リスペクトしています。

結局、ちょっと特殊なレースになってしまったので、できることをやった上なら、(どっちが獲っても)仕方がないかなと思っていました。今シーズン、自分としてはいい戦いをしてきたという自信は持っていたので、落ち着いて今週はレースに臨めていたかなと思います。(タイトル決定に効いたのは)もてぎ戦じゃないですかね。去年から2スペック制が導入されましたけど、今シーズンは本当に見ているファンの方にも見応えがあるレースだったでしょうし、僕らにとっても難しくもあり、戦略の幅が広くなるものでした。あのもてぎのレースでは、一時最後尾まで下がりましたが、そこから3位が目の前っていう状況でゴールしましたけど、自分たちでもあそこまで上がって行けると予想していたわけではありませんでした。ただ、諦めずに行けたことと、決勝ペースでしっかり強いクルマをエンジニアが作ってくれたので。今シーズン、予選に関しては、P.Pは1回だと思います。前回、チャンピオンを獲った時は、予選でもっと速いクルマだったので、そこは今年少し悩んでいたところもありました。でも、逆に決勝に関してはすごく強いレースができたかなと思います。その中で、強いて言うならもてぎ戦ですけど、その他のレースでも一旦下がっても決勝でしっかり這い上がって行けたっていうところが、鍵だったと思います。2015年に獲った時は、正直、余りオーバーテイクをした記憶がないんですけど、今シーズンは結構オーバーテイクした記憶があるので、そういう意味では、自分の中でも課題としていたところに、チャレンジできた1年だったかなと思います。

Q. GP2のチャンピオンや参戦ドライバーがスーパーフォーミュラに挑戦する機会が増え、今年はハイレベルな戦いになったと思うが?

レースのために海外に行って、向こうで初めて会う人と仕事をする難しさというものを僕も知っているつもりです。一方、(外国人選手が)日本に来て、さすがにパッと勝たれることはないだろうとか、いい成績を出すことはあってもチャンピオンシップ(獲得)は難しいだろうと思っていたのですが、完全に想像を上回るペースであっというまに来ましたね。例えば、(ピエール)ガスリー選手は、(第4戦)もてぎでクラッシュ(土曜日の専有走行)したのを見ましたが、そこから優勝したし、フェリックス(ローゼンクヴィスト)選手は、うちのチームでは想像していなかったような作戦をきっちりやり遂げて僕の前でゴール(第5戦オートポリスで2位)したりとか、ちょっと世界レベルを見せてもらったような気がします。素直にスゴいなと思うことをたくさん見ることができました。それにふたりはスタートもすごく良かった。さっきの予選中でさえ、オンボード映像をモニターで見ていたのですが、すぐ僕も真似したくなるような部分もありましたね。去年のストフェル(バンドーン)選手もそうでしたが、雨の中で独特の走りをしたりとか。僕らは経験がたくさんあって、(日本国内の)サーキットを走り慣れてはいますが、慣れているからこそ気づかない部分もあるので、そういうところを見せてもらえたのはすごくいい刺激になりました。

 

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