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坪井&ニューウェイ サタデーミーティング初登場
2019年5月21日
5月18日(土)、午後0時30分から恒例のサタデーミーティングが行われ、今年スーパーフォーミュラにデビューを果たしたNo.39 坪井 翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)とNo.51 ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing team with motopark)が登場した。
開幕戦鈴鹿では、予選Q1開始早々にコースアウトした坪井選手。「ホロ苦いデビュー予選になってしまった」と振り返ったが、「決勝ではスーパーフォーミュラがどういうものかを理解するために、しっかり走り切ることが目標」という気持ちで走った結果、「オーバーテイクもできたし、抜かれることなく5位で終われたのですごくいいレースだった」と笑顔を見せた。一方、オートポリスについては「ドライでもウエットでも、そんなに悪くないのかな」という印象を持っていると語った。
一方、ニューウェイ選手は、開幕戦で予選・決勝ともに思うような結果を残せず「心が折れた」そうだが、「日本の皆さんが歓迎してくれて、応援してくれていることに対してはとても感謝している」とした上で「レースをやって自信もついたし、いい勉強になった」と初レースの感想を述べた。また、レッドブルのシミュレータを使い、事前にオートポリスを練習したそうだが、「本物と(シミュレーターとでは)かなりかけ離れていたので、セッティングをアジャストした」のだとか。実際に走り、「このコースはとても気に入っている。ランオフエリアが少ないところもチャレンジング」と楽しみを見出していた。土曜日は朝のフリー走行から雨での走行になったが、これに関しては「ヨーロッパのレースで装着していたタイヤがとても硬いものだったが、それに比べてSF19のレインタイヤはとても柔らかく感じるし、グリップ力も高い」とウェットコンディションでの走行を振り返った。
この後、日本レースプロモーション代表取締役社長の倉下 明氏が、今シーズンのルーキー資格の変更について説明。「前年までに累積で4戦以上の決勝出走経験者はルーキーから除外」するという。「どこまでを新人(ルーキー)とするか」を検討した結果であり、これにより、新たにNo.15 ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)選手がルーキーの資格を得ることになり、一方で今シーズンからフル参戦となったNo. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はルーキー枠から外れることになるとアナウンスされた。