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第2戦決勝後コメント 牧野任祐 福住仁嶺
2019年5月21日
決勝4位
No.65 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
「クラッシュをした後なので、ポイントが獲れたのは良かった」
「今日は表彰台は行けたかなというのが正直なところです。まぁ途中で雨が降るとか、スタート前に突然バーっと雨になるとか、色んな可能性があった中で、僕らはフルタンクでスタートしていました。なので、結局ピットストップしたときに、給油の時間とタイヤ交換の時間を考えると余ってしまう時間があったので、それがすごくもったいなかったと思いますね。そこ(スタート時のガソリン搭載量)をもっと軽くできていたら、たぶん(2位争いをしていた)国本(雄資)さんを抜くのもあんなに時間がかからなかったと思うんで…。まぁ「タラ・レバ」ですけどね。
スタートタイヤの選択に関してですが、ソフトタイヤを選んだのは、別に順位も上じゃないしみんなと反対のことをしようと思っていたからです。それは別に良かったと思っています。今回、僕の場合は昨日の朝(フリー走行1回目終盤)に結構大きいクラッシュをした後なんで、しっかりポイントが獲れたのは良かったと思います。でも、ポイントを獲るためだけにレースをしているわけじゃないし、もちろん優勝目指して戦っているので、次回はまたいい結果が出せるように準備したいと思います。幸いクルマのセット等はかなり見えてきているので、次に向けてはすごくポジティブな気持ちです」
決勝5位
No. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「いいレースができたとポジティブに捉えて、今回の結果を受け入れる」
「僕らはミディアムタイヤでスタートして、できるだけ早くソフトタイヤに換えてそのあとはずっと引っ張ろうという作戦でした。スタート自体はそれほど悪くなくて3位ポジションキープで、ペース自体もそんなには悪くないなというフィーリングで走っていました。で、セーフティカーが入ったのですぐピットに入ってタイヤ交換したんですが、そのときに中嶋一貴さんに前に出られたんです。マズいなと思ったんですが、セーフティカー明けのスタートですぐに抜き返すことができました。さらに坪井選手も抜けました。なので、『もしかしてイケる(トップを獲れる)かも』という思いで走っていたんですが…。
ただ、ガソリンがすごく重いときのペースがあまり良くなくて。あとは前の選手に詰まったりもしたので、ペースを上げることもできませんでした。その後、一貴さんに抜かれそうになったんですが向こうが行き過ぎちゃったこともあり、僕はラッキーにもポジションキープでいけました。
ただその後は、誰かの後ろについた瞬間からまったくペースを上げることができなくて…。後半セクターの高速コーナーでダウンフォースが抜けてしまい、なかなか抜けなかったですね。上手い選手はそういうところでも抜けるので、それは今回の僕が足りなかった部分ですね。ただ、この戦略(セーフティカーがコースインした周にピットイン)を採ったドライバーとしてはトップの結果で終わっているので、それを考えると悔しさもあります。今回のレースで、SFは戦略が本当に大事だなと感じました。
ただ5番まで(順位を)戻したことは良かったかな。とはいえ、抜くのに戸惑った部分があったからこそ5位で終わってしまったのかも。でも今回は初SFポイントだし、久しぶりにいいレースができたとポジティブに捉えて、今回の結果を受け入れます。次は4年ぶりとなるSUGOなので、最終コーナーで首が倒れないようにがんばります(笑)」