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決勝4位
No.64 アレックス・パロウ（TCS NAKAJIMA RACING）
「ポイントも獲れたし、ポジティブにとらえてる」

「決勝ではスタート直後から全体的にペースが良くなかったんです。中盤を前に数周ペースが落ちたのは、トラブルでもなんでもありません。タイヤのデグラデーションのせいですね。とりわけ僕らはクルマのバランスがあまり良くなかったんです。
逆に後ろのリョウ（平川 亮）がとてもいいペースで走ってましたね。スタートから5周を過ぎると、彼が僕のだいたい1秒くらいの差で後ろにつけるようになったのを知って、彼が僕よりも速さがあることを確信しました。それにクルマもバランスが良さそうだったし、戦略もそう。何より、彼がいい走りをしていました。
今回、僕らにとっての問題点は低速コーナーでのスピードが足らなかったことです。次の岡山では同じ用に低速コーナーがあるので、問題点をクリアしないといけませんね。レース中は次々と後方から追いついてきたので、『また来た。あ、また来た……」ってつぶやいていました（苦笑）。
優勝はできませんでしたが、4位、トップ5内でレースを終えることができたのは良かったと思っています。選手権争いを考えても悪いことじゃありません。ポイントも獲れたしポジティブにとらえています」