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N.キャシディ、山本尚貴、予選後コメント
2019年9月29日
ランキングトップ 予選10位 No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
「ポイントを取ることを諦めてはいない」
「Q1はとても速かったんだけど、実はQ2でもすごくクルマは良かったんだよね。これまでミディアムでは、あまり良くなかったけど、Q1では2番手のドライバーに対してコンマ4秒という大きな差をつけられた。朝のフリー走行でも、古いソフトタイヤで走っていて、ほとんどずっと2番手だった。セッション最後は新しいソフトタイヤを履いたドライバーがいたから最終的には6番手だったけど、問題ないと思っていたよ。13秒4、13秒6というタイムを立て続けに出せていたから。きっと今日はPPが獲れると思っていたんだ。でも、タイミングが悪くて、前にいたクルマに最後の3つのコーナーで引っかかってしまったんだ。ウォームアップの間に、充分間隔は開けていたんだけど、僕の前にいたドライバーが1回アタックした後、クールダウンラップを挟んでいて、そこに引っかかってしまったんだよ。僕はそこについていく形になってしまって、2周目のアタックに行くこともできなかったんだ。このコースは簡単に抜くことができないから。だから、とても欲求不満が残っているよね。決勝でもオーバーテイクは難しいだろう。それに規則が変わったから、今までのように人と違ったストラテジーを獲ることはできない。でも、僕はまだポイントを獲ることを諦めていないよ。10番手からのスタートだから、ポイントを獲るためには、少しラッキーも必要だと思うけどね」
ランキング2位 予選16位 No.1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「タイトル争いに持ち込めるよう、踏ん張って終わりたい」
「ちょっとうまく乗れませんでした。前日の専有走行や朝のフリー走行からフィーリングが変わってしまった部分もありますし、変えてしまった部分もありますね。うまく乗れなかったとしか言えないです。
午前中(フリー走行1回目)では、ミディアムタイヤを装着してなかったのですが、昨日(専有走行)のミディアムでの走行は調子は悪くありませんでした。ソフトタイヤで調子が良かったので、ミディアムでもある程度行けるかと思っていたのですが……。うまく走れませんでした。
決勝に向けてですが、幸い(シリーズタイトル争い中の)ニック(キャシディ)もQ2で敗退して、決勝グリッドが近いところにいるわけですが、今回はレギュレーションによって戦略の幅が狭まってしまったので、なかなか動きも取りにくいと思います。ですが、できる限りのことをやって、なんとか最終戦へとタイトル争いを持ち込めるような展開に持ち込めるよう、踏ん張って終わりたいと思っています」